第5話 冒険者のチーム、黄金の手との協力。

バント騎士団の異常を注意した際に魔法をたくさん実験し奴らとの戦闘を準備した。


レイラの記憶によって人の中で異なる魔力量が貯めてる。その量は生まれつきに決められて変えられない。魔法の威力と位が増えれば増えるほど消費量にもそれなりに増加する。魔力量がなくなるにつれて人は苦しみと魔力の喪失感を感じるつつある、もしかして容量の限界を超えると、気を失った上に命がなくなった可能性は高いだ。


しかし、俺はどういう派手で強そうな魔法を使っても魔力が減るのは一切ないと感じてる。だからこそ、たくさんの実験を行い、いろんな魔法を試してみた。


静まり返った深夜にひっそりと寝室を出て郊野でいつもノベルにある魔法を使ったり魔法の形態を変えたりしました。成果はとんでもないね。


例えば、膨大な魔力によって火魔法を使い小さな銃の弾の姿を思いながら人差し指に凝縮しガンフィンガーの姿態を作って、「ばんッ!」と発すると弾がしゅっと木々を一気に打ち抜いた。


テストからして威力は問題なし。


ちなみに、軍営に行き帰りした使用人がアレクスにメッセージを届けたけれど、奴は命令を無視し不明なことをやり続けてた。自らで軍営に足を運ばなければならんみたい。そうする前にシモンに伝えてやろう。


アリスに頼んでシモンを書斎に行かせて。


「お嬢様、どのようなご用件でしょうか?」


「バント騎士団の件を手早く解決したいから、一人で駐屯地にいこうとしてる」


「お嬢様、それは危なすぎますので、一人で行かないでくださいませんか?」


「じゃ、誰かがあたしといっしょに行くの?」


「わしは募った護衛に依頼してお嬢様と同行します」


「しかし、騎士団との衝突の見込みが高いから、大きければ大きいほど護衛は邸宅に残したいわ」


「それなら五人はお嬢様と軍営に随行するのはいかがでしょうか」


「うんん……仕方ない。いいよ、あの五人をここに連れて来てね」 


「はい」


シモンの募集した護衛は十分後で書斎に到着した


「お嬢様、この五人が都市国家には優秀で有名な冒険者のチーム、黄金の手です」


ほぉー


五人も女性でありながら異なる種族。三人は人類、残った二人は亜人とエルフ。すごく珍しい組合ね。


「私は黄金の手のリーダー、ナタリーと申します。」


俺に話しかけたのは人類の女性。小柄で子供っぽい声を出したが、左の頬には目立つ爪痕がある。彼女の目を合わせると、強靭な意志を感じられた。水色のセミロングに日焼けの肌色。深淵のような真っ黒の瞳。身なりは軽装な冒険服、腰に匕首が下げてる。斥候なのかな…


「こちらの二人はパスカルとイザベルです。エルフと人狼族のはジュリアとサフィです。これからもよろしくお願いします」


彼女の隣にいる二人の外見からしてシスターと魔法使い。そしてエルフは重そうな鎧を着り人狼族はナタリーと同様な軽装が、背中に巨大な斧を負ってる。


「レイラちゃん、よろしくね」と元気満々な声音を作って銀灰色のケモ耳がふわふわと揺れるのはサフィという人狼族。耳と同じな色のミディアムに紫色の両眼。微笑んだ際に鋭い八重歯が晒される。


「サフィ、ナタリーは先に言ったでしょう?雇い主に無礼な言葉を言ってはいけないよ」


サフィを諭す人は俺に劣らないスタイルを持ちながらセクシーの雰囲気を醸してるシスター、パスカル。黒いロングヘアに成熟な顔立ちと瑠璃色の瞳。和服を着れば、日本に大和撫子とされるかもしれません。


おしゃれなケープに白い手袋を嵌めながら派手な魔法の杖を持ち、ローズピンクのロングヘアに金色の瞳、ロリータのイザベルは全員を無視みたいに「はぁぁ……眠りたいで…す…」とこくりこくりと睡眠に入ろうとする。


エルフの方は何も言わずに腕を組んでる。


……


こいつらは本当に名高いチームなんだ?


「シモン、あたしのわきに来て」


「分かりました」


(彼女たちは正に冒険者なの?)


(はい、個性は特別なんですけれども、実力が確保できます。)


どうして冒険者は我が領にいると聞きたいだけれど、密談しすぎたら、何か悪いことと企んでるとか黄金の手に疑われるかもしれん。この疑問はさておいてやる。


(分かった、後はあたし一人で彼女たちと相談する。君は邸宅の防御を固めて、頼むよ)


(はッ!わしは絶対お嬢様を失望させません。ではお失礼します)


シモンがきびきびと部屋を離れてからナタリーに話しかける。


「えっと…ナタリー、君の成員たちはけっこうあくが強いね」


「あはは……失礼いたしました」と言った途端に腰を折り謝った。


「うん、じゃあ本題に入るよ」


「君たちはシモンから護衛任務を受けるの?」


「そうだよ」


「サフィ…ッ!」


「いぃッ!パスカル、ご…ごめんなさい…」


……


今額に青筋がすごく立ってる。


ふう…冷静を失わないために、密かにため息を吐いた。


俺はもう放棄した。彼女たちに頼るなんてはいけない。


早速この笑劇を止めよう。


「実際、バント騎士団へ調査するのはシモンを心配させない言い訳だわ。あたしは騎士団もう裏切ったと判定し反乱を鎮めようとする。君たちの任務はあたしと奴らを鎮圧するのだ。したくなければ、今この部屋を去ってもいいよ」


「それは初耳ですので、ご相談の時間を頂きたいです」


「うん、書斎を出て相談してちょうだい、半時間を待ってあげるわ」


このうちに最後の準備をチェックする。


氷よ鎧となれと心に念じると、防御力が高い氷の西洋甲冑を身に纏め、バトン家の宝剣セロギとその鞘を腰に下げる。よし、仕込みは完了した。


はあぁ……昨日はアリーと遊びすぎたばかりに眠くなるね。


やや休むかな…


体を背もたれに預け目を瞑ると、ドアが開けられ五人は再び部屋に入れ込んだ……


なんか妙な既視感がある……


「え、その鎧は魔力によってッ!?」


驚嘆を漏らした人へ目を向ける。おや、ナタリーじゃなくてイザベルか?


まだちゃんと反応できずに彼女はすたすたと俺に近づいて鎧に触りまくる。


「凄じい魔力量に繊細の操り、一体どうやっあッ♥!何を?」


「あら、それはこっちのセリフだわ」


俺は文句をつけながら彼女のおっぱいを揉む。うわぁ…すごく平たい板だ。可哀想な……


パッ、あたしの手はイザベルに叩かれてからすっと後退る。


睨まれちゃったね、彼女に。こういう状況を見ると、サフィとパスカルは笑いをかみ殺ろしくすくすとした。一方、ナタリーは慌てふためいてあたしとイザベルをきょろきょろとしてる。エルフは先のように腕を組んでるが、軽蔑な目つきで俺を見つめる。


まあ、この状況は俺のせいよね。


こっこっと咳払いしてナタリーに問いかける。


「決まった?」


「え?はいッ!私たちはレイラ様と騎士団を平定します」


「うん、ならいざ厩舎に行くわ」


「分かりました。レイラ様」


「分かッううん、かしこまりました。レイラちゃん」


「サフィ、雇い主に対してちゃんってだめよッ!」


「変態……」


「……」


全員が美少女でも彼女たちに対して情欲などない。ただ疲労感だけを感じた……


冒険者ってこういう風にヤバい奴らばかりなんだか?帝国は冒険者協会の引っ込みを却下するのは最も正しい選択だ!


さっさと騎士団を終末させたいな。家に戻ると、ストレスと不満を発散するために、たっぷりとアリスとマリーを味わおうぞッ!


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