登場者紹介(第3章主要登場者)

◯主人公

転生の記憶を3回引き継いで転生した少年。流されやすいが慎重な性格。女性に偏見も持っているが惚れっぽい。金髪碧眼色白で耳が長い。火、水、風、土、雷、光、時間、空間、重力、生命のエレメントを使役出来る。穏やかに死んだあとに丁寧に埋葬され立派な木の苗床になる事を目指している。1番身近に居る自身の母親に恋愛感情を持ってしまい結ばれた。森林の白には近親相姦という概念は無い。


◯ママ

主人公の3度目の生の母親。金髪碧眼で貧乳。主人公が部族内で殺処分の対象となっている前世の記憶を持った神の祝福者のベムである事の露見を恐れ早めの夫婦解消を行なった。主人公が自身に女としても見られている事に気が付いていた。主人公の能力の高さと精神的な成熟から子どもとして見つつも男として意識してしまい結ばれた。森林の白には近親相姦を禁忌とする概念は無い。


◯パパ

主人公の3度目の生の父親。ママに未練があったが他の女性からアプローチを受け婚姻関係の解消を行なった。


◯巨大樹

森林の白の部族が多く点在している場所から離れた場所に生えている周囲とは一線を画す巨木。樹齢は万巡を超える。常に実がなっていて落果する。特に寒くなり出す前に多く実を付ける。元々はモムという酸っぱく種が大きい割に実は小さいという木なのだが突然変異で種無しで糖度が高い一年中実がなる木になった。本来は栄養不足で枯死する所だが飛び蜥蜴と共存する事で偶然生きながらえ巨大樹になった。糖度が高い実は落果すると強い芳香が広がり周囲の生き物を引き付ける。また完熟状態になると内部で発酵が起こりアルコールが生成される。完熟して落果した実を食べた生き物の多くは酩酊する。引き付けた生き物が周りに集まり酩酊状態になるので飛び蜥蜴がそれを捕食する。飛び蜥蜴の食べ残しと糞が木の周辺にバラまかれる事で巨大樹は栄養不足にならずに済んだ上、巨大な木に成長した。巨大樹の周辺は森林の白が飛び蜥蜴を恐れて立ち入らない事や、生き物が巨大樹の実の匂いに吸い寄せられるため、様々な木の実などが採取さてたり食べられないため未収穫の状態である事が多い。


◯飛び蜥蜴

巨大樹に生息する手と足被膜を持った大きな蜥蜴。風魔法を使い滑空出来る。飛行だけでなく地上や木の表面を這って移動する事も得意。長い間に巨大樹と共に暮らして適応したため近縁種と形態がかなり違う。周辺の生態系の頂点にたち、エレメントを使役している森林の白でも飛び蜥蜴のとの接触を恐れ巨大樹周辺には近づかない。風魔法を行使するため、魔力を貯蔵する器官があり、そこで魔石と主人公が命名した結晶が生成される。

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