第4話 スタート

天使「どうやら転送された見たいだね」


闇野「?!急に出てくるなよ」


天使「第一回のステージは渋谷だね」


無視かよ…まぁでもそういう事か


闇野「こんな急に送られるのか…てか急がないと!」


天使「何で?!急に走り出すの?!」


闇野「そんなの簡単だろ?」


天使「……分かんない」


闇野「多分このゲーム1番生き残るのがムズいのは、初回だ!」


天使「そうなの?!」


ゲームマスターが知らなくてどうするんだよ…


闇野「だってここに沢山のプレイヤーが集まってる、この状況で1番まずいのは乱闘による敗北か、漁夫の利だ…なら探すのは…」


マンションかビルだ!


天使「ここってマンション?確かにここなら良いかも知れないけど戦わなくて良いの?数減らないと進まないよ?」


闇野「勝手にやってろ、少なくとも今戦っても不利益が多すぎる。やるならもっと数が減ってからだそれに…能力で出来る事も調べないとな」




そして俺達はマンションの最上階に入り安全を確保した。




障壁、殴る蹴る位じゃ壊れない、複数枚の展開も可能、四角、丸っと結構形替えられるな、面積によって強度も変わる小さければ小さいほど強度は上がるっと


闇野「まぁこんなとこだな、取り敢えず部屋を障壁で囲ってと…」


天使「そんな事したら窒息死するよ?!」


そうこの障壁、空気も通さないので全方位囲ったら窒息死するのだ!


闇野「でも大丈夫ちょっと穴開けてるから」


そう!虫かごの様に少し穴を開けることで窒息を防いでいるのだ!


天使「単純だった」


闇野「まぁこんな茶番はさて置き、次はどうするか…」


安全地帯は確保出来たし、ここで人が減るのを待つ?


どのくらい減るまで待つかも重要だ、まぁそれは減り具合を見てから…後は食料か、飢え死にはしないが、空腹の概念はあるっぽいし取り敢えずある程度待機して安全そんならコンビニでも探すか…そんなことを考えていたその時!




ドゴゴゴゴ!!




闇野「?!」


何だ?!地震?そういうギミック系もあるのか?!


天使「どうやらビルが崩壊したみたいだね」


窓を見ると確かにさっきまであったビルが倒壊していた


天使「今ので10人は逝ったかな?」


闇野「マジか…てか今このフィールドに何人いる?」


天使「大体100人かな?今ので90人になったけどねw」


笑ってる場合かよ…あんなヤバい能力を持った奴まで居るのか、もっと気を引き締めないと…


斎藤「助けて〜」


外から声?




次の瞬間




マンションの屋根が吹き飛んでいた…


闇野「……はぁ?!」


障壁ごといかれた?!最も耐久あると思ってたのに、てかヤバいさっき俺の前に消えてくプレイヤーがいたって事は…これは流れ弾で今攻撃した奴は別に…


剣「ん?こんなところにも雑魚がいたか」


眼の前にいたのはメガネを掛けたイケメンだった…あれだ、生徒会長タイプ、顔がキリッとしてて、風紀委員見たい、それに何か木刀持ってるし、妙にしっくり来るんだよな〜ってそんな事考えてる暇ねぇぞ?!


これ次確実に死ぬ!さっき障壁は多分斬られたから防御は出来ない…なら!


闇野「障壁で押し流す!!」


剣「くっ!雑魚が」


良しまず距離を取れた後は後ろから逃げれば…


剣「逃さんぞ!ビルごと吹き飛ばす!!」


?!そんな事出来るのか?!まずい…


剣「出力最大!一刀両断!!」


ビルの下が壊れた?!ヤバいこのままだと連鎖崩壊する?!


闇野「シールドキュー……」




ゴゴゴゴゴ




ビルは完全に崩壊した




剣「雑魚が、この剣真つるぎまことに出会ったのが敗因だな…」


剣は瓦礫を見ながらそう呟いた…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る