第8話「資金採取」

「俺は、NASAに行きたい」

わかりました、我々が送り届けます

「ありがと」

いえ、神の使いにあえて嬉しい限りです


「黒姫、とうとうNASAについたぞ」

「よし。ピザの配達を演じて中へ入るんじゃ」

「そんな安直な、」

「では倒すとな?」

「いや、それもな」


「では隠れていくのじゃ」

「分かったよ」


「これがゲート」

「あったか主よ」

「ああ、」


「入るのじゃ」

「おう」


「やー主よ!」

「え?黒姫???」

「異世界には精神動物がいてな、だから猫娘に変げしたんじゃ」

「猫耳に尻尾、すごい格好だな」

「ひとまず、会えたんじゃ、よかったの」


「ああ、よかった本当に良かった!!」

「ではアズカバンの竜を討伐しにいくぞ」

「おっしゃ〜ーー!!」


「だが、主よ」

「なんだ、?」

「まずは魔法適性があるか見せてくれ」

「ま?魔法??」

「なんだ本を読まないのか?」

「いや魔法は知ってるけど、俺はただの人間だし」

「何か出せないか?」

「そうだな、じゃーファイヤーーーー!!!」

「なんだ急に叫んで」


「いや、火が出るだろ普通?」

「だめじゃの、妾をみとれい」

「OK」


「神よ我に火の加護を与えたまえ、パイロングラスト!!」

「なんだ、黒姫、なんも出てないぞ」


「おかしいの、妾に知るアニメではこれで良かったのだが」

「一つ聞きたいんだが、竜を倒すんだよな?」

「そうじゃぞ」

「このままじゃ非力すぎて死ぬんじゃないか」


「そうじゃの・・・」

「よしだったら勇者を雇ってパーティーを組もう」

「それはいい案じゃな!」


「よし黒姫!まずはギルドへ行くぞ」


ようこそギルドシティーへ

>あのーアズカバンの討伐パーティーを募集したくて

では、手数料である100Gをお願いします


>お金??

ゴールドを受け取り次第クエストボードに貼り付けます

>おい、黒姫、金はあるか?

 >ないぞ主よ


>あの〜、お金がなくて

お金がないのでしたら、クエストを受けたらどうでしょうか

>あ、なるほど!ありがとうございます


「黒姫、クエストボードをこなして、まずは金を稼ぐぞ」

「分かったのじゃ」

「と、言ってもな〜、どれも物騒だなー」


「戦わずに済む方法もあるぞ」

「なんだそれは」

「スティールじゃよ」

「それって強盗のことだろ、却下却下」

「冗談じゃ」


「お。これなんていいかも、」

「なんじゃ?」

「地下帝国アビスの遺物採取だよ」

「それはつまり、換金じゃな」

「そうそう、レアな鉱物取って、金にするんだ、やろう!」

「了解じゃ!」

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