魔鏡
魔鏡
「
「我は、…終りかも知れん。が、お前だけは」
見た事のない魔道具、灰色に
「我の熱い想い、
バチバチバチ。「得意の雷撃魔法か」
ぶぅ~~~ん。
「もう止めるんだ」
バチバチバチ。どぉーーーん。
「はぁ~、どこに。鉛の盾、だと。熱っ。ぐぉぉぉおおお、背が焼けるっ」
「鏡の名はレントゲン。タングステンと言う金属で造られた魔鏡」
「なんだ、これ」「床を見て」
「!、黒ずんだ中に、…俺の、骨、か」
「鏡は熱い想いの雷撃を受けると、見えない闇の光を放つ」
「こ、この程度の火傷、ヒールで」「火傷はね」
「どう言う」
「お前は年間被ばく量を越えた。
だだだ。「魔王ーーー」どすっ。「ぶっ、…ぐはっ」
「どうしてやめてくれない。逃げれば、また一緒に。なっ」「手、…手を」
「ここ、ここだ、俺の手だ」「…痛かった」
「やってから、言うなよ」
「我は、
「今っ、今なら
「お前は助からない。取り残されるのは嫌。この腕の中で
「置いて
「必ず
どたどたどた。「やったのかっ」「おい」
ばしっ。「
「ちょっ」「何を」
「この子は俺が連れ行くっ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます