頑張ろうで自分を追い詰めてるのかもしれない話

絶不調である。紛うことなき絶不調。それはわかりやすくメンタル的にヤバいということで、読めない、書けない、どうにも出来ないという状態だ。それでもゆるゆると毎日、なにかしらは書いているのだから書くということの業の深さを感じる。


カクヨムで書くのは久々だなと思うので、近況を。


ちょっと鬱が酷い状態で、何も出来ない状態が結構続いていた。今現在の話をすると、少し落ち着いてきたかもしれないと感じている。2月に入って、子どもの病院へ行った。昨年の10月から予約をしていた病院で、子どもの発達に関しての相談をした。結果からズバリ言うと、子どもはADHDだった。自閉症スペクトラムに関してはグレー。正直結果に関しては、やはりそうかという気持ちが強くて、ショックとかそういうものは一切感じていない。来週は知能検査をすることになっている。


子どもが発達障害だと分かってショックは一切ないんだけれど、ほっとした気持ちは大きい。ああ、これは特性なんだと。私が病気を持っていて上手く接することが出来ないことがあったりした結果で、我が儘になっていたり、落ち着きがないわけではないんだと思ったら気が楽になった。子どものADHDが分かってほっとするなんて親としてはダメなのかもしれないけれど、それが特性だと分かってしまったらそれに沿った対応をすればいいし、薬もある。親としてどうこうの前に、私は病気持ちの人間だからほっとしてしまった。ダメな親だと思う。口が裂けても出来たお母さんとは言えない。分かってる。うん。でもこれでも必死にやっているのであんまり出来れば責めないでほしい。


鬱の酷い時期はどうしようもなくて、子どもには悪いなと思っている。夫が色々してくれるおかげでなんとか成り立っているから、夫にも申し訳ないなと感じている。


今年で鬱と付き合い初めて20年になる。鬱になるといつも頑張ろうって思うんだけれど、頑張ろうの積み重ねで私はこうやって鬱になったのだから本当は頑張ろうって思わないで休もうと思ったほうがいいのかもしれない。でも世の中のお母さんを見ていたらみんな頑張っているし、すごいなって思うから私も頑張らなければと思うんだよね。


家で鬱々としていたらそのうち通院に使うバスにも乗れなくなりそうで、週のうち数回バスに乗って書店へ行く。欲しいなと思った本をわざわざ本屋で注文するのは実は人と話すためのリハビリをしている。大体しどろもどろになってしまうので、店員さんには変な人だと思われているかもしれない。それでも私はリハビリのために注文するし、書店にも通う。書店が好きだというのはあるけれど、それ以上にリハビリの側面が強い。だから家からバスですぐ行ける範囲に書店が出来たのがすごく嬉しい。


バスに乗る練習もしながら、人と話すリハビリをして、それから欲しいものも手に入れる。一石三鳥くらいの効果を生んでいる。本当にありがとうを伝えたい。しどろもどろ治るといいな。


さて、ちょっと暗い話だがいい話もある。


春の公募は諦めた。今年も夏に向けて動く。この時期どうしても落ちる私には春公募は難しかった。という言い訳も残しておく。何がいい話かっていうと、私が夏の公募に前向きだということだよ。

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