第20話「聖杯の為」

「妹を返せ!!」

あら、あなた、凄い気迫ね

>俺の妹なんだ、大事な大事な

そうね、ここ、コーポネットじゃ、AI処理をして長生きできる人間を作ってるの

悪い話じゃないでしょ?

>嘘だ、俺は知ってる、Ai処理で死んでいた人たちを、お前たちはまだ実験を成功できてない

あらがめついはね

>早く妹を返せ

できないと言ったら?

>おまえを殺す

あら野蛮人

>そうとわかったら早く

機動部隊、この子を独房へ入れなさい

>おっと戦闘するってか、残念だったな、俺は強い

うあああ、ダメです、この体、刃が通りません

>竜の魔法だ

何よそれ、いいわ、いいわ、ますます、あなたが欲しい

>何、ふざけた事言ってる、早く妹を返せ

あなたの妹は、残念がら死んだは

>何言ってるんだ、

この際話しちゃうけど、コーポネットの目的はね、人間から魂を抜き出して

最強の聖杯を作る事なの

そして神にその聖杯を捧げ、永遠の命を手に入れるのよ

>馬鹿げてる

でもね、やるのよ私達コーポネットはね


「もういい、自力で探す」

「あ、お兄」

「お、ベルガモット!!!」

「なんか視界が真っ赤だな」

「目が充血してるぞ」

「寒いなー」

「今、毛布を持ってくる」

「まってお兄、」

「なんだ」

「私、伝えたいことがあるの」

「そんなのいつでもできるだろ」

「ううん、違うの、多分私、死んじゃうから」

「そうやって、いつも、なんとかなったろ」

「いや、もう私のブラックボックスは劣化しすぎてるの」

「ダメだ、諦めるな」

「お兄、と、いれて幸せだったよ、ほんとに楽しかったよ」

「ベルガモット!ベルガモット!?」

ああああああああああああああああああああああ


「主よ。」

「もういい、俺は復讐気になる」

「やめろ、自分を見失うな」

「止めるな、黒姫。こんな世界、ぶっ壊してやる」


神々の力において、我に最悪の業火を宿せ

ミサイルアンセスター

リミノール


「かずまあああああああああああああ」

「なぁ黒姫」

「なんじゃ、」

「俺、次こそは妹を救う」

「まさか、主の狙いは・・・」

「そうだ。女神にあう」

「かずまあああああああああああああああああ」

「またな、黒姫」

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