応援コメント

閑話 転生したら現代社会にもあいつらが居た件」への応援コメント

  • こんにちは。
    私の作品に感想をくださったお礼にと、二ヶ月ほど前からのろのろと拝読して参りました。三鞘ボルコム様の批評を見て気になったからという理由もあり、遅ればせながら感想をお送り致します。

    それでまず初手でこの切り口はどうなんだろうと思いましたが、いわゆる歴史を軸にしたジャンルに挑戦する姿勢が私からすれば感服ものでした。

    知っていなければ書き起こせない、理解していなければ話を考えようがない。当たり前のことかもしれませんが、そういった基本的な事が出来ていなければこのジャンルには挑めないと個人的に思います。

    私が戦国史に関して造詣が浅い(某戦国で無双するゲーム程度の知識しかありません)のもあり、最初は話の筋が掴めるか不安でした。ですが、そのあたりは随所に挟まれるコメディや分かりやすさに重きを置いた筆致に助けられたおかげで飲み込みやすかったと感じます。咀嚼された寿司のように。

    他方、戦闘描写というわかりやすい山場においては集団戦・戦略のうねりが細かに描かれていて、前述したコメディ描写とあわせメリハリが利いているなと。さらにキャラクター同士のやり取りも小気味よいものが多く、テンポよく感じました。
    武将ごとのバックボーンや地名、時代背景などの情報も川中島ケイさまの造詣の深さがうかがえましたし、その点についても没入感の高さに一役買っている気がします。

    正直に申し上げますと、まだまだストーリーも半ばというところで感想を送るのは非常に恐縮な思いでした。
    ただその反対側にある思いまで申し上げますと、これだけの長編を手掛けていて凄いなぁという純粋な称賛が湧いています。話数にして100話を越え、字数40万字を越える物語はそうそう書ける気が致しません。本当に凄いと思います。

    長々と感想を綴ってまいりましたが、今後の展開も楽しみです。応援しています。

    作者からの返信

    だいこん様、ここまでお読みいただき、丁寧な感想を戴きまして本当にありがとうございます♪

     歴史モノは信長の野望シリーズを数作クリアしたのと漫画『センゴク』を全巻読破したのと大河ドラマが戦国時代なら見るようにしていて、そこそこ普通よりは詳しいつもりですが、界隈のファンの方には歴史研究家なのかと思うようなレベルの方が多いのでまだまだ私なんぞは『にわか』です。なのでこの話を書き始めてからめちゃくちゃ戦国時代の事を調べています。

     ただ逆にその視点で見て「歴史好きが好む歴史モノって重厚というか、文章堅苦しいし前提知識求められるしとっつきにく過ぎ」と感じましたので「チャラくして面白可笑しくしたらみんな楽しめるんじゃね?」というEXITさんのネタのようなノリで書き始めた次第です。

     そこを大切に書いてきたので、分かりやすく読みやすくまとまっていてくれたならよかったなあと思っています。そのあたりの匙加減が自分では判断付かないところでしたので。

     今後も読み進めていただけるようでしたら逆に話の整合性が取れていなかったり分かりにくいと感じる部分なども忌憚なく教えていただけますととてもありがたいです。