第3話やっぱり若い
この蛸ん壺の常連さんは、70代〜80代が多い。
44歳の僕はガキ扱いだ。
今日も、同郷出身の人生の先輩と話した。
飲みなさいと、チューハイをその男性は奢ってくれた。
有りがたいが、貸しを使った感じが嫌なのだが、お言葉に甘えた。
2時から6時半まで飲んだ。
お年寄りは帰り、若者が増えてきた。
じいさん、ばあさんは帰って行く。
僕はとうに帰りたがったが、おごってくれた老人に、悪い気がしてその人の帰りを待った。
今日の会計は、4000円とちょっと。瓶ビールを4本分、ハイボールを二杯、チューハイを3本とツマミ。
安い。
でも、奢られると気を使うね。ビンボったらしいかっこうをしているだからだろうか?
昨日は1本瓶ビールを頂き、今日はツマミと酒。
安田講堂事件の話しで盛り上がっだ。大学は「大学の自治」と、言うものがある。
新旧の対立となる。
勉強を頑張った意味がここで分る。
下品な話より、安田講堂事件の話しの方が10倍面白い。
こんな場所で、勉強が役立のだ!
だから、若い連中は勉強したほうが人生を、豊かにする。
これは、我が家の家訓である。
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