第10話 空飛ぶ魔法商人?
アティム大陸・どの国の領土にも属さない無主地・古き魔境の森
「クウ、あの冒険者たちの近くに降りてくれ!」
「キュー!」
クウは冒険者たちの近くに、ゆっくり飛んで行き、地上に着地した。
クウの背中から飛び降りたソラシスは、冒険者たちの近くに近づいて行き
リアルで初めて冒険者?を見たな。まさにファンタジーって感じがするな。
それに、クマ男と・・・エルフがいる・・・感動だな。
とりあえず、友好的に話しかけようかな・・・・・って、先に鑑定するか。
鑑定
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【名前】ゴルド
【種族】人族
【身分】冒険者・ランクB
【性別】男
【年齢】25
【レベル】75
【ライフ】500/1300
【魔力】90/400
【スタミナ】A
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【魔法】
なし
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【スキル】
【身体強化】レベル6
【剣術】レベル6
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【特殊スキル】
なし
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【称号】
なし
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【名前】ローズ
【種族】人族
【身分】冒険者・ランクB
【性別】女
【年齢】25
【レベル】71
【ライフ】450/850
【魔力】50/150
【スタミナ】B
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【魔法】
【風】レベル2
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【スキル】
【身体強化】レベル4
【弓使い】レベル6
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【特殊スキル】
なし
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【称号】
なし
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【名前】ミント
【種族】エルフ族
【身分】冒険者・ランクB
【性別】女
【年齢】20
【レベル】70
【ライフ】300/700
【魔力】60/2300
【スタミナ】B
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【魔法】
【風】レベル4
【水】レベル4
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【スキル】
【気配探査】レベル5
【弓使い】レベル5
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【特殊スキル】
なし
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【称号】
なし
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【名前】クマキチ
【種族】人獣族・熊族
【身分】冒険者・ランクB
【性別】男
【年齢】29
【レベル】76
【ライフ】1300/2300
【魔力】50/110
【スタミナ】S
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【魔法】
なし
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【スキル】
【斧使い】レベル5
【気合】レベル5
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【特殊スキル】
【獣化】レベル・なし
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【称号】
なし
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ソラシスは、素早く四人のステータスを覗き見るのだった。
なるほど。全員がレベル70以上で、冒険者ランクが全員Bランクだな。
Bランクの冒険者って・・・俺が前世で読んでた小説だと強かったよな。
エルフは魔力が高くて、クマ男はライフが高いな。
スキルは全員が持っていると・・・特殊スキルはクマ男だけね。
まぁ、この世界はゲームの世界じゃないからな。
現実世界だと、個々のステータスが違うのは当たり前だよな。
ゲームだと、ある程度パータンがあったよな。
ゲームだと、攻撃を受けてもHPが減るだけで済むだろうけど、
リアルだと、いくらライフが高くても、首や心臓をぶっすと刺されたら死ぬだろうしな。気を引き締めていこう。
とりあえず、リーダーぽい黒髪マッチョ男に声を掛けるか、
「やぁ!初めまして、空飛ぶ魔法商人のソラシスです。俺の後ろに居るのが、相棒のクウって言います。怪我の具合はどうですか?治療が必要なら治療しますが?」
やべぇ・・・自分たちの設定・・・考えてなかった。
なんだよ?空飛ぶ魔法商人って・・・とっさに口に出てしまった。
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