第一章第3話 疑念
1941年12月07日
太平洋を東に走る帝国海軍の艦隊。その中、一際目立つ巨艦の艦橋。その船の艦長はため息をついた。
宮瀬(アメリカとの戦争。仕方ないとはいえ勝てるものなのか?しかもこの時期にこの船の艦長になるとは。)
逃げ出したい気持ちを抑えつつ作戦を建てる。真珠湾を攻撃するために出撃したこの艦隊には空母が6隻いる。空母加賀、蒼龍、飛龍、瑞鶴、翔鶴そして巨大空母大和。本来は赤城も出撃する予定だったが訓練時、着艦失敗による艦橋損傷でドッグに、入渠している。
作戦内容は3回の攻撃を行い、戦艦、空母、石油、輸送艦と油槽艦を破壊し太平洋を日本の海にする予定である。
そして遂に大本営より「ニイタカヤマノボレ一二〇八」の電文が届いた。
海よりも空に浮け @tosimiya
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