カッファレッリが基本を大事にして、すごく丁寧な練習しているのが伝わりました。
一流、というのが伝わる描写でしたね。
オペラは現代で言うと映画みたいなものなんですね。売れれば大儲け、こければ破産。
作者からの返信
オペラの資金を誰が出すか? は国によっても差があって、ドイツ(ドレスデンの宮殿など)では為政者がばばばっと支払ってくれたりするんですが・・・
貴族たちが株式会社の株を持つ、みたいな仕組みもあります。
国によって違いがあるけれど、共通なのは「金がかかる!」ってことだと思います。これは現代でも同じですね。
その後のそれぞれ、ですが。
ラスト、とても印象的でした。
意志。
やっぱり、これが重要なのかなって。そうでなければ、音楽の魔窟から生き残れない。道理だなって思います。
作者からの返信
どんなに才能があっても結局は本人の意志ですよね。
もちろん意志だけあっても、なところはあるけれど、意志のある人は見ていると音楽の世界に残っています。
完全なクラシックではなくて、クロスオーバーの方向に行ったりはしても、続けて仕事になっていくんです。
才能があるのに「そこまでじゃないし、もういいかな、別に」な人を見るともったいないなと思います。
やはりカッファレッリはカッコイイです!
彼の不遜な態度には弛まぬ努力に裏付けられた実力があるから。
そしてその努力を当たり前と感じているところが彼の大きさなのでしょうね。
カッファレッリが歌う様は、一音一音聞こえてきそうでした!
作者からの返信
カッファレッリの歌声を想像していただきありがとうございます!
そう、自信の裏付けになる鍛錬があるんですよね。
つねに周囲を馬鹿にしてるのも、本人はあまりにまっすぐ生きていて、みんなでわいわい遊んでるやつらのことが理解できていないから。
オリヴィアは色々なタイプの歌手の卵を見て、学んでいきます(≧▽≦)
エンツォが本当に何かが落ちた感じがして、頑張ってる姿いいですね!
そして、早々ぽっちゃり君再来!いきなりゲームしよう!
彼のこの軽さの安心感♪ いいですね!
ところで、「僕便所」……なのですが、ちょんぎっちゃった子のおトイレはどんな感じなのかしら?パイプカットだけで男の子のシンボルは残って……ないですよね?女子と同じ感じなのかしら?←興味津々(しろめ
作者からの返信
あっ、竿は残っているので普通に用は足せるのです!
(宦官とは異なる)
手術のやり方については、昔の資料も結構あいまいで、「精管を切断すると自然に精巣がしぼんで~」とか書いてあるのもありましたが、ほんとかよ? っていう。
そんな簡単な方法でいいなら現代、猫ちゃんの去勢とかもこの方法になってないか? とかいろいろツッコミどころが・・・。
禁止されていたので詳細な記述が残っていないんですよね。
しかも理髪師がやったり畜産業の農家さんがやったり、担い手も色々だったから、統一されていなかったかも知れませんね。
それそれの、声楽に向ける気持ちが垣間見えた待ち時間でした。カッファレッリさんからは学ぶことが沢山ですね!
エンツォも頑張ってるみたいですし、今度こそは報われて欲しいところです。オリヴィアたちも頑張らねばですね^ ^
作者からの返信
自分よりうまいと思っていた人の練習をのぞけるのはラッキーですよね!
私も「あの人、いっつも完璧な音程で歌ってて、ピッチの悩みなんてないんだろうなー」と思っていた人の練習をたまたま聞いてしまう機会があって、一音ずつ何度も直しながら歌う姿に衝撃を受けたことがありました。
自分のほうがよっぽど感覚頼りだったんです。
才能でしょ、と思っていた先輩の努力を目の当たりにすると、姿勢が変わると思います!
『合唱』というのはボクシングなんかでいう前座なのだろうか?
たまにスターよりも前座の子を見て
「あの子⋯⋯いいね」
みたいな青田買いの人とか居るんだろうな。
(きっとロリコン(ショタコン)だなw)
作者からの返信
いや、合唱は大体オペラの最後の締めにある感じですね!
あと黙役といって、歌わない役を下級生がもらったりもします。
青田買い気分の通は絶対いると思う笑
というか歌舞伎でも、うしろにずらりと遊女が並ぶシーンなんかで、オペラグラスで動かない彼らを一人一人眺めたりしますし笑
カッファくん素晴らしい。継続は力なり、ですね。
作者からの返信
そうなのです、毎日コツコツが鍵ですね!
まとめて練習するよりずっと効果が高くなります(≧▽≦)
コメント失礼します。
連載が再開されるのを待っていました。
やはり、オリヴィアとリオのデュエットは心を癒す作用があるようですね。
エンツォといい、アンナおばさんといい。
前回、好きなことをして人を幸せにすることができるというセリフが心に響きました。そんな仕事を得られることができれば、それが一番、幸せですね。
次回以降もリオとオリヴィアに共感しつつ読み進めることにします。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ようやく連載再開しました(^▽^;)
「好きなことをして人を幸せにすることができる」って理想ですよね。
イタリアに住んでいた頃、そういう人を結構たくさん見ました。大学が4つある街で、教師や芸術家が多く暮らしていたので。
日本で会社員をやっていた頃の、「仕事は生活のために我慢してやるもの」という価値観が吹っ飛びました笑
更新、楽しみにしておりました。また御作品を拝読することができて嬉しいです!
作曲家を目指す道を選びながらも歌うことを諦めないエンツォ君。
エンツォ君のこれからを垣間見ることができて、本当に良かったです。
彼がこの先、ハッセさんのようになれるよかはまだまだ解りませんが…できれば報われて欲しいなと思います。
そして皆がカードゲームで遊ぶ中、歌の練習をするカッファレッリ君。
とてもストイックだなと感じると同時に、本当に歌うことが好きなんだろうなと…『一に才能、二に環境、最後に本人の意志』ジャンバッティスタさんのこの言葉が、改めて胸に刺さる回でした。
作者からの返信
読みにきて下さり、ありがとうございます!!
エンツォはプロとしてソロで歌うことはできなくても、声楽を教えることはできると思います。
彼の師ポルポラ先生も作曲家で声楽教師なわけですし。
そう、カッファレッリは本当に歌うことが好きなだけです笑
私もイタリア時代、オペラの合唱練習のとき、みんながUNOやってるのに抜け出して非常階段で練習していたら、なぜかスタッフにソリストと勘違いされるという謎事件がおきまして恐縮した経験が🤣
だって無駄な時間過ごしたくないですしねえ笑
編集済
こんにちは。
「オペラとは、当たれば大金が舞い込むが、こければ興行師を破産させる恐ろしいものらしい。」
怖い……。
これはいつの世でも変わらないものかもしれませんね。
カッファレッリの努力に頭が下がります。
カッファレッリ、格好いい!
そして、エンツォとの比較の描き方、お上手です。
努力が実を結ぶかわからない、エンツォ。
しかし誰でも、努力せねば歌手として大成するわけもなく───。
努力の大切さを誰よりも良く知るカッファレッリ、ですね。
作者からの返信
音楽の世界は才能がない奴が努力をしても意味がないのですが、しかし才能があるかどうかすら、多少努力をしないと判断ができないという・・・。
そして練習を努力と思わず、好きで好きでしょうがない人の中からヴィルトゥオーゾが出てくるといった感じでしょうか。
エンツォは努力が実を結ばない例みたいで可哀想なのですが、努力が報われると限らないのが現実ですからね・・・
でもリオの地元の先生のように、有名にならなくても地元で音楽と共に生きて幸せという例もあるし、いろんな人生がある。
エンツォとカッファレッリの対比に気付いていただき、ありがとうございます!
カッファレッリの努力はちゃんと形になり、彼の才能に+α以上のものを付与してるんだろうなぁと、改めてこの子はすごい子だと感じました。
エンツォも立ち直って、あの時のことが嘘みたいに良い子に···(¯―¯٥)よかった!
カッファレッリが近い内にここを去ってしまう前に、たくさん彼から学べたら良いですね♪
作者からの返信
カッファレッリは歴史に名が残っている名歌手なので、その若い頃として説得力のあるキャラクターになっているとよいなと思っています!
持って生まれたものも恵まれているけれど、ただボケーっとしていて歴史に名前が残るとは思えませんからね。
エンツォ、本来の真面目で控え目な性質に戻っております😊
エンツォが前を向いて努力している姿に、嬉しくなりました。
更に、その後のカッファレッリ!
やはり、努力なしに才能は咲ききることはないのだなぁ…と思いました。
本当に、登場する度に魅力が増しますね…。
作者からの返信
エンツォを応援していただきありがとうございます!
文字通り憑き物が落ちたように、彼はまた前を向いて頑張っています。
カッファレッリは努力を努力と思わず、「才能のある俺様だから磨くのは当然」という奴で可愛げないのですが、魅力が増すと言っていただけて嬉しいです!!
凄い歌が聞こえそうであります(((o(*゚▽゚*)o)))
作者からの返信
ありがとうございます!
想像していただき嬉しいです!
作曲家を目指す=歌を諦める、ということではないですもんね。
エンツォにも頑張ってほしいです。
カッファレッリはどこまでも上を見ているし、その過程も楽しめる人物なのでしょう。
歌が好きでたまらないんだろうな。
オリヴィアたちが彼から学べることは、まだまだたくさんありそうですね。
作者からの返信
バロック時代初期のカッチーニも歌って曲書く人だったし、まだまだこの時代は歌える作曲家がいる時代なので、エンツォも完全にあきらめはしないのでしょう。
そう、カッファレッリは歌が楽しくて、どんどんうまくなるのが何より快感なのです!
歌ってると脳汁どばどばなんですよ笑
綾森れん様、コメント失礼致します。
エンツォも立ち直ったようですし、カッファレッリの練習を聞くことができました。
これはオリヴィアにとって大きな出来事だったと思います。
音楽に対する向き合い方が改まりそうですね。
ちなみに『君主論』の著者として有名なニッコロ・マキアヴェッリは、日本では「マキャベリ」表記なんですよね。イタリア人の名前を日本人向けのローカルにすると、妙にシンプルになりすぎるかもしれませんね。それをいうとベートーヴェンも「ベートーベン」表記ですね。日本人は近くて言いやすい音に変換しているのでしょうか。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
オリヴィア、カッファレッリの練習方法をこっそり知ってしまうというラッキーイベントでした!
ただ今のオリヴィアがやってもなかなかうまくできないんですが・・・
現代だとこの練習法、メトロノームを使うんですが、この時代まだ無いんですよね・・・
だんだん早くするのも感覚に頼るわけで、大変だったろうと思います。
おー、「Niccolò Machiavelli」ですね。
ファミリーネーム、おそらくveにアクセントが落ちてるはず。
マキャベリと言ってしまうと、キャにアクセントが来そうなのでイメージ全然変わってしまいますよね。
カップッチーノをカプチーノ、アッラッビアータをアッラビアータって言ったりするようなものか。
でもブロッコリがブロッコリーって伸びるのはなんで無駄に伸びるんだろう。
イタリア語じゃなくて英語とかほかの言語から入ったのかな。。。
拝読致しました。
自らの喉から天使が離れていったエンツォさん、それでも諦めずに磨き続ける姿がカッコイイですね!
オリヴィエちゃんは塩対応でしたが(^_^;)
いやしかし、やっぱりカッファレッリさんですよね。
皆が娯楽に耽る間に、至高の武器を更に自分のものにしようと努力する姿は、尊い以外の何者でもないです!(≧∇≦)
自分の発声の微妙な違いを検知して1からやりなおすストイックな姿勢、最初に感じた歌のうまいジャイアンというイメージは死滅しました(・∀・)
作者からの返信
頑張るエンツォに塩対応なオリヴィア。
変な声出してるとこ聞いちゃって気まずかったんです笑
相手は一応先輩歌手だし困るやつ(;´∀`)
こういう対応下手くそなのもまだ子供なので仕方なしっ
おー! 「尊い」の正しい使い方っ!!
カッファレッリ、でもやっぱりガキなところがあるので、遊んでる奴らをびみょ~に馬鹿にしてて、それが普段の不遜な態度に出てるのかな、と思います笑
大人から見れば「好きだから練習してる」なんですけどね(^▽^;)
あとまあこの時代、録音機器がないので大変ですよね・・・
私は歌って録音して、聞き直して反省点を書き留めて、また歌って――という無限ループで練習してきたので本当にそう思います。
>カッファレッリが音楽院を去る日も近い
マジですか!?
お気に入りのキャラなので、去られたら私もさみしいです。・゚・(ノД`)・゚・。
作者からの返信
そうなんですよ! 作者も寂しすぎるので、どうしよっかなー。
でもカッファレッリって基本、ナポリに住んでる人だし、また出せるはず。
ヴェネツィアとかローマとか果てはロンドンまで行って歌うけど、本拠地はナポリで引退後もナポリ近郊に家を建てるんです。
最初はエンツォ、やばい奴でしたが、こんなふうに努力してる姿を見ると、好感度があがりますねー。
屋根の上の作曲家、はきっとよい作曲をしそうな気がします。
作者からの返信
「屋根の上の作曲家」ってすごく良いです!
バロック時代の音楽家にはよく愛称がつくんですが、エンツォはこれかも!?
エンツォは努力家なんです。
努力してもどんどん声を失った結果、心を病んでしまっただけだと思います!
用意された大舞台、このチャンスをどう活かすか…。
ダラダラと無為に時間を過ごす者も居れば練習に励む者もいる。カッファレッリの実力はやっぱりストイックさに裏付けされたところもあるんですね。
改心したエンツォも練習に励んでいますし、これは負けていられませんね!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ひとりひとり「当たり前」の水準が違って、目線の低い人たちとつるんじゃうと危険ですよね。
でも彼らだって当然、彼らなりの努力はしてるんですが、どうも甘かったりする。
ストイックな先輩の練習方法や求めるレベルの高さに影響を受けられるとラッキーですよね。