このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（343文字）

かわいいウサギになったドラゴンとその飼い主さんとそのご家族のほのぼのとしたお話も魅力なのですが。
転生者を通して現代の日本社会が抱える闇を容赦なく描いているのが好感を持てました。
背けてはならない闇をきっちりと描くのは玉椿さんらしさなのだなと。

完結まで追うのが楽しみです、ありがとうございます。

ファンタジー世界から現代日本への転生といったフォーマットですが、現代人への戒めを描く少しダークな世界観が魅力だと感じました。

かっこよくて強いドラゴンがそんな可愛い口調でおやつが食べれなくて拗ねてるなんて…。
とても可愛いギャップで、設定も凝っていて素敵な作品です。