第3話 300円➂

部活が終わったあと、1年生の自転車組の中で帰る方向がだいたいおんなじ奴らとかたまって帰るようになった。


たいていいつもみんなでコンビニに寄って、ジャンクフードとかを買って食べてから帰る感じになっていた。


だけどおれだけ、親からあまりお金をもたされてなかったので、みんなが食べてるのをお腹を空かせて羨ましそうに見ていた。


そんな日々がつづいた。


ついにある日、耐えられなくなったぼくは行動を起こした。

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