第七章 バッドエンドのエピローグには女子会ぐらいが丁度いい その①
夏休みも終わり、二学期が始まって早二週間。
退屈な日常は当たり前に、そして足早に過ぎ去っていく。
本日も学業という名の辛いお勤めを果たした私、佐藤恵梨香は学校から囚人の如く釈放されたのでした。
「……いえ、本当の牢獄よりかは流石に幾分かマシですかね」
私は誰に聞かせるでもない独り言を零しながら、家路を歩く。
例年であれば、九月といえばまだまだ夏を感じさせる気温のはずですが、今年は夏も働き方改革なのか残業せずの即帰宅らしく、半袖では少し肌寒い。もう少し夏を引きずりたい学生のケツを蹴とばすかのような冷たい秋風が、今日も夕焼けと共に東京の街を駆け抜けていく。
「……」
私はふと思い立ち、コンビニに立ち寄る。
そして何も買わないままレジへと向かい、そこに設置されていた募金箱にお金を入れてそのまま退店した。
勿論店員さんは不思議な顔をしていました。
道すがら、心のどこかで「偽善だ」という自分の声がする。
……けど、これで良いのです。
この世界からとある暇人が一人消えてしまって、このぼんやり冷たくなってしまった世界を代わりに少しでもあっためることができるなら……そんな魔が差してしまったから。
まったく、どっかの馬鹿がうつった影響です。らしくないにもほどがある。
でもまぁ今年の秋は妙に肌寒いわけですしね。
「この程度の偽善で世界があったかくなるなら儲けもんです」
いつかの朝に交わした思い出は、こんな所でも花を咲かせたのです。
それからもまた少し遠回りして、例の家の近くの神社にもよることにしました。
神社には勿論ぶっ倒れた人なんていない静かなもので。
とはいえ、二週間前にはここにヒトが五人もぶっ倒れていたのですが……。
────あの夏休み最後の日。
レモンちゃんに殺されそうになり、それをライラさんとマナさんの力を借りて返り討ちにしたそのあとの話です。
ライラさんとマナさんはそのままレモンちゃんを殺そうとしましたが、私はそれに待ったをかけました。
生きて罪を償ってもらう為に、彼女の助命を請うたのです。
勿論これには凶暴無慈悲なヒロインズの二人が猛反対。
処刑大好き姫とサイコパスアンドロイドに司法の概念が理解できないのは道理。
目には目を歯には歯を。つまり殺人には処刑を☆……な感じでムハラビ法典から何も成長していないモラルハザードなヒロインズを説得するなぞ不可能と思われました。
────けれど私がこの事件に残った最後の謎を解き明かしてみせたら、彼女達の怒りも鎮静可能なまでに落ち着いたのです。
とはいえ改めて振り返ってみても、あの事件の『後始末』がアレで良かったのかと今でも悩む私もいたりするわけでして。
正直未練というか反省会の如く、一人神社に立ち寄る自分自身に溜息が零れてしまう。
どんだけ小心者なんでしょうか私。
「……所詮私はオタクに優しいインテリギャルのおさな……いえ、ただの普通の女子高生でしかありませんし、ね」
どこかのバカの為に見栄を張ることをやめてしまえば、残るのは本当に何の変哲もないただの普通の女子高生という肩書きだけ。
今では呪いのようだった『幼馴染』という属性させ失っている始末。
もうほんっっっとうにただの普通の女子高生。
しかもその女子高生の消費期限もあと一年半ほどという中途半端さ。
ああ、なんて人生とは儚いものなんでしょうか。
一体私は今まで何をやっていたのかと自己嫌悪に陥りたくなります。
もっと有意義な高校生活、いや人生を送れたのではないか。
というか人生やり直したい。
何なら今流行りの異世界転生もこの際可です。
勿論チート持ち。無双しまくって夢の異世界ライフを過ごしてやります。
「そしてまたどっかのバカの幼馴染でもやれたら、言う事無しですね……」
…………………………………………よし。
肺の空気を全部吐き出して思考をクリア。それで未練はとりあえず影をひそめてくれました。
……ふう、いくら神社だからって願望の垂れ流しは良くないですね。反省、反省。
神様もこんなお願いをされても迷惑でしょう。
それに最近神頼みして痛い目を見た兄妹を知っていますし。
きっと……神様にお願いして良いのは、願いの最後の後押しか、勇気をもらうぐらいが丁度いい。
「さて、これからどうしますかねホント」
それはこれから家に帰って何をするかもそうだし、自分の人生の話でもあります。
私の人生はまだまだ続く。
けれどそこにあのバカはもういない。いてはならない。
でもその空白に私は堪えられる気がしなくて……。
「けど……もう間違いは犯さない」
決意とともに、改めて戒めを言葉にする。
個人を増やす『分割』という誘惑を断ち切る為に。
命というかけがえのないモノに誠実である為に、私は人間らしい『普通』の道を大切にすると決めたのだから。
死んだから新しいのを作製する、そんな馬鹿げた幻想は、幻想のまま終わらさなければいけないのです。
「だからその為にも、あのバカとの記憶を、魔法を使って消す。もう綺麗さっぱり」
そうして私は新しい人生へと切り替える。
夏休みに決断したこの考えは、レモンちゃんを嵌める罠としての役目は果たしましたが、本当の役目はまだ終えていない。
未練を乗り越えるのではなく、魔法で未練そのものをかき消してしまう。
……力技にもほどがありますが、使えるものは何でも使うのが人間というもの。
魔法というインチキに結局頼ることにはなるのですが、そこはそこ、これはこれ。
人間、多少ずるく生きてもいいのです。本当に大切なものを守る為ならば。
「ま、エゴですけどね」
ちょっぴりの後ろめたさは、まるで料理の隠し味のよう。
でも仕方ないんです。超絶グラビティ女である私にとって、インチキ無しで死に別れた元カレへの未練を自力で断ち切ることなど不可能なのですから。それはそれはまぁ……みなまで言わなくてもわかるでしょう?
「だから鬼島令を魔法で忘れる。これが私にとっての……正真正銘最後のインチキ」
あとはソレをいつ決行するのかということですが……。
実は今、問題が発生しておりまして。
──ピピピピピピ
何とも空気の読めない着信音が、私の思案を打ち切ります。どうやら私のスマホに誰かが電話を掛けてきたようで。
「はい、恵梨香です」
『お、おう。え、恵梨香か。我だ、我』
「すみません、我我詐欺は間に合っているのでおかけ直しください」
詐欺、ダメ、絶対。
私はスマホをそっ閉じしようと画面に指をかけ、
『ちょ、ちょっと待って恵梨香! 我だ、ソナタの親友のライラだ!』
そんな泣きそうな吸血鬼のお姫様の声で通話を再開させます。
「しん……ゆう……?」
『そこに引っかかるな! 傷つくであろう!?』
「すみません。ライラさんのカワイイ反応が見たくて、つい」
『そ、そうか? ならば仕方ないな。うむ、特別に許す』
「チョロ可愛いの化身かよ」
彼女はやはり詐欺師ではなく、騙される側のカモの方がお似合いですね。
『ちょろかわ? なんぞそれは?』
「今人間界で流行りの属性ですお気になさらず」
『ふむ? よくわからんが……。そ、それより恵梨香。今から暇か』
「暇ですね」
『そうか! では今から恵梨香と我で〝じょしかい〟をせぬか!』
「すみません、実は今日これから外せない用事が……」
『さっき暇と言ったであろう!』
ぶうぶうとスマホ越しに文句をたれる吸血鬼のお姫様。
「はぁ……」
『明らかに嫌そうな溜息を漏らすでない、傷つくぞ!』
「いえだって昨日したばっかりじゃないですか女子会」
『そ、それはそうだが……今日もじょしかいをしたいのだ我は!』
「さてはまた
『こ、今度は喧嘩ではない! ……ただどうしても可及的速やかに相談したいことがあるのだ』
「はぁ」
『だからその溜息はやめよ!』
「当然の反応ですが何か」
面倒な予感しかしない。
『……恵梨香。最近我に対して不敬度が上がってはおらぬか?』
「親友ですもの。これぐらいの軽口は当たり前です」
『む……そういう、もの、か?』
「そういうものです」
『な、なるほど。そうよな。恵梨香と我はし、親友だものな。では許す』
「やっぱチョロ可愛いの化身かよ」
ダメだこの吸血姫。早く詐欺ってカモにしないと。
『────恵梨香様。女子会でしたらワタクシも参加したいのですが?』
「……マナさん」
するとナチュラルにライラさんとの通話にハッキングをかまして介入してくる美少女ロボットメイド、もとい私のストーカーが通話に割り込んでくる。
「色々言いたいことはありますが……いい加減私のスマホをハッキングして盗聴、盗撮するのはやめてくださいって言いましたよね。それ普通にストーカーですから」
ストーカー……もといマナさんは、あの事件以来妙に私に執着しているきらいがある。それは私が彼女の最高権限持ちのグランドマスターとかいうのを加味しても異常なほど。
『ストーカーとは心外でございます恵梨香様。ワタクシはただ恵梨香様の身の安全を常に見守っているだけにございます。いわばワタクシは……恵梨香様の守護者』
ストーカーは皆そう言うんですよ。
「そうですか。……実は最近どこぞのロボットメイドにストーカーされていて困っているので助けてもらえませんか」
『スミマセン。ヨクワカリマセンデシタ』
「急に一昔前のチャットボットみたいなでクソ返答ですね!?」
このロボット自由すぎる。
『恵梨香! 一体いつまで我を放ってマナと楽しくおしゃべりしているつもりか!』
「これが楽しく聞こえているならその耳は腐っているので、早めに切り落として再生した方が良いですよ?」
吸血鬼の再生能力が生きる時。
『……だからだな、その、仲間はずれにせず我もまぜよ。二人だけで楽しそうにしてるのは……我、寂しい。親友をもっと大切にせよ』
「だからチョロ可愛いの化身かよ」
『ところで恵梨香様。ワタクシとライラ様、どっちが一番の親友ですか?』
「急にクッソめんどくさい質問やめてくださいマナさん」
全くこのヒロインズ、ウザ絡みにも程があります。音声通話だけでは対処のしようがない。
『恵梨香よ!』
『恵梨香様!』
「えええええええい、もう、わかりましたよ! 女子会、今から女子会を開きます。会場はいつも通り言いだしっぺのライラさんのお城の秘密の地下室。そしてマナさんにはお菓子類の準備をお願いします。それで準備出来次第マナさんは例の召喚魔法?で私の元に合流。揃い次第ライラさんに連絡しますので『ワープ』で迎えに来てください。……これでいいですね?!二人とも!」
『うむ』
『かしこまりました』
「………やれやれ」
どうしてこうなったのか。
あの事件以来、妙にヒロインズとの絡みが増えました。
しかも一方的に(マナさんに関して言えばちょっとストーカーじみていたり)。
……いえ何となく原因はわかっていますけど。
────私という存在が、彼女達にとって都合の良い相談相手、もとい彼氏の愚痴を吐き捨てるのにちょうど良いゴミ箱なのです。
同じ存在の男と付き合っていた過去を持ちつつ、しかし今は死に別れ、その影をいつまでも引きずる重い女。そして幼馴染という経歴を持つが故に男の問題点やら苦労も分かり合え、しかもそれらの改善案を持っている。そんなマジで都合の良い女。それが私、佐藤恵梨香だったのです。
彼氏の愚痴は勿論、彼氏とのすれ違いの解消方法や、記念日に贈るプレゼント選びやらなんやら……鬼島令に関するあらゆる分野で私という存在は、ヒロインズにとってドラ●もん並みにお得で便利な救済装置。
まぁ放っておくはずがありませんよねそんな存在。私も同じ立場なら使い倒します。
「お待たせしました恵梨香様」
猫型じゃないストーカーロボットがいつの間にか私の背後に立っていました。素で怖い。
「相変わらずお早いお付きでキモイですね」
「あまり褒めないでください恵梨香様。流石に照れてしまいます」
ああ、会話が通じない。これがストーカー。……助けてドラ●もん。
「はぁ。それじゃあライラさんに連絡しますので、迎えに来てもらいましょう」
「く。ワタクシにも『ワープ』さえ使えれば、いつでも恵梨香様の足に成れたものを……!」
「いえ、もしアナタが『ワープ』を使えたとしても頑固として頼りませんが?」
狼に羊のお世話を頼むようなもの。血迷いにもほどがある。……まぁ現状のストーカーがいつでも私の元に勝手に召喚されるというのも、頭痛が痛い的なバグ案件ではあるのですが。
そんなこんなでマナさんと共に、迎えに来てくれたライラさんに連れられてお城まで『ワープ』でひとっ飛び。
それから女子会を開く時には必ず使う秘密の入り口を使って、ライラ令も知らない王族だけに引き継がれてきたといういわくありげな秘密の地下室にて、これでもう何度目かもわからない女子会が本日も開催されたのでした。
「ふむ、よくぞ集まってくれた皆のもの。ソナタらの献身に我は大変嬉しく思う。それで本日のじょしかいの議題なのだが……」
ライラさんが可愛いパジャマ姿でお茶菓子を片手にそう神妙に切り出しますが、発言と格好がちぐはぐでギャグにしか見えません。
それに秘密の地下室も女子会が開かれる度、ファンシーな造りに魔改造されていっているので、ここが吸血鬼のお城内だという事実を彼女の今の姿も相まってマジで忘れそうになります。
天蓋付きのベッドにぬいぐるみの山。足首まで埋まる絨毯。可愛らしい小さい丸テーブルの上には高級そうなお菓子に私が過去に持ち込んだスナック菓子の袋に炭酸ジュースと、あらゆるジャンルの飲食物が無造作に置かれている。
なんというゆるふわ快適空間。気を抜くとここで住みたいなどと世迷い事を吐いてしまいそうになります。
「いや議題も何も、どうせいつもの愚痴会でしょう?」
「…………ああ、そうだ。我には夫の考えがわからぬ。わからぬのだ。……何故、何故、何故」
わなわなと震えるライラさん。その姿はまるで噴火寸前の火山のよう。近寄りたくない。
「何故夫は我を抱かぬのかぁぁああああ!!」
拳を天に突き上げ、魂の慟哭を叫び散らかすチョロ可愛吸血鬼。
「えーまたですかー」
面倒くせぇー。死ぬほど興味のない議題に私の顔が仏の如く無になります。
しかしそこへまさにその通りと言わんばかりに同意するロボットが一機。
「わかりますライラ様! ワタクシも同じ悩みを相談したかったのです!」
「ほう! やはりマナもか!?」
「ええ、ワタクシも中々令様がワタクシを襲ってくださらなくて、淋しい夜を過ごしておりますぅ……」
「ふむ。ではやはり本日の議題は────」
「「
「そんなレディースコミックのタイトルみたいな相談事なら私帰りたいんですが?」
何を意気投合してやがりますかこのダメヒロインズ。
「後生です恵梨香様。どうか恵梨香様のお知恵で、あの腰腑抜けムッツリクソ野郎のアレを勃たせる方法をご伝授下さい!」
マナさんは私の制服のスカートにその場で泣きすがり、今までのクールキャラを投げ捨てるまでの懇願っぷりを披露しました。
「苦労しているのはわかりましたから、ちょっとはキャラを守ってください」
マナさんのこんな姿は見たくなかった。あの氷山のような顔立ちが今では温暖化で崩壊したかのような有様です。ああ、サヨナラ永久凍土。失ってはじめてわかる大切なもの。
「で、ですが……ワタクシ達も令様と一夜を共にしたいのです! 恵梨香様のように!」
「はぁ……もう何度目ですかこの議題」
夏休み明けに初の女子会を開いた時も、真っ先にこの議題がぶちあがりました。そして私が仕方なく適当にしたアドバイスを律儀に実践したライラさんとマナさんでしたが、結果はあの腰腑抜けムッツリクソ野郎の童貞を奪うことに案の定失敗。
結局次の日反省会という名の女子会が開催されたのは言うに及ばず。
ああ、あの日の女子会は絶対に男子には聞かせられないぐらいモロな下ネタトークで盛り上がりましたっけ。女子って男と違って下ネタはドストレートの直球ど真ん中なので、男が聞いたらドン引くものでして。夢も希望もない現実的なトークでゲラゲラ笑うのが女子。勝負下着とかそんなんの前に、下着とか上下バラバラがデフォな我々です。
まぁつまり、お花畑にお花を積みに行く女子なんてのは男の幻想で、本当の姿はマンドレイク引き抜いて魔女の窯でぐつぐつ煮込む姿こそが真実なのです。
女は魔女とはよく言ったものですね。
「恵梨香よ。ソナタだけが頼りなのだ……!」
「恵梨香様ぁ、どうか、どうかお知恵を」
まぁ彼女達に限って言えば、まだギリギリ男の夢に生きる
「いやですから何度も言っている通り、私なんかよりもこの道のスペシャリスト、彼女がいるじゃないですか」
私のその一言に、ピタリと動きを止めるヒロインズ。
「………彼女に頼るのは負けた気が致しますので」
「我も同意」
このヒロインズめんどくさいです!
「はぁ……」
正直言うと私にこんな相談をされても困るのです。適材適所は世の真理。
「レモンちゃんなら、令を誘惑する方法の百ぐらい簡単に提案できるのに……」
「「……」」
しかし黙り込むヒロインズ。
どうやら彼女達はまだレモンちゃんへの気持ちに整理が付けられていないようで。
「恵梨香様は物分かりが良すぎます。機械のワタクシでさえあの女……レモン様を許すことはできません。彼女はそれだけのことを犯しました。ましてや一番の被害者は恵梨香様で──」
「被害者に序列を作るものではありませんよ」
誰がどう傷ついたかなんてわかるものではない。人の心を真に覗くのは神様でも無理だ。
「申し訳ございません。出過ぎた発言でございました」
「……今更ではあるが、本当にあの女の後始末はアレで良かったのか、恵梨香よ」
その場でやや戸惑いつつも最近習得した胡坐に座り直して、ライラさんは先ほどまでのテンションと打って変わって真剣にそう問いかけてきました。
「アレがベストですよ。レモンちゃんは日本で育った、れっきとした日本国民で、事件も日本で起きたものなんですから」
内に抱いた葛藤をおくびにも出さず、私はそう言い切りました。ハッタリも板についたもんです。
「だからといって日本の司法に委ねるとは……。それが人界の理とはいえ、やはり納得のいくものではない」
「犯罪者の殊遇で納得いくケースの方が稀なんですよ現代社会は」
思い返すのは夏休み最後の日。レモンちゃんと令達を見事返り討ちにした我々でしたが、その後がやはり大変でした。超大変でした。
事件の黒幕である鬼島檸檬の処遇をどうするか。
それについてまぁ揉めたものです。
ライラさんとマナさんは当然のようにその場で処刑すると言い張り、私はどうにか日本の司法に委ねたいと、お互い譲るつもりが一切ありませんでしたから。
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