怖い小説

何枚も重なった原稿用紙を目の前にして、すでに一時間が経過する。鉛筆を棒付き飴のように咥えたまま、一文字も書けずにいた。


この空白と睨み合いながら、椅子の背もたれを落ち着きなく揺らすだけで時間を無駄にした。


小説新人賞の募集期限が迫っている。あと一ヶ月で十万文字もの物語を完成させなくてはいけない。


それなのにあらすじさえも思い浮かばない。


フローリングの床には丸まった紙くずが転がっている。ボツになったアイデア達だ。


もう時間が無い。高校の教師という仕事との併用で果たして間に合うか心配になる。


最優秀賞者には賞金が百万円与えられ、作品は書籍化される。これまでいくつもの賞に応募してきたが、結果は一次選考や最終選考通過で終わった。大賞まであと一歩のところでどん底に突き落とされた。


知識や語彙力がないせいだろうか。二十六年生きていてもまだまだ経験値が浅いということだろうか。


しかし何度も惜しいところまでいっているという事実、小説の才能はあると自負している。


得意なジャンルは現代ファンタジーだが、今回募集している標題は「最恐」。


恐ろしいものなど自分とは無縁。だからこそ困り果てている。怖いもの、が何なのかがわからない。


霊感があれば霊を怖がるのか、未確認生物や物体などの類に遭遇すれば怯えるのか。


怖い話というのを耳にしたことはあるが何も感じない。考えてみれば、生まれてこの方恐怖というものを知らない。


子どもの頃、誰もが怖がる注射もそうだ。鋭利なものが皮膚を突き破り身体に侵入してくる。同い年の子は泣いたり尿を漏らしたりしたそうだが自分だけはけろりとしていた。


どうやら生まれた瞬間、自らの肺を膨らませるためのこと以外に泣いたことはないらしい。


これまで体感したことのない情報を集めることは難しかった。


グロテスクな画像、心霊映像、残酷なニュースなどを小説のネタ集めのため調べ尽くした。ホラー映画も鑑賞したし、怪談話をラジオで聴いた。いずれにせよ恐怖を知ることはできなかった。


もしかしたら自分は異常者なのではないだろうか。もし、目の前で誰かが強盗に殺されてしまったら、自分に凶器が向けられたら、その時初めて全身に鳥肌が立って恐怖に震えるのだろうか。


それでももし何も感じないようだったのなら、そんな自身を恐れられるのか。


おかしな悩みを人知れず抱え込む男、霧生一閃きりゅういっせんはある田舎の高校に今年の春から新任教師として働き始め、国語科を担当している。


季節がちょうど夏だったというのもあり、ネタとして集めた数多の怖い話を授業の最後に生徒達へ披露した。それが思った以上に受けがよく、たちまち霧生の授業は生徒に人気となった。


その口達者な性格は万人に愛される才能ともいえる。


「ある街の一角に珈琲屋を営む初老の男がいた」


霧生が語りを始めると、生徒達はしんとなり構える姿勢になった。


珈琲屋は夫婦二人でやっていたが、数年前に妻が死んでからは彼独りで経営をしている。


地味で小さな店だ。名は知られず流行っていないが、数少ない常連客と他愛のない話をのんびりとするのが彼の生きがいだった。


午後五時くらいだ。


今日はもう客足はないだろうと早めに店を閉めようとした時だ。


カランコロン。


ドアベルが鳴った。一人の女がドアを開けて立っていた。肌が白く、長い黒髪は艶やかとしていて小さな唇は赤く紅が染められている。まるで日本人形のような顔をしていた。


それとは対照的に、フランス人形が着ているようなフリルいっぱいの白いワンピースを着ていた。なんとも不思議な出で立ちの女だった。


「いらっしゃい。お好きな席へどうぞ」


女は迷わず初老の男の近くにあるカウンター席へ歩み寄った。なぜか足音が全く聞こえなかった。自分の耳が遠くなったかと疑う。


「この男を、知りませんか?」


女は一枚の写真を見せてきた。細々とした、低い声だ。


写真の男は二十代半ばくらいだろうか、女とそう歳は変わらないはずだ。見覚えはない。


「いいえ、知りませんが…」


友人だろうか、それとも恋人だろうか。まさかストーカーではあるまい。


女はじっと初老の男を凝視した。瞳孔の開き具合を観察して、嘘をついているかどうか判断しているのかもしれない。不気味な女だ。


「コーヒー、いただけます? ブラックで」


女は急ににこりと笑って注文した。何であれ客には違いない。初老の男は不審がりながらも女に飲み物を提供した。


女はその翌日も店を訪れた。


「この男は、知りませんか?」


今度は別な男だった。中年で痩せた男。よく見るがわからない。


「いいえ、知りません」


父親か、叔父を探しているのか。昨日見せられた写真は何だったのだろう。


女はまた凝視してくる。黒く大きな瞳は奈落のようにどこまでも深く、吸い込まれそうになる。


女はにこりと笑う。


「ロイヤルミルクティーいただけます?」


三日連続女はやって来た。


訪れる際には必ず誰かの顔写真を見せられる。しかし、写っている人物は全員別人。

年齢も特徴もバラバラ。女は一人の人間ではなく、多数の人間を探しているらしい。


一体どんな関係で、何の目的があってそうしているのかは謎だが、いずれにしろ初老の男は知らなかった。


「あのぅ、その小さな男の子も、わかりません」


三日目に女は小学生くらいの可愛い男の子の写真を見せてきた。


弟か、もしくは息子なのか。


知らないとわかった途端、女は決まってにこりと笑う。そして飲み物を注文した。


「ストロベリーラテ、いただけます?」


できればもう関わりたくない。どうしたら店に来させなくするかを考えていた矢先、女は四日目にはぴたりと来なくなった。


良かった、別の場所へ探しに行ったんだな。


緊張が解けて落ち着くことができた。


「なんだい、おやじさん。女は来なくなったのか」


常連客であり友人の男がやって来た。彼には謎の女のことを相談していた。


「ああ、どうやら来なくなったみたいだ」


「なんだ、俺が警察に連れて行ってやろうとしたのに」


テレビをつけていると、ちょうどニュース番組をやっていた。近くで物騒な事件が起きたらしかった。


初めは異臭騒ぎからで、事件が発覚したようだ。何でも、多数の人間の顔の一部を集めて、針糸でくっついたものが、とあるアパートの一室で発見されたという。アパートの住人が犯人と思われるが、住人は姿をくらましている。指名手配し、その人物の顔が公表された。


「あっ」


初老の男は、目を疑った。


「……そう、その女は昨日まで店に来ていた女だったんだよ」


 話を終えると教室内がざわめく。女子生徒は友人と顔を合わせながら涙目になっている。話し手にとってこの反応は快感でたまらなかった。


「女はあらゆる人の顔のパーツを集めては、福笑いみたいに糸で繋げるのが好きな変人だった。珈琲屋で見せた写真の人物を探していたのは、気に入ったパーツがあったからなんだろうね。ここで思い出してほしいのは、女が注文した飲み物だ。コーヒー、ロイヤルミルクティー、ストロベリーラテ。頭文字を取ると?」


「コロス?」


一人の生徒が苦笑いで答えた。


「その通り。だけど初老の男がその後どうなったのかはわからない。女に魅入られて顔のパーツを取られたのかもしれない。逃げてもどこまでも追ってくる、きっと執念深い女に違いないね。それをことわざで女の一念、岩をも徹すという」


 一見、怖い話は国語とは関係なさそうだが、これは列記とした国語の授業だ。


 怖い話を語ると同時に黒板へ文章を書いていく。それは四字熟語やことわざや難しい単語の説明であったり、俳句なども語りの中で使用したりする。


彼は怖い話の中に国語の勉強を導入しきちんと教師としての仕事をこなしていた。まさに一石二鳥の楽しい授業は校内で評判が高く、中には霧生のような教師になりたいという生徒まで現れるほどだ。


しかし、彼が恐怖を知らずして育った、良くいえば肝が据わった、悪くいえば冷酷な人物だということは誰も知らない。


一石二鳥どころか、一石三鳥にしてしまえばどうだ。


 頭の良い霧生はここで一つ提案を思いついた。


「実は、先生小説を書いているんだ。子どもの頃から小説家になるのが夢でな、今ホラーを書こうとしているんだが中々良いのが思いつかなくて。もし怖い話を知っていたら参考にしたいからこっそり教えてくれよ。賞金百万円は山分けだ」


 最後にこう投げかけると、生徒達は笑って授業を終え昼休みを迎えた。


自分が授業をするたび明るくなる教室。出席率もほぼ百パーセント。教師として誇らしい。もはや全校生徒の心を射止めたと言っても過言ではない。


「うちのクラスの生徒がね、担任は霧生先生が良かっただなんて言うんですよ。だから言ってやりました、俺ももっと可愛げのある生徒を受け持ちたかったってね!」


他の教師が妬みを込めながら笑い話をした。


「モンスターペアレントのいない生徒ほど可愛いもんはないでしょう、どんなに生意気だってね」


「それもそうですね! 霧生先生に一本取られた」


霧生先生は、国語の先生よりリポーターとかアクション芸人の方が向いている。そんなジョークも時々耳にする。


「何か怖い話ありませんか?」


職員室内でも、暇さえあれば他の職員が怖い話をねだってくる。校長や教頭がいない隙を見計らって霧生は話を始めた。


「これは、とある男の話なんですが…」


この莫大な人気は夏限定なのではないかと心配になる。真冬になればわざわざ誰も怖い話なんて聞きたがらないからだ。少し寂しい気持ちになるが、本来の目的を忘れてはいけない。小説のネタ集めをしなくては。


ガラリ。


怖い話をしている最中に職員室のドアが開かれた。その途端に霧生は話を中断し、他の職員も何食わぬ顔で仕事を再開する。


ドアには一人の男子生徒が立っていた。名前は覚えていないが、確かさっき授業をしたばかりの三年二組の生徒だ。後ろの真ん中の席でじっと授業を聞いていた。


彼は足音も立てずに霧生の傍に歩み寄り、立ち止まった。


「霧生先生に相談があって来たんです」


 唐突にそう言われ、霧生は一瞬反応が遅れた。担任でもなければ部活の顧問でもない。話したこともない生徒だ。


「え、俺に?」


「他の人には聞かれたくない悩みですので」


 彼は困った顔で霧生を職員室の外へ誘導する。なぜ特別接点のない国語科の教師である自分に、相談を持ちかけたのかはわからない。彼とは話したことはなく、授業で何回か当てたことがある気がするくらいだ。


「ここでもいいかな?」


「はい、人に聞かれなければどこでも」


不思議な緊張感が漂いながら、霧生は誰も使用していない化学室の鍵を開けて、相談を聞き入れる場所を確保した。


 実験台の上に逆さで置かれた椅子を二人分下ろす。


「座って。えっと……」


「雨ケ谷です」


 彼は無表情のまま、向かい合う形で腰掛けた。


 こうして近距離で見ると、彼は目鼻立ちがくっきりとしていて男子にしては女の子のように可愛らしい顔をしていた。それなのに存在が薄かったのはこの雪を欺く肌が儚さを強調していたせいか。


 ちらりと胸元のネームを見る。雨ケ谷晴介あまがやはるすけ。雨に晴れなんて矛盾した名前だ。


 親は一体どういう感覚で名付けたのか、などとどうでもいいようなことを考え込んでいると、彼の方から口を開いた。


「あの不快な恐怖話は今すぐやめた方がいいですよ」


 いきなり雨ケ谷は、眉をひそめてそんなことを言い出した。怖い話を拒否されたのは初めてのことで、彼の言っている意味を理解するのに時間がかかった。


「そうか、怖いのが苦手か」


 いくら怖い話が嫌いでも不快と言われるのは心外だった。これまでの実績が全て否定されたのと同じことだからだ。ただ、百人中九十九人が面白がり、残りの一人が嫌がったからやめるのかと言ったらやめるつもりは毛頭ない。


「違います。先生の話があまりにもつまらないんです」


 今度は霧生が眉をひそめる番だ。度重なる屈辱的な言葉を受けて、さすがに黙っていられなかった。


「俺の話は皆面白いと言うんだけどな。それに真面目な国語の授業だ。聞いた本人の想像力や読解力次第なんじゃないかな。皆は楽しみにしているんだから」


 大人気のない嫌味たっぷりの説得を試みる。しかし彼は顔色一つ変えない。ムキになり更に追い込みをかけた。


「つまらないと言うなら、どんな話が皆怖がるのか教えてくれよ」


 問いただされた雨ケ谷はてっきり困り果てると思ったが、虎視眈々と話し始めた。


「例えば、猫は可愛い生き物だと言う人がたくさんいるとして」


いきなり動物の話が始まった。


確かに可愛いくてテレビの動物特集には定番の生き物だ。だがそれが何だというのだ。


「一部の人は猫を怖がっています」


「目つきや威嚇する時の顔か?」


「それもありますが、猫アレルギーです」


「猫アレルギー?」


「息苦しさや痒みが身体を苦しめます。彼らにとって怖いことです。他にも魚介類がありますね。一般的に美味しいと賞賛される高級料理も一部の人には怖がられています。アナフィラキシーショックで命を落とすこともある毒になりうるんです」


 なるほど、彼の話には一理ある。自分にとっては大したことないものでも、誰かにとっては生命を脅かす恐ろしいものなのだ。


「他にもありますよ。雨粒の音、蛙の鳴き声、太陽の光、トイレや浴室などの場所。なぜそんなものをと疑ってしまうでしょうけど、ちょっと考えれば聴覚過敏だったり皮膚病だったり閉所恐怖症だったりと関連づけられます。恐怖の対象は個人的でそれぞれ理由があるんです。それをお忘れなく」


「はあ」


 どうも意図がわからない。今後、アレルギーの話を授業に取り入れろということだろうか。それなら家庭科の教師に頼めばいい。


「どうして、俺にそんな話を?」


「今ほど、自分の話を面白い、とおっしゃいましたね。怖い、ではなく」


 喉元が縛られたような閉塞感に襲われて、言い返すことができない。


「幽霊やグロテスクなものなど普通に生活していれば無縁です。警察などの職でなければ殺人現場なんて以ての外。体験したことがなければどこかで聞いたことのあるようなありきたりな内容を薄っぺらな表現でしか語れない。誰かが怖がれば誰もが怖がると先生は思っている。はっきり言いましょう。霧生先生は、恐怖を知らないから他人の意見を聞いたり反応を見たりすることでしか恐怖を知ることができないんでしょう?」


ぐうの音も出ないというのはこういうことなのだろう。


地震を経験したことはあるし、雷も近くで鳴ったことはあるし、火事も目の前で見たことがあるし、父親に叱られたことはある。


地震雷火事親父。 世間でたいへん恐ろしいとされているものを経験しても、一つも恐ろしく感じなかった。


「何で、そう思った?」


「皆の怖がる様子を見て時折、先生は羨ましいような表情をするから、もしかしてと思って」


 初めて会話をした生徒に、自分の異常性を見抜かれている。心拍数が激しくなっていく。こんなことは、今まで一度も経験したことがない。これは、もしかしたら恐怖というものに近いのではないか。


「こわがることをおぼえるために旅に出かけた男っていうグリム童話を知っていますか?」


雨ケ谷はころっと話を変えた。


「もちろん知ってる。それが?」


グリム童話。ドイツ学者のヤーコプとヴィルヘルムのグリム兄弟により創られたもの。よく教材に載せられている。


「怖がったことのない男がいて、一度でいいから怖がってみたいから旅に出るけど、怖がることはできなかった。結局、最後は寝ている時に水をかけられてぞっとしたっていう話だろう」


「そうです。霧生先生も試しに旅に出てみたらどうですか?」


皮肉を言われて霧生は内心腹立たしかった。


馬鹿にされている。


まるで、自分はお前よりも知識が豊富であると傲慢な態度を取っているように見受けられる。


感情一つ欠けているだけでこうも卑下されるものなのか。悔しくなる。


けれど霧生は開き直った。


「それで、俺は怖いものを知らない屈強な精神を持っているけど。雨ケ谷は何がしたいんだ? 馬鹿にするために呼び出したのか?」


「いえいえ、まさか」


彼は心外だとでもいうように、大袈裟に目を見開いた。


「先生は小説を書いているんですよね? さっき授業で言ってました」


 雨ケ谷は前のめりになり、輝いた目で霧生を見つめた。豹変した態度に不気味さを感じる。


「知らないこと、体験したことのないことを文章化するなんて、無理なんですよ。良かったら僕が怖い話を提供しましょうか?」


 彼は狂気的な笑顔を浮かべていた。まるで恐怖を骨の髄まで植えつけられ、精神が歪んでいるような顔だった。


「そんな暇があったら大学受験勉強か就職活動の準備をするべきだろう。どうせ賞金目当てなんだから」


「ああ、百万円のことですか。勘違いしないでください、僕は賞金がほしいわけでも見返りを求めているわけでもありません。先生に恐怖というものを知ってもらいたいからこそ、協力すると言っているんですよ」


確かに、恐怖を知りたいとは思っている。しかし、知ったところで雨ケ谷に何のメリットが、あるというのだろう。


この先小説のジャンルも増えていく。恋愛にしろ青春にしろ、体験している現役の高校生から直接取材すれば空想なんかよりも濃厚に書けるだろう。


一人でも多くの生徒と仲良くなっておいた方が良いかもしれない。


 霧生は悩んだ挙句、この生徒の提案を飲んだ。


「俺の目的は自分の書いた小説が書籍化して有名になれさえすれば満足だ。怖い話を提供してもらって、何も褒美をやらないっているのは不平等だろう。じゃあこうしよう、君に教えてもらった恐怖で俺が泣いて震えることがあれば、賞金の百万円は全部やる」


 雨ケ谷は少しつまらなそうにして口を尖らせ、椅子から立ち上がった。


「僕が怖い話を提供する理由付けがほしいならそれで構いませんよ。若いのに頭が硬いですね」


本当に、金が欲しくないのだろうか。育ち盛りで遊びたがりなこの年代で。


どこが浮世離れした生徒に怪訝しながらも、怖い話を持ってきてくれることに少しだけ期待した。


これで、小説が上手くいけばいいが。


「そろそろ僕は戻ります。先生のために怖い話を持ってこないとね」


「ああ、待て」


 ドアを開けて去ろうとする彼の背中に向かって、気になっていた質問を投げかけた。


「君にとって、恐怖は何だ?」


雨ケ谷は振り返らずに一息吐くように答えた。


「僕にとっての恐怖は、人ですよ。それ以上怖いものはありません」







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