第27話 傲慢たる男の話
「この下層でたたかえる奴は?」
目の前の金髪の男は頼んだバーボンを飲みながら語る。
「何故わたしに?」
バーテンダーの女は言い返す。
「別にこのジジイに案内させたらここに連れてこられた
だけだ」
ジョセフと名乗った男は連れてきた子供2人の頭を撫でながら。
「未来はみたくはないか?」
不敵に笑った。
1週間後。
「ほっほ!闘争はたのしいの!」
黒い着物の老人は笑いながら刀を抜きはなつ。
「いいね、取り戻す日にはよい日だ」
金髪の男は笑う。
「お、お前たちはなんだ!?」
金髪の男ジョセフは笑う
「誇りなき者達には退場してもらうだけさ」
閃光と共に世界が爆ぜる!
悪逆の都ゾディアック
市長室
「まじで、何が起こってんだ!!」
一人黒いスーツのスキンヘッドの男が叫ぶ!
悪逆の都ゾディアックを支配する男アンダーソン。
悪神の使徒としてこの都に君臨していた。
あらゆる悪を許容し存在を認知し都を豊かにしていた
僅か1週間。
その均衡は壊れることになる。
黒い着物の老兵、「狂魔」の善次郎。
この都が出来上がる前からいた狂人。
あらゆる狂気を楽しみながら滅ぼし、あらゆる暴力を潰しあらゆる悪を斬り裂いた狂気の男。
はじまりの3悪人の一人。
今でこそ丸くなりスラム街のガキ共の守護者と言われるが、単騎戦力としては超弩級
そして残りの2人もまた動きだす。
2人目。
「魔女」アンダルシア。
あらゆる魔の知識を持つ女性。魔女しかいない女性だけの国から現れた不老の魔女、興味ある者にしか味方せず、本来ならば敵対行動をしなければ問題はなかった。
だが興味をもった者が挑めばその深淵たる魔術で敵対する。
3人目
「破壊者」グルジア
冒険者でありながらあらゆる強者に挑み、指名手配に堕ちた男。無手の拳を扱い、あらゆる敵を粉砕する。強き者を与えていればなにもなかった。
そんな凶悪な3悪人が金髪の男、ジョセフという男に味方し、この街のレジスタンスと共に街を破壊している。
「これは願うしかない」
アンダーソンがそうつぶやくと胸元の石像を取り出した
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