応援コメント

65★神童と呼ばれたすえに(エンツォ視点)」への応援コメント

  • プロとは何かを否が応でも突き付けられる話でしたね。これは辛い…。

    作者からの返信

    ここ、本当にきっつい話で申し訳ない。
    本当に悲劇は去勢されることより、手術を受けてしまって後戻りできないのに声を失うことなんですよね・・・

    地元でもてはやされていても、どこかの時点で自分くらいの才能はいくらでもいたと分かるのは、現代でもよくあること。。。

  • お久しぶりです。
    理想とプロとしての現実を垣間見た気がしました。

    現実は本当に残酷なんだろうなぁ、と。しみじみ感じました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    結構厳しい話でした😿
    カストラートになったのに良い声が育たないって悲劇ですよね・・・
    成功する子たちばかり書いても非現実的なので、歴史に名前も残らなかった者たちへも焦点を当てていきたいです。

  • あの手術があるから、あそこまでしたのに!って気持ちにどうしてもなりますよね。全てをかけても成功は一握り、音楽は特に厳しいなぁと思っています。そこは同情できますね。

    作者からの返信

    成功するのは一握り――それは現代でも同じですが、手術のせいで事態が変わって来るのが悲劇ですよね。
    第二の人生を歩み出そうにも声出したらバレそうだし……

    まあ現代日本でも、40歳になってから「歌の道は諦めよう」なんて決意しても上場起業の正社員になんかなれないので、妻子を養う普通の人生は望めなかったりもしますが😅

  • 全貌が見えてきましたね。
    あながち屋根の上で作曲というのも間違っていない?譜面もあった訳ですし。

    そして悪魔が憑いていたとしたら←ここがまだ謎なのですが
    ふたりの歌声で悪しき記憶はなくなる訳で……。

    作者からの返信

    ようやく謎解き回です!
    あながち屋根の上で作曲というのも間違っていないっぽいですよね!
    証拠品もあったわけですし・・・。
    どうやってあのシーンにつながるのか!?


  • 編集済

    ファリネッリという壁の前にエンツォは焦り、ポルポラ先生の言葉は届かず、結果自分にはなにもない!と絶望しちゃったわけですね。せめて声が健在だったら、違う未来もあったわけで。ただ他の才能も非凡なのかはわかりませんが、その道を選ぶことにはならなかったのも残念な結果。

    歌に一生をかけてたのなら、なおさら辛いですよね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    名歌手の名前はたくさん残ってるけど、彼らと同時代を生きた、名もない歌手たちはどんな気持ちだったか、という部分に焦点を当ててみました!

    資料を読んでると、「この音楽院にはカストラートの生徒が16人いて~」などと出てくるけど、そういう音楽院がナポリだけでも4校あった。
    ほかの土地でも教育は行われていたわけで・・・

    挫折していった人の数も計り知れないんだろうなあ、と。

  • 拝読致しました。
    ここにも才能の限界を感じて神を呪うサリエリさんがひとり……(´Д⊂ヽ
    でも、幼少期の、美形で、可愛らしく、女の子と遊んじゃうような大人しさで、音楽の才能を多分に秘めたエンツォさんは、綾森様のお気に入りになれた気もしますっΣ(´∀`;)
    だからエンツォはきっと神様の加護を得て幸せになれると信じます(・∀・)
    この経験が、リオ君に歌以外も学ぶよう教えたひとつの要因になるのですね。

    作者からの返信

    そういえばサリエリっぽいかも!
    映画『アマデウス』、名作ですよね。

    でも実際にサリエリの曲を聴くと普通に良いので大人になってから驚きました笑
    なぜモーツァルトがここまで持ち上げられるのか、ちょっと分からないんですよね。。。普通に良い作曲家だとは思うけど、正直ちょっと前のハッセとかグルックとかハイドンとか、みんな同じくらい良いし。

    時代を超越したバッハ、ロマン派の表現を切り開いたベートーヴェンと比べると、モーツァルトってそこまでか?? と思ったりします(^▽^;)

    >幼少期の、美形で、可愛らしく、女の子と遊んじゃうような大人しさ

    実は私も書いていて「なんとなくジュキくんの子供時代っぽいんだが・・・」と思っていました笑

    >この経験が、リオ君に歌以外も学ぶよう教えたひとつの要因になるのですね。

    そうです。「ああいう悲劇を生まないために、最初から覚悟を決めさせておく」作戦です💦

  • 小学生の時、どうしてもできない逆上がりを頑張ってた時、もう少しってとこまで行ったんですよ!
    でも、お腹を鉄棒に乗せるとこまで行けずに、ちょうどあそこを鉄棒に挟んで廻る事に!!!

    痛かった……。

    もし、あの時、もっと強い衝撃を与えていたら、今頃、男だけど可愛い声の美少女Vチューバーになれてたんですかねw

    作者からの返信

    ぎゃー、痛そう!!
    指の皮がべろんと剥がれたところであきらめた私と違って骨がある!

    そうか、もしかしたら曲になってないバスパートを歌うのではなくソプラノパートを歌っていたパラレルワールドが・・・!

    でもマジレスすなって怒られそうだけど、現代だと思春期に男性ホルモン治療されて声変わりしちゃう気がします笑

  • こうして才能が開かなかった者が新しい弟子を求めて旅に出るという世界なんだろうな。
    ごく一部の成功例だけがステージに立てて。

    作者からの返信

    >ごく一部の成功例だけがステージに立てて

    まあ現代でも演奏活動だけで食べていけてる人はごく一部ですしね。
    日本ではオペラの舞台に立つのにチケノルのせいで出費の方が多かったり。
    あ、でも合唱団指導とかしていて買ってくれる生徒さんが多ければ大丈夫です。

    ゼロと百がいるのではなく、あらゆる段階の人々がいたということだと思います。


  • 編集済

     綾森れん様、コメント失礼致します。

     エンツォには作曲をやらせてみたいですね。
     楽典がすでに頭に入っているのなら、早熟の天才には向いているはずです。
     でも本人としては、去勢してまで歌手を目指したのだから、というわだかまりがあるのでしょう。
     落としどころがなかなか見つかりませんね。

     続きもすぐに読みますね。

    作者からの返信

    いくら作曲の才能があっても本人がそれを受け入れないと話が始まりませんからね・・・。
    しかし歌の方で徹底的に挫折を経験した後でなら、もしや・・・?
    音楽の中で楽器なり道を変えたりできるかは本当に人それぞれだと思います。
    あとはソリストをあきらめて伴奏者になるとか・・・。
    エンツォはどうなのでしょうか!?

  • 悲しいですね。全てをかけてるのに…
    どうしても、挫折してしまう人がいるのは悲しい。
    努力は同じだけしてると思うけど、どうしてもダメなことってあるんだよね。辛いなぁ

    作者からの返信

    >努力は同じだけしてると思うけど、どうしてもダメなことってある

    まさしくそうなんですよね。
    音楽とかスポーツとか、才能が物をいうジャンルを見ているとほんとそう思います。

    でも実は子供のころから、さして勉強をしなくてもいい点とれる子もいたりして、
    人間みんな不公平にできてるんですよ(;´∀`)

    数学の能力もほぼ遺伝って知ったときには、「お、おう」って気持ちになりました笑

  • なんて悲しいんでしょう。田舎で神童と持て囃されていた少年がもっとレベルの高い世界で挫折するって言うだけでも辛いのに、なくしたモノは戻ってこず、将来家族を作る希望も失ってしまったなんて😭

    少年のうちに去勢しても声変わりすることあるんですね。去勢手術の後に亡くなる少年もいたことを考慮すると、カストラートになるって、命と人生を賭けたすごい大博打だったんですね。

    作者からの返信

    悲しいと言っていただき、エンツォも救われます。

    田舎で天才と言われても、芸大に入ったら普通だった、なんてことは今でも勿論あるでしょうが、
    カストラートの少年は犠牲にしたものの重さから、挫折の重みが変わってしまうのが可哀想ですよね。

    >少年のうちに去勢しても声変わりすることあるんですね。

    一般男性のように低くはなっていないのだと思います。なので一応、テノールとしては変な声、といじめられる描写を入れました(;´∀`)

    科学的には、性腺を除去しても副腎は残っているわけで、副腎からもアンドロゲンが出ているからじゃないかと言われています。

    金切声になってしまうとか、乾いた音質だとか言われるのも、アンドロゲンの影響が少しあるから・・・?

    >カストラートになるって、命と人生を賭けたすごい大博打

    そう思います。
    しかもかなり幼いうちに決断するので、たとえ声だけよくてもよい歌手になれるとは限らないですしね・・・。

    カストラートの光と影、両方に思いを馳せられたらなと思って、エンツォくんを出しました。
    歴史に名前の残らなかったたくさんの少年たちがいたんでしょうから・・・。

  • 続きが本気で気になるでありますなー(#^.^#)エンツォさんには何か別の可能性があるのでありますなー(#^.^#)

    作者からの返信

    そうなんです、ただ声が綺麗なだけだったら神童とは呼ばれませんからね。
    本人はどうしても歌にこだわってしまっているのですが・・・。

  •  ニコラ・ポルポラ先生は、責任を感じてやめたんですか。
     もしそうなら、すごい先生だけど気の毒だと思います。
     だいたい、玉とりしても、将来声がどうなるかは先生にもわからないですよね。
     エンツォも可哀そうではあるけれど。

    作者からの返信

    はい、少年たちの将来を奪ってしまう仕事だと良心の呵責に耐え切れず、やめたという物語です。

    >将来声がどうなるかは先生にもわからない

    そうなんですよ・・・。
    いくら声変わりしないと言ったって身長や体重が変わるわけだし。

    (ポルポラが音楽院を辞めた理由は、史実では「オペラ作曲家の仕事に集中したかったからかな?」という感じなので、この話はフィクションです。
    でも作曲の仕事が減って、晩年生活が苦しくても教師に戻ったりはしない。
    存命中すでに「ファリネッリやカッファレッリを育てたポルポラ氏」として有名だったのに。
    そのあたりの謎を取り入れた話としてお読みください!)