■附録:登場人物紹介:その二■

■附録:<登場人物紹介>■


ここでは第二章で登場したキャラクターについて紹介していきます。


  *


■ジェッティア・ジエット■


 黒いストレートのロングヘア、暗銀色の瞳。地味だが整った顔立ち。


 マットな黒いコルセットにレースの多い、あまり広がらない足首丈の暗銀色のドレス。


 身長160cm、やや痩せ型。全体的に地味な印象。


 本来は貴族しか在籍できない魔法学院だが、魔力の高さを見込まれ特待生として平民でありながら入学。学院からの援助を受けて優秀な魔術師となるべく勉学に勤しんでいる。


 数年前に父が病死、お針子の母と二人で慎ましく暮らしていた。


 ドレスは学院入学時に母が手ずから作ってくれたもので、豪華ではないものの手の込んだドレスはジェッティアの宝物である。


  *


■公爵令嬢:パール・パリーア■


 緑がかった銀色の髪を顎の辺りで短く切り揃えている。瞳の色は淡いグリーン。ややきつい印象があるものの、目鼻立ちのはっきりした美人である。


 身長173cm、適度に筋肉の付いたスレンダー体型。


 シンプルでスリットの入った淡いシルバーグリーンのドレスに、同色の短い騎士服風のボレロを羽織っている。コルセットの色はパールグレー。


 母は精鋭と呼ばれる女騎士団の元騎士団長であり、自身も女騎士を目指して日々稽古に励んでいた。剣の腕は同世代の女生徒の中ではトップクラスであり、男子にも引けを取らない程。


  *


■伯爵令嬢:アンバー・アンビス■


 濃い金色の癖のある髪を肩の辺りで切り揃えている。瞳の色は琥珀色。やや勝ち気な印象の美人。


 身長168cm、少しがっしりした体型がコンプレックス。胸は豊か。


 ふわりと薄い生地を重ねた、体型をカバーするような茶金色のドレスに、艶消しの濃金色のコルセット。スカート部はパニエではなく薄い生地を重ねて自然なボリュームを出している。


 叔母が現役の女騎士団員であり、自らも騎士を目指している。剣の技術はパールには劣るものの、持久力と粘り強さはパールに優っていると自負している。


  *


■侯爵令嬢:コーラル・コーレル■


 濃い桃色の巻き髪、桃色の瞳。少し幼さの残る愛らしい顔立ち。


 身長158cm、普通体型。太りやすいのが悩みの種。


 ビビッドなピンク色のアシンメトリなデザインのドレス、コルセットの色は濃い桃色。


 元々パールの幼馴染みで、学院に入学後はアンバーとも親友に。


 勉学は得意ではないが、好奇心は旺盛。感情豊で情に厚く、物怖じせず誰とでも分け隔て無く接する。その飾らない性格故か一部の気位の高い高位貴族令嬢達からは嫌われているが、本人は気にしていない。


  *


■伯爵令嬢:シエル・シェルル■


 髪は淡い桜色のストレートロング、瞳も綺麗な桜色。少し視力が弱く、銀縁の眼鏡を掛けている。眼鏡で隠れがちであるが、整った上品な顔立ち。


 身長155cm、痩せているが胸は豊か。


 ドレスはオーソドックスな形ながら、淡いピンクをベースに細かく花の刺繍が入った可憐なもの。コルセットは艶消しのピンク。


 怖がりで引っ込み思案、大人しい性格。すぐに泣きそうになる泣き虫な自分を変えたいと思っている。本を読むのが好きで、お気に入りはロマンティックな恋愛小説。


  *



  ▼


 これで第二章は完結となります。


 第三章では新たな令嬢令息達が別のゲームに挑戦することとなります。


 引き続きお楽しみ頂ければ幸いです。


  ▼

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る