第11話:エロおやじ「白翔李天(はくしょうりてん)」
そして土曜日の夕方・・・ふたたび貸衣装屋さんへ・・・。
で浴衣を着た明日香ちゃん・・・めちゃ可愛いし・・・
天女ちゃんの浴衣姿を見てたら、また我慢できなくなってきた。
夜祭りが終わるまで、待て。
終わったら・・・明日香ちゃんを浴衣着せたまま押し倒す。
もう夜祭りなんかどうでもよくなっていた。
上の空で回る出店。
明日香ちゃんは楽しそうに小物を物色してたので、どれか欲しいモノが
あったら買ってあげるよって言ったら、彼女は300円のイヤリングを指差して、
これがいいと言った。
もっと高いもの買ってやれよって話だけど・・・いいんだ。
銭金の問題じゃなくて・・・本人が気に入ったモノにこそ値打ち、価値がある
ってもの。
俺たちは商店街を歩いて、カフェで休憩した。
「楽しいね、辰也君」
「来てよかった?」
「うん・・・連れてきてくれてありがとう」
(おいおい・・・今日はやけに素直じゃないかよ、不気味だ)
「俺は明日香ちゃんが喜んでくれたらそれで幸せだよ」
「ねえ、私ずっと辰也君ちにいていいよね」
「いいに決まってるじゃん・・・なに?今更、自分で押しかけて来といて」
「そうなんだけど・・・実は誰にも言ってないし、誰も知らないことなんだけど」
「実は私、天界から逃げてきたの・・・」
「え・・・・・・」
「だから〜逃げて来たの?」
「どういうことそれ?」
「話せば長いことながら・・・短めにはしょっちゃうけどぉ」
「私ね、宴会用の料理の中から生牡蠣つまみ食いしちゃったの」
「だけど私が生牡蠣食べてるとこ厨房の料理人に見つかっちゃって」
「罪に問われる羽目になっちゃったんだけど、その上の人の中に私のお尻を
追いかけてるエロいおじさんがいたのよ。
その人「
武術にも長けてる武将なの・・・」
その「
でも私を無罪放免にしたことで「
乗っちゃって私を無理やり自分の女にしようとしたの。
ウザいし、
たしかにお世話にはなったけど、それを条件に私に迫ってくるなんて
姑息で卑怯じゃない?。
しかも「
だって・・・これ友達情報ね。
で、毎晩のように
このままじゃ無理やり的なことになっちゃうのも嫌だから。
「だから下界に逃げちゃおうと思って・・・」
「私が下界に逃げたから結局、私がその人をフった形になったんだけど・・・
その人は私のことまだ諦めてないと思うの・・・」
「きっと私を探していつか下界にも探しに来ると思うの・・・」
「迷惑だから来ないでって思ってるけど、もし来ちゃったらまた逃げなくちゃ
ダメなんだよね」
「それがね、私が下界に降りてきたほんとの理由なの」
「逃げてきたの、「
「ああ、私を追ってきたらどうしよう、せっかく辰也君と仲良くやってるのに」
とぅ〜び〜こんて乳。
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