ここから先がいよいよついてこれる者たちだけしか生き残れない世界になりそうな気がします。音楽を始めに芸術に慣れ親しんでいる人たちは教科書通りだけでは満足なんてしないでしょうから…。
作者からの返信
楽譜通り歌うことすら難しいのに、楽譜通りならだれでも歌える、という世界ですからね・・・
ここから「エキサイティング!!」と思える演奏家だけが羽ばたいていくのでしょう!
「楽譜の奥に広がる無限の宇宙」って、素敵な表現ですね(*´ω`)
ロウソクの火を消さないように息を吐く訓練があるのですか!
昔、壁や窓ガラスに息を吐く力だけでティッシュを貼り付け、何秒間落とさずに維持できるか、という遊びもとい訓練をさせられたのを思い出しました。
息遣いの訓練は総じて地味でつらいものですから、頑張れオリヴィア😇
作者からの返信
楽譜はある意味記号の羅列だけど、その奥にはイマジネーションの宇宙が広がっている感じがしますよね!
「壁や窓ガラスに息を吐く力だけでティッシュを貼り付け、何秒間落とさずに維持できるか」という訓練、私も昔、日本の声楽の先生に言われてやってみたことあります。その先生だけだったかな、それをさせたのは。
吹奏楽でもやっぱりやるんですね!
いや、凄いっすね。
何がすごいって、これは本当に音楽を知る人でしか書き切れない表現というか。少なくとも僕には無理。匠の世界にチートはないんだと、ほとほと感じました。
作者からの返信
経験ベースで書いてるのがバレバレですね!
オリヴィアたちも初心者を脱したころだと思うので、自分が実際にイタリアの音楽院で受けていたような指導を書いてみました(≧▽≦)
>匠の世界にチートはない
だと思います。才能が物を言う世界ですが、訓練や学びが不要というわけではありません(^▽^;)
次も見てくれると言うことは、全然駄目ではなさそうですね(*´∀`*)
練習は大変そうですが、ここでドゥランテ先生の指導を受けて、一気に成長していくのかなぁとワクワクしております(*´艸`*)
作者からの返信
その通りでして、時間を作ってまたすぐに見てあげるよ、というのはOKのサインなんです。
今まで先輩学生であるカッファレッリから主に教わっていて、教授の指導は合唱のみだった二人、教授の個人指導を受けて一気に成長する予定です!
「調和していたかと思えば次の瞬間には火花を散らすように不協和な音程が混ざり、万華鏡のように色合いを変えてゆく。」
二人の歌声が重なるシーンは、いつもながら、圧巻です。素敵!
ドゥランテ先生、しごきの鬼だあー!
これは、生徒はげっそり、疲れますね。
ドゥランテ先生、指導しながらハツラツとしてるから、きっと、リオくんもオリヴィアさんも、お眼鏡にはかなっているのでしょう。
作者からの返信
ありがとうございます!
ペルゴレージという作曲家の音楽を聴きながら描写してみました。ペルゴレージの作品が素晴らしいので触発されました!
>生徒はげっそり、疲れますね。
その通りです。
もう神経がね・・・くたくたなんですわ_| ̄|○
綾森れん様、コメント失礼致します。
昔々、民謡歌手の金沢明子さんが、ろうそくの火を前にして歌って火を消さないテレビCMがありましたね。
響きを口ではなく頭蓋骨で作るイメージなのかな。
前も書きましたが、赤ちゃんは肺も小さいのに耳をつんざく轟音で泣きますからね。あの声もおそらくは火が消えないはず。
声楽の世界も、歌手のナチュラルな声色を求めているのかな?
作者からの返信
そんなCMがあったとは!
実際歌っているときは、ロウソクは消えないんだろうなと思います。
だって何小節も持つほどの息ですから、結構細く長く出してるんでしょうね。
細く長く出すにはコントロールが大事!
下半身のインナーマッスル的な何かを鍛える必要があると思われます。
自然な声、は超言われますね。
多分、声楽を聴くとそうは感じられないとは思いますが、実際はナチュラルに出しているつもりなんです笑
ここから先は「楽譜通りに歌える人」には興味無い世界なんだろうな。
「あなたにしか歌えない歌」こそ顧客が求めているものなのでしょうね。
作者からの返信
「楽譜通りに歌う」ならだれでも歌える! みたいな世界ですからね・・・いや、それもすでに難しいんですがー! とか言うやつはプロにはなれない。。。
うわぁ……大変だ。とあるバレエを題材にした漫画に、こんな台詞がありまして。
柔らかく踊ろうとすればするほど、激しい踊りの何倍も息を潜めなければならない。水面をすべるようにいく白鳥も、水中ではその脚を精いっぱい動かしている。
力出しすぎないギリギリを狙うのは、結構力技ですよね……難しい。
作者からの返信
おお、まさしくその通りです!
声楽でもフォルテよりピアニッシモのほうが支えが必要と言われています。
うちの母が趣味で能楽を習っていましたが、激しい動きより静かなもののほうが実はどっしりとした下半身の支えが必要と言っていましたね。
きっといろんなジャンルに共通することなんだろうなあ。
リオくんもオリヴィアもふたりともスパルタされてましたね(¯―¯٥)
これも先生の愛かな?
エンツォが謝る理由···なんだろ。
最初にアドバイスしたこと?
気になりますね(?_?)
作者からの返信
そうか、先生の愛なのか。
これが本当のスパルタ指導。OKが出るまで許してもらえないんだけど、授業時間が終わるまでOKが出ないという恐怖😅
今までオリヴィアたちは先輩学生に教わっていたのであって教授のレッスンは未体験だったことにここで気づいたのです。
オリヴィエーロもリオネッロも、しごかれてますねぇー。
ロウソクの火を吹き消さない練習、って難しそう。
エンツォは、歌うのが難しい曲を書いたから、あやまっているのかしら。
作者からの返信
ロウソクの火を吹き消さない練習、炎から距離を取れば揺らすだけで吹き消さずに行けるのかな?!
ロウソクを使うと、息を均等に吹いているか分かるってことなんでしょうね💡
エンツォは気にしぃなので大したことなくてもビクビクして謝ります笑
なんで謝ってるんでしょうね?(^▽^;)
はあぁ~、なんだか私も絞られているような気になって読んでしまいました(笑)。
当たり前ですが、何度も歌えば上手になるというものでもないのですね…。
ドゥランテ先生、やり甲斐を感じてらっしゃるのでしょうか。
ちょっと楽しそう??
作者からの返信
私の音楽院の先生もこんな感じでした(^▽^;)
たった一つの音で30分しぼられる、みたいな。
もっと厳しい先生だと「〇〇を直してこない限り見ない」とかやるそうなので、それよりはずっと優しいです。
疲れた顔をしているとニヤニヤされたものです。
やりがいを感じてたんじゃないかな?笑
今思い出してもストレスマックスでしたね~ まあ今となってはよい思い出ですが・・・(;´∀`)
拝読致しました。
抽象的な表現で技法の指摘をしてなお、互いに明確な課題点を共有できているところが芸術ぽさが出ていて良いですね(^^)
しかし指導が厳しい。
柔らかい表現こそ土台がしっかりしていないと、て意味はわかりますが、それって長期的な視点でのお話しですしね(^_^;)
最後に先生が満足そうにしていたのは、二人が先生の指導に食らいついていけた証と信じたい(;・∀・)
作者からの返信
おっしゃる通り、
「長期的な視点でのお話し」
なんです!
次回、ちょっとそこらへん突っ込みます笑
ドゥランテ先生が二人をどれくらい評価しているのか、いないのか、も次回判明します!
幼い二人にとってドゥランテ先生の指導がよいのかどうなのか・・・やっぱりプロレベルがどれほど高いのか実地で経験できるのはよいかなと思います!
テキストの意味を知るというのは本気で歌う際に必要でありますよね(#^.^#)
作者からの返信
ですよね!
ラテン語とイタリア語は似てるんですけど、現代語と古文くらいの違いがあるんですよね。
編集済
「私の上で彼が自由に動けるように、中低音域をしっかり支えて歌う」
……オリヴィアの艶気を感じて、いいシーン・文章だな、と思いました! この作品には歌唱シーンがたくさん出てくるのに、毎回創意工夫が感じられて、単調にならず、ほんとうに読んでいて圧倒されます。
「絶好調です!」から始まって、最後にはぐったりの二人笑。ドゥランテ先生が厳しいのは、ふたりには教えがいがあるからかな?
(テオルボって、今でも使われているんですね……絶滅なんて言って、失礼しました! そんな古楽器を伴奏に歌ったことあるなんて、スゴイ!!)
作者からの返信
おお、オリヴィアのちょっと性的な発言を拾っていただけて嬉しいです!
二人のデュエットでは行為の暗喩を含めているときも多々あります。
特に宗教曲では。
恋愛が主題のオペラアリアより、抑圧されているカトリック音楽にこそ色気を感じる!!
ドゥランテ先生が厳しい理由、というほどでもないのですが、オリヴィアたちが納得できるようなわけが本番前には明らかになります!
70年代から起こった古楽復興以降、バロック音楽を演奏するときは当時の楽器で、というのが普通になりました!
古楽を専門的に演奏する声楽家ならだれでもテオルボとは共演したことがあると思います。そんなすごいことじゃないですよ~💦