第5話 少女
【シャーロン探偵事務所】
???:”はぁ”じゃないですよ。私は以前あなたに救われたんですよ。
シャーロン:すまん覚えてない。
???:そうですか…
シャーロン:まぁ私の事務所に入れ。
???:えっ でもそれは
シャーロン:私は疲れてるんだ。外でしゃべるのはさらに疲れる。
???:すみません。
シャーロン:まぁ入れ。
【シャーロン探偵事務所】
シャーロン:はぁ でなんの依頼?
???:依頼ではありません。
シャーロン:ん?
???:だ か ら 私はあなたにあこがれてるんです。助手にしてください。
シャーロン:まあ人出が増えるのは助かるが探偵としての能力はあるのか?
???:事実 私は探偵としての能力はないですが奴隷として飼われてたので力だけならあります。
シャーロン:ん? 奴隷? まさかあんたって2か月前の事件の時の…
ロックス:はい。 そういえば名乗ってませんでしたね 私はロックスといいます。名付けてもらいました。
シャーロン:分かった。お前にはこの事務所を警備してもらう。
ロックス:違いますぅぅ!
シャーロン:じゃぁお前には何ができるんだよ。
ロックス:私は力仕事を
シャーロン:お前みたいな幼女が力仕事?
ロックス:よっ…幼女。
シャーロン:私には目的がある。
ロックス:じゃぁ探偵見習いとしてあなたについていくのはどうですか?
シャーロン:はぁわかったよ。少しだけだ。
ロックス:やったー!
シャーロン:少しばかり待て。
シャーロンは自室から大量の本と紙を持ってきた。
ロックス:えっこれは?
シャーロン:まずはこれらの本をすべて読め。
ロックス:あの無茶振りは奴隷時代で慣れてるんですけど流石に多すぎるんじゃないですか?
シャーロン:実践は必要だがまずは前提を知れ。
ロックス:頑張ります…
シャーロン:逃げるならいつでも逃げていいぞ。
ロックス:いえ逃げません。
シャーロン:私はあと仕事があるから。わからないことがあったら言ってね。
ロックス:はい。
カタカタカタ カタカタ カタカタカタカタカタカタ
シャーロン:(まだ質問が来ないな…)
カタカタカタカタ
ー2時間後ー
カタカタ カチ
シャーロン:ふぅやっと終わった。(あいつはどうだろう)
ロックス:………………
シャーロン:(集中してる。何も言わないほうが良さそうだ。)
ー3時間後ー
シャーロン:はーい
依頼者:□□ということで
シャーロン:わかりました。
ロックス:………
ー4時間後ー
依頼者:解決しましたか?
シャーロン:はい。
依頼者:報酬です。
ロックス:………………
ー5時間後ー
シャーロン:はーい
依頼者:□□ということで
シャーロン:わかりました。
ロックス:………
ー6時間後ー
依頼者:解決しましたか?
シャーロン:はい。
依頼者:報酬です。
ロックス:………………
ー7時間後ー
シャーロン:はーい
依頼者:□□ということで
シャーロン:わかりました。
ロックス:………
ー8時間後ー
依頼者:解決しましたか?
シャーロン:はい。
依頼者:報酬です。
ロックス:………………
シャーロン:もう休むか。
営業時間は8時から私がつかれるまでだ。今日は私がつかれたので営業終了だ。
ロックス:シャーロンさん 終わりました。
シャーロン:本当か?テストするぞ。
ロックス:はい。
シャーロンはロックスにテストをした。
シャーロン:ここは?
シャーロン:これは?
シャーロン:ここをなんという?
ー30分後ー
シャーロン:基礎知識といえ一日も経ってないのに全問正解って…
ロックス:では助手になってよろしいでしょうか?
シャーロン:あぁそのつもりだ。
ロックス:やったー!
シャーロン:仕事は明日からだ。今のうちに寝とけ。
ロックス:はーい。
シャーロン:お前の部屋はそこの階段を上がって目の前だ。
とことこ
ロックス:ここですか?
シャーロン:あぁ。そこに簡易的なベッドとテーブル、椅子があるだろ。自由に使っていいからな。
ロックス:ありがとうございます。
【シャーロンの部屋】
シャーロン:あいつを利用すれば… いや私はあいつと同じだ そんな事はできない。
シャーロン:はぁ やるか。
ー朝7:30ー
シャーロン:ロックス 起きてきたか。朝飯はできた。そこで着替えてこい。
ロックス:あっありがとうございます。
ゴンゴンゴンゴン
シャーロン:まだ開店してねぇよ。そこに張り紙あるだろ。(小声)
ゴンゴンゴンゴン
シャーロン:(うっせぇな)
ゴンゴンゴンゴン
シャーロン:はぁ出るか。
ゴンゴンゴンゴン
シャーロン:はいはい。
ガラララララ
シャーロン:あと30分ぐらい待てよ。そこの張り紙に書いてあr
???:あぁ くぁwせdrftgyふじこlp
シャーロン:は?今何て言った?
???:た…探偵のねぇちゃん!来てよ!早く!今すぐ!
シャーロン:はいはい
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