第4話 ミミの日記


ミミは明日ティガお兄様に会いに行けるのです。楽しみなのです。


ティガお兄様は、ルカお兄様と父様に怒られたらしくて、今は謹慎中だから気軽に会えないのです。


あとみんなもティガお兄様のことをよく思ってないらしくて悲しいです。


リリと一緒に行こうと思ってたのですが明日はリリがお勉強の日なので1人なのです。



とうとう当日になったです。早く行くようにミミのメイドに声を掛けます。


ティガお兄様がいる離れに着いたです。


「お兄様!お久しぶりです。」

「ミミ久しぶり。またかわいくなった?」

「まだ1週間程度ですから変わらないです。」

「あー確かにそーだね。」


お兄様はすぐこういうことを言ってくるからずるいです。

ミミは正直お外の家に嫁ぎたくないです。



なんとお兄様が、スキルで髪の毛の色を変えてくれるらしいです。

そんなスキル聞いたこともないです。

ミミには白色のインナーカラーを入れてくれたらしいです。


早く見たいです。


洗面所にミミの知らない人がいるです。

金髪のメイド服の人なんてお兄様の近くにはいなかったのに、


お兄様に聞くとベルさんだと答えられたです。

本当に?変わりすぎなんです。



それよりもミミのことの方が大事です。

鏡を見ると綺麗な白色のインナーカラーが入っているです。かわいいです。


「とってもかわいいです。この髪気に入ったです!」

「それならよかった。王宮でみんなに自慢してね」

「はい!」


お兄様にみんなに自慢してねと言われたけど、これは自慢しなくてもみんな気になるはずです。

貴族、そして王族はみんな新しいものに敏感だからです。


多分リリもやって欲しいとお兄様に言うんです。双子だから分かるのです。


そのあとお兄様とお茶をしたのです。

早くお兄様の謹慎が終わってもっと遊びに行きたいのです。



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ゲームの皇子は自由きままに @yuhi_sll

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