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  • このお話を読んで、ひかりごけ事件を思い出しました。

    当時、日本軍は防衛線という意識はあったのですけど、補給線の意識が弱かった気がするんですよね。餓島なんて言われるような場所が出る始末ですから。
    戦争と言われると、すぐに侵略する気かと言って、それだけで思考停止してしまう人が多いように思いますけど、こういうお爺ちゃんたちを出さないために、ちゃんと戦争について考える事は重要だと思うんです。
    お爺ちゃんたちは、国のためでも天皇のためでもなく、家族を守るために戦ったんですから。

    作者からの返信

    おお、敷知さん、こんばんは。
    コメントとレビューをありがとうございます!

    「ひかりごけ事件」、聞いたことがある程度でしたがWIKIで調べました。やはり極限状態だったのですね。70年代だったかに南米かどこかで墜落した飛行機の乗客がやはり同じようなことになった事件がありました。自分だったらどうするか考えてしまいます。

    ところで、ガ島に関してはこちらのノートをご一読いただけたらと思います。
    https://kakuyomu.jp/users/AyatorKK/news/16818622177419058545
    結局のところ、相手が強かったの一語につきるのではと愚考しますが、おっしゃる通り、今も責任ある方々がちゃんと考えているのか不安になりますね・・・

  • 面白かったです!
    「命令だ。これを食え!」で、意識が反射的に過去へ逆行するところがゾクゾクしますね。過去の戦争を回想する話はたくさんありますが、こういう思い出し方って新鮮でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    封印していても何かの拍子で思い出してしまいますよね…

  • こんばんは
    いまや戦争の時代を生きていた方は、ほとんど…なので、
    ほとんど話を聞く機会もなくなってしまいました…

    彼は命令を聞いていなかったのですね
    それでよかったのだとも思います

    でも、やっぱりこういう話を読むと
    『戦争なんてやめちまえ』っていつも思うんですよね…

    作者からの返信

    こんばんは。コメントとレビューをありがとうございます!
    戦争のない理想の世界。誰もが願いながら実現しないんですよね。なぜなのでしょうね。

  • こんなに重いテーマだと思わずに、孫の命令で何かを口にして生き延びるんだろうと思って読んでいたら!
    大岡昇平の野火を始め、戦争中のカニバリズムに関して描いた作品は沢山あると思います。極限状態の中での行為だから仕方ないといえばそうなのでしょう。
    ただ、この作品では、最後の一文で救われます。お爺さんは、命令に従わなかった。で、孫の命令も聞かずに、最後は自我と尊厳を取り戻してあの世に旅立った。

    いいお話でした。

    作者からの返信

    おお、フヅキさん、これ未読でしたか。コメントとお薦めレビューをありがとうございました!

    この物語はいろいろな思いを込めて書いたので、評価していただきうれしい限りです。
    いやいや、まこと甘露のしずくでございます。


  • 編集済

    皆様素敵なコメントを残されている中書くのがはばかられるのですが、
    「あなたにいただいた命」
    で、あ、食べたんだ。でも、生きてこそだから、仕方なかったしそれを悔いないで欲しいなと思いながら読み進めていたんです。
    からの

    「彼は最後に受けた命令を実行していなかった」

    でやれました。その1文で締めくくられた余韻が本当に心地よくで素晴らしいです。

    ここからは予想なのですが、だから、食べなかったんだな。と思い、冒頭の導入も回収もされて、美しいと思いました。

    良い読物をありがとうございました

    作者からの返信

    こんばんは。こちらまで足を運んでいただき、ありがとうございます。

    ご指摘の部分はかなり長時間かけて悩みに悩んで絞り出した感じです。で、最後の一文で自分でも驚くような仕上りになりました。あたたかなお言葉ありがとうございました。

  • 他の皆様方が深いコメントを残されているので書き込むのも恐縮なのですが、そして既に書かれていますが、リアリティが胸に迫る物語でした。
    史実を背景にしっかりと置いていると、重厚さが違ってくると思いました。
    人間の本質というか、底というか、何かそういったものが表現されていて、凄いなと。こういった骨太な話を私も書ければなあ……。
    拝読させていただきありがとうございました。

    作者からの返信

    こんばんは。コメントとレビューをありがとうございました。

    「リアリティが胸に迫る」「骨太な話」等々おっしゃっていただき、たいへん光栄です。
    わたし自身はまことに微力ですが、先人の方々の生きざまに少しでも光を当てられたらなあと考えております。


  • 編集済

    こちらを拝読するのは2回目です。レビューも書かせていただきましたが改めて読み返して思いました。勝男に象徴される生き残った兵士たちは死の瞬間まで戦争で見聞きし自らの手でおこなったことを背負い続けるのだと。涼子に象徴される、戦争を経験していない世代と勝男との対比、そして小隊長は勝男を生かすためにああいった命令をくだしたことが物語の背骨になっていると感じました。実は私の祖父も軍医として南方に従軍していたのでより物語を自分のこととして受け止めました。
    この小説が発表されたことそのものが意義あると思います。厳しくも温かい感動を覚えました。

    作者からの返信

    こんにちは。再度のご閲読、コメントをありがとうございます。
    わたくしは親の世代が戦前・戦中で、子供の頃は、プラモはゼロ戦等のレシプロ機全盛でした。隣のおじさんも従軍者だったりで、世の中にも戦記があふれていましたが、それらは平成の間にすべて姿を消し、いまや影も形もなくなってしまいました。
    物語を亜咲さんのように受け止めていただいてうれしいかぎりですが、おそらくカクヨムでは少数派でしょうね。もはや理解そのものが難しくなっているかもしれません。

    編集済
  •  「俺を食え!」(これを食え!)
     最後の命令に従わなかったからこそ、孫娘の思う通りにはならなかった。でもそれは、孫娘の言う通りにはなっていた。

     最後の命令に従っていたら、彼は生き残っていただろうか? それは我々読者の想像に任されているわけですね。
     極度に衰弱した状態で生肉(多分調理する余裕なんてない)なんて口にしたら、返って体調を悪化させていたかもしれない。消化は体力を奪うものでもあるのだから。

     そう考えれば最後の命令に従わなかったからこそ、彼の命は孫娘に継がれたのかもしれない。だからこそ彼の死に顔は安らかなのだろうな、と思う次第。

     涼子さんとの思い出に少々気をそそられる。孫娘さんではないが、聞いてみたかったな、と思いました。

     素晴らしい短編をありがとうございました。
     m(_  _)m

    作者からの返信

    こんにちは。コメントとレビューをありがとうございます!

    本作はわたくしの原点ともいうべき作品で、いろいろと思いをめぐらせていただき、大変光栄です。
    涼子は他サイトで登場しておりますので、お暇なときに覗いていただければと思います。

  • 命令の言葉に反応するところ、刷り込まれたことに対する脳の作用にすごくリアリティを感じました。戦争を体験した人は沈黙したままこの世を去ることも多いのでしょう。今、世界が危うい空気に満ちていますが、これだけのものを背負わせる戦争は決して肯定してはならないと改めて思いました。

    作者からの返信

    おはようございます(こんばんは)。コメントとレビューをありがとうございます。
    本作はわたくしが初めて書いた短篇で、評価していただき光栄です。
    しかしいまや記憶も記録も失われつつあり、如何ともしがたいです。

  • 書道の先生から聞かされた戦場での話を思い出しました。飢餓と渇きに苦しめられたことや、酷い上官や話の分かる少尉殿のことなど。話の着地点がどうなるのかハラハラしましたが、ほっとしました。

    作者からの返信

    コメントとレビューをありがとうございます。

    当時は数えきれないほどのいろいろな状況があり、運があり、結果があったと思います。
    書道の先生の貴重なお話をありがとうございました。

  • 文鳥亮さん

    非常にリアリティがあって心に残る作品でした。終戦から約30年ということは1975年頃でしょうか。きっと、当時はこのような人がたくさんいたのでしょうね……。非常に考えさせられら作品でした。明日から昭和100年目だと思うと、身が引き締まる思いです。
    素敵な作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントとレビューをありがとうございます!
    たいへん光栄です。

    >当時はこのような人がたくさんいたのでしょうね
    そうですね。その通りだと思います。生き証人もたくさんいましたし、本もたくさん出ていました。
    それらはもうほとんどが消滅してしまいました‥‥‥

  • 「あなたにいただいた命」にマジか!とまんまと引っ掛かりましたよ(^_^;)
    なるほど、命令をきかないタイプの男なのですね。
    最後に、なるほど、なるほど、と唸らされました。
    面白い作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    こんばんは。レビューとコメントをありがとうございます!

    ムム、そこはまあ、自分が彼でもああ言うだろうなあと思うんですよね。
    (ああしたかは分かりませんけれど‥‥‥)

    PS テストの方もありがとうございます!

    編集済
  • 文鳥亮 様

    作品を拝読させて頂きました。
    時代のリアル感が伝わるような作品ですね。

    上官の最期の望郷の思いが、小生には強く残りました。

    小隊長と孫の涼子の命令は、ともにおじいちゃんのためを想って発した言葉だったのですが、それをしなかったのは、『人間の尊厳』を深く描かれていると思います。

    尊厳死が政治的にも問われ始めていますが、いろいろと考えさせられる作品だと思いました。

    作者からの返信

    コメントとレビューをまことにありがとうございます。

    別な背景や考えを持っておられる書き手さまと、当方の作品に、交叉する部分があったと分かると、うれしいですね。書いて良かったと思えます。
    またどうぞよろしくお願いいたします。


  • 編集済

    涼子の言葉が小隊長からの命令を思い出させるきっかけになり、命を次世代に繋いだ勝男の満ち足りた思いが、よく伝わってきました。
    おぼろげな認知しかできない今際の際にある男が、至福の感情を抱いて旅立っていく…不思議な読後感のある作品でした。読ませていただきまして、ありがとうございました!

    作者からの返信

    コメント、レビュー、ならびにレビューコメントを下さり、まことにありがとうございました。心温まるご評価をいだだき、書き手冥利につきる思いです。

    テーマ自体はかなり重いものなので、(プロフィール欄を拝見させていただきましたが)やはりある程度年のいった方に刺さるのかなあとも思っております。
    また作品でお会いいたしたいと思います。

  • 最後のオチが素敵ですね。
    極限状態だから食べねば死ぬ。でも、食べなかったからこそ生き残れたという。
    こういう結末、大好きです。

    作者からの返信

    コメント、レビュー、及びおすすめレビューをくださいましてまことにありがとうございました。

    この作品は結構長い時間アイデアを温めていたのですが、他の長編を書いている最中にすっとまとめることができました。
    ご評価をいただき、まことに光栄のかぎりです。
    また作品でお会いしたいですね。

  • 泣きました。 文章力スゴイですね  自分の 両親は子供の頃都会に住んでて空襲 疎開 片親の死を自分が聞きました。両親は子供に軍隊の様に接していたが、今思うと戦争中 生きることに自分の祖父母は必死で両親とも安定した家庭生活が出来なかったのではと思うのです。夫婦仲悪く、不安定だった両親とは、自分は疎遠だが、
    大戦の影響も関係してるのか?と思い戦後日本の精神史でググっても大したことが出ずそのままだが。私は自分の子供と関係が良い方だと思うが子供世代に不安定が連鎖せず良かったです♪長文恐縮です♪戦争話だったので、つい長文になりました。ありがとうございました。

    作者からの返信

    こんにちは。
    こちらに返信していないことに今気づきました。大変失礼いたしました。あらためてありがとうございました。

    もしかしたら、近況ノートに書き込みさせていただいたかもしれません(ご両親様が戦時中大変な思いをされたのだなと思いをはせさせてただきました、というような)。
    世の中全体からその手の記憶が薄れている気がしますが、少なくとも自分は(聞いたり読んだりしただけですが)おぼえていたいなと思っております。


  • 編集済

     あ、すみません。レビューしといて応援するの忘れてました。伝えたかったことはレビューに書いてあります。
     ★とレビューって一番価値が高いのに、返事が書けないのがなんですよね。
     それでは。

    → お、ホントだ。半年前だったんですね。その間に夏が過ぎて秋が過ぎました。残り3週間、お互いスパートかけましょう。

    作者からの返信

    こんにちは。
    他の方のコメントに返信していたら、あれ、ここに返信していなかった? と気づきました。失礼しました。
    いまさらですが、あらためてありがとうございます。

    (小田島さんとやりとりするようになったのは、比較的最近だと思っていましたが、結構前だったんですね。ちょっとびっくりですw)

  • 始めまして。気になるタイトルと一話で終わる短さが気になって読ませていただきました。序盤の詳細な人物描写に興味を抱き。この老兵は、かつて厳しい人生を歩んできたんだなとわかり。人物や戦いの繊細な描写から、作者様は歴史書や文芸書を慣れ親しみ。自然な流れで文中に馴染ませる技量を持っていることに感服いたしました。後半になると凄惨な戦いからの決断と選択を常に迫われ。其れでも、自分の意思を通した。かつての青年兵の選択に色々と考えさせられます。

    作者からの返信

    こんにちは。コメントありがとうございます。
    深い考察をしていただき、書き手冥利に尽きます。ともすれば押されがちな文芸系ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  • 偉大なるおじいちゃんに敬礼!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • こんばんは、興味深く読ませていただきました。
    大岡正平さんの「野火」は人食と宗教観に踏み込んだ作品でしたが、勝男さんが助かった理由がそれとは違ったリアリズムに基づく理由だったことが、自分には合っていてほっとしました。宗教が苦手なのもあるんでしょうね……
    細かいところですが、医学用語にお詳しいところも刺さりました。
    後、これは先生の小説とは関係なくて恐縮なのですが、自分も「涼子」という名前が好きで彼女を主人公にした小説を執筆中なので、偶然に驚いています。異世界ものなので、リョーコ=涼子なのですけれど。
    長文失礼しました、素敵な作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントとレビューをまことにありがとうございます。
    ちなみに「先生」は辞退させてくださいw →「ぶんちょう」で。

    確かに「涼子」はすごい偶然ですね。作品ができましたら是非拝読させていただきたいと思います。

  •  結局、小隊長と孫娘、どちらの命令も聞かなかった、というところに面白味のある作品だと思います。
     どちらにも「言うことを聞かない面倒くさいやつだ」と思われていそう。

    『ひな鳥たちは楽園をさがす』も読みましたが、そうすると、最後の命令を下すのが涼子というところが、より因縁めいている感じがしますね。

     私が読み落としていなければ、『ひな鳥』に勝男が出てくるのはちょっとだけで、特に本編には絡んでいなかったはずですが、そんな彼が孫娘に涼子と付けたというのは、いろいろ想像させるところがありますね。

    作者からの返信

    コメントとレビューをありがとうございます。
    そこも仕掛けの部分ですが、読まれてしまいましたね。「ひな鳥」もお読みいただき、うれしい限りです(ただここに至るまでの話はまだ構想程度しかなくて、『最期の命令』も出そうか迷ったのです。が、勢いで出してしまいました‥‥‥)。

  • 実行できなかった命令、でもこうやって命はつながっていくのですね。
    教科書やニュースでしか戦争を知りませんが、それぞれの人生を思うと本当に胸が痛くなります。当時のことに思いを巡らす貴重な機会をいただきました。良い作品にふれさせていただき、ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントとレビューをまことにありがとうございました。そのようにおっしゃっていただくと、出した甲斐があったなあと思います。

  • 四谷軒さんのレビューから来ました。
    重い話ですが、あの時代、どこかでこうした極限状況は確かに存在していたのだとは忘れてならないことだと思います。
    よいものを読ませていただきました。

    作者からの返信

    お運び、コメントならびにレビューをありがとうございました。ずっしりと受け止めさせていただきます。またどうぞよろしくお願いいたします。

  • 冒頭から引き込まれる不思議な魅力のある作品でした。先が読みたいとぐいぐい引っ張られるようにして読みました。見せ方の上手い、素敵な作品だと思います

    作者からの返信

    素敵なコメントをありがとうございます。とても励みになります。

  • はじめまして。よかったです。小川糸さんの短編に、死に間際の祖母にかき氷をたべてもらおうとする素晴らしい作品があるのですが、こちらは全く趣の異なる話ですが,それを思い出しました。ありがとうございました。

    作者からの返信

    はげみになるコメントとレビューをありがとうございます。また遊びにきてくださいね。

  • 極限の中、勝男は──。
    それが今の勝男に響いていたのですね、いろいろと。
    その魂が、安らかならんことを。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    勝男の心情を思いやっていただき、うれしい限りです。レビューまでいただき、誠にありがとうございました。