第131話 夢の同衾
私はベッドの端に座る。
ゼスも隣に座る。
ゼスは私の肩に頭をつけ、甘えてきている。おかしいなぁ。ここまで仲良くするなんて、夢にも思わなかった。
そろそろ私も眠くなってきた。このままだと、ゼスが
「ゼス、そろそろ寝ましょ。今日は私も甘えさせてもらうから、一緒に……ね?」
パアッと明るい表情になるゼス。ゼスは私に抱きつきおでこにキスをして、布団の中に入る。私も一緒に。
ゼスの髪の香りと柔らかな抱き心地と共に、私は心地よい眠りに入っていく。
「じゃあお休み」
「お休みなのだ」
いい夢が見られそうだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます