第14話 レイラと迎える昼


「…ハァハァ」


レイラの言葉を聞いて俺は、こらえきれずキスしてしまった。


それも濃厚なフレンチキスだ。


舌を絡めれて口の中を存分に味わった。



ずうっと子供として見られていた。


だけど、今日初めて1人の男と見て貰えた。


それが、嬉しい…


「ハァハァ…ちょとリヒト、私こう言うの、本当に経験がないの…だから、本当に優しくして…ね、あまり激しいのはね…その…」


「うん、解った」


そう答えながら自分のシャツを脱ぎながら、レイラのワンピースみたいな服をたくしあげた。


ごくり。


思わず生唾を飲んでしまう。


ヒョウ柄のセクシーな下着。


しかも、そこからこぼれそうになる程大きな胸に、ムチムチとした太腿に大きなお尻。


レイラの魅力はこれだけじゃない。


性格も何もかもが好きだ。


だけど、この体…エロい!


エロ過ぎるだろう、この体…


本当に、他の男って見る目ない。


俺は面積の少ないヒョウ柄のブラに手を掛けて外した。


大きな胸がまるでスライムの様にプルンプルンと広がった。


「凄く綺麗で…エロい」


「やだ、言わないで、そんなこと」


レイラが赤い顔で照れるのが凄く可愛い。


パンティに手をかけると更にレイラの顔が赤くなる。


「リヒト…ちょっと駄目…」


「大丈夫だから…ね」


優しく声を掛けゆっくりとずらした。


もう準備は出来ているみたいだ…


「これなら、大丈夫だね」


こくんとレイラが頷いた。


これから…そう考えた時に、過去の事が思い出された。


レイラ…レイラ姉さんとの思い出。


レイラ姉さんは、俺にとって『母親の様な存在』であり『姉の様な存在』でもあった。


大好きな女性でもあるけど家族でもあったんだ。


その思いからか、腰が引けて最後の一線が越えられない。


思わず、少し腰が引けた…


「…」


「リヒト、本当に私こう言うの初めてなの…優しくして…お願い」


そのレイラの表情を見た、俺はレイラを引き寄せる様に抱きしめた。


◆◆◆


「はぁはぁSEXって凄い…こんなに気持ち良いなんて…」


いま、お互いに初めての経験を終えて二人してベッドに横たわっている。


レイラはキスが好きらしく口の周りがベチャベチャだ。


「そうだね…うん凄い、ハァハァ」


「次はもう少し大きなベッドの宿屋の方が良いな」


「そぉ?私は余り気にならないけど?寧ろ小さいベッドの方がくっついていられて良いけど?」


確かにそう言われると、こうして横になった状態でも体が触れあって居られるのは嬉しいかも知れない。


「そうだね、この方がレイラを感じられて嬉しいかも」


レイラがこちらを向いた時に手が俺の股間に触れた。


「もしかして、まだ…したいの?」


「レイラもまだしたいんじゃないの?」


「え~と連続して男って出来る物なの? 確かルリエラさんが1晩一発とか言って…」


「俺はレイラ姉さん相手なら10回だって出来るよ」


「本当?」


そのまま俺とレイラはお互いに体を貪りあい…気がつくと…朝になっていた。


「日が昇っている、もう朝だ…」


「だから、なぁ~に」


「ちょっとレイラ…」


「ほうら、10回出来るんでしょう?」


「そうだね…」


ようやく満足してシャワーを浴びた時はもうお昼になっていた。



※カクヨムはR15までなので直前まででぶつ切りして行為はキスまで前後、中間を繋げてみました。



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