第7話 ジーフの大森林
(ここから、左がジーフの大森林ですか魔法はクロックアップしか使えそうにありませが、取り敢えず音速の時速1,193kmでいいのでしょうか?ソニックブーム手前が森林にも優しいでしょうし)
「全知識」(この大森林の魔物とは?)
パラパラと本が捲れ、魔物の知識が頭に流れてくる。
(沢山いるのですね、最弱なのはゴブリンで最強なのは、あの山脈にいるアースドラゴンですか、ゴルド兄様とはお話した事はありませんがもっと凄いドラゴンなのでしょうね、税金泥棒にならないようにしないといけませんね、さて)
「クロックアップ」
ニールの姿がその髪色や白い肌も相まり、白い軌跡を残した。次の瞬間には、大森林の表層から赤い鮮血だけを残し、その赤い鮮血はだんだんと、奥深く鮮血はより赤くなっていった。
(ゴブリンなら時速500kmでも良かったのでしょうか?まぁ、かなりの数もいるようですし、魔力を温存しながら迅速に殺しましょうか)
(5,000匹から数えなくなりました、ゴブリンでも剣やら弓や魔法も使うのですね、ゴブリンの剣でも音速で投擲すれば、100匹単位でバラバラの肉片になりますね、さてあれはコボルトでしょうか、オークも居るようですね。蹂躙ばかりでは、私の魔法の威力も分かりませんね。では、時速300kmでお相手しましょうか)
『ぶぶび!ぶび?[おい!あれは人か?』
『ぶひーぶひ![人間だ!』
「こんにちは、あ、ごめんなさいまだおはようございますでした」
ヒュンヒュン、、ポトリポトリ
『ぶ?』『ぶひ?』首だけとなった、オークの最後のセリフとなった。
(オークもこの短剣の軌道すらも追えてなかったようですね。この大森林は東西で100km、南北で500kmですか、ではまずは北に向かい、南下しましょうか、オークは大きいだけでしたか、武器も持っていれば良かったのですが)
大森林の北にあるオーガの里には、オークやゴブリンの生き残りが「白い小悪魔」との戦闘とも言えない大虐殺をオーガの里長に説明していた。
「辺境伯の討伐大隊では無いと、相手は1人だとしかも子供?」「ご、ごぶ、」「ぶひぃ」
「里長、どうなさいますか」
「ふん、いつもの通りだ素早いだけの子供だ、一度包囲すれば後はこの金棒で挽肉にするだけだ」
「里長!や、ヤツがきました白いガキ独りです」
「素早いだけはあるな、よし!まずは包囲しろ!念入りに二重になるように包囲だ!!」
「り、了解しました」
「これで、挽肉だな!」
(太陽?って呼ぶのでしょうか、お日様が真上だからお昼でしょうか、あ見つけましたあれはオーガですね、?包囲作戦でしょうか、知能があるのでしょうね。武器は金棒ですか身長2m以上ですか、まぁこのままでも行けますか)
「よし!包囲したぞ!潰せ!!」
(あの、同志撃ちになるのでは?)ビュン
グシャ!バキバキ!ゴリィ!
「お前!いてぇだろーが!仲間が死んだぞ!」
(あ、やはりですか言葉は分かりますが知能は低いようですね、、では首刈りしましょう)
一瞬で、手前にいたオーガの肩に乗り、無造作に短剣を横薙ぎ、その肩から隣へ軽く跳躍し右回し蹴り首が爆砕、また肩から次のオーガへの首を手刀で一閃し、次のモノを肉塊モノとし、内側のオーガの血の噴水ができ、外側の包囲網の半分が血を噴き上げたところで、オーガ達の陣形が崩れ、里長含めた生き残りは南のドラゴニュートの地に敗走した。
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