序章の限り、周期的にVR空間に出現するbugを対峙する孤児たちを描いたSFです。近未来の世界観で、傷つけた加害者=心を尊重しなかった人が自殺する雰囲気の重さを感じさせます。SFらしく設定の結びつきが面白いと思いました。bugの正体をどう描くか、かつて傷つけられた少女たちが自分を肯定できるのか。引き続き期待しています。