第4話 犯行理由
【民間保護・フロス支部】
シャーロン:はぁはぁ やっとついた。
フロス支部長:シャーロン こいつは?
シャーロン:ピーター・ローズ。オーレン殺害の真犯人だ。
フロス支部長:じゃぁこいつが真犯人かどうかを調べてほしいということだな。
シャーロン:ついでにこいつがどういう経緯で犯行を行ったかを調べてくれ。答え合わせをしたい。
フロス支部長:わかった。
ー3時間後ー
シャーロン:どうだった?
フロス支部長:こいつはやはり真犯人と思ってもよいだろう 然るべき処置は我々が行う。そしてこれが事件の真相だ。
フロス支部長:ピーターは元々ローズ家ではなくただ普通の一般市民でした。ピーターは頭が悪く金もないが顔だけはかなり良いとして当時評判だった。当時夫探しに困ってたオーレン・ローズはかなりの面食いで顔が良いという理由で彼と結婚しました。当時ピーターは学歴詐称をしていたようですがその後バレたそうです。ピーターは当時から彼女に対して愛情を感じてなくいつ、どうやって、いかに自然に殺すかということを考えてました。理由は言うまでもなく保険金です。ピーターはオーレンを殺すまえに彼女に莫大な保険金をかけ、事前に彼女の身内の殺害を殺し屋に依頼してたらしいです。そうすることで彼女の遺産を彼が独り占めすることができるので多分そういう理由ですね。彼女は面食いですが浮気はしません。しかし彼はそれが気に食わないようでそれも殺害理由にあったと言ってます。これらの2つの理由からピーターはオーレンさんを殺害したと言ってます。
シャーロン:95%…ぼちぼちだな
フロス支部長:ぼちぼちじゃねぇだろ。
シャーロン:私はそれに追加で彼が賢者フロスのことへの抵抗も兼ねて今回の事件を犯したと思った。まぁ違ったし別に説明はしないが。
フロス支部長:そのことを詳しく教えてくれないか?
シャーロン:今回の事件とは関係ない。
フロス支部長:お願いだ 気になる。
シャーロン:お前がそんなのを聞いてる間にもこのフロス地区には困ってる人が何万人もいる。この民間保護でまともに働くのはお前とあとせいぜい20人ぐらいだ。
フロス支部長:そこをどうにか!
シャーロン:関係のないことだ 諦めろ。私は帰る。
トコトコトコ
【シャーロン探偵事務所前】
シャーロン:こんな朝っぱらから死体を見ることになるとは思わなかった… 別に死体なんかで発情なんかしないんだから。
???:(やっと見つけた!)
???:あっ あの
シャーロン:はぁこれからあとどんぐらい働かなきゃいけないんだ?
???:あっ あの
シャーロン:ん? 私のことか?
???:えっ その
シャーロン:なんだ? はっきりしろ。
???:わっ 私 あなたに救われたときからずっとあなたに憧れてるんです。
シャーロン:はぁ?
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