第330話 メイドハーレム~ロリ編~

 何人かのメイドたちが逃げたあと、オレは名案を思いついた。


 残ってくれたみんなにも、メイドとしてのお仕事をして欲しいと頼んでみる。なにをすればいいかは、みんなに任せた。


 オレはリビングでしばらく時間を潰し、見える範囲にメイドさんがいなくなった頃合いに立ち上がる。


 とりあえず、見回りにいくとしよう。

 お楽しみのはじまりだ。


 オレが屋敷の中をわくわくしながら散策していると、


「んしょ、んしょ…」

 という小さな声が聞こえてきた。


 オレの部屋の方だ。


 廊下から中を覗くと、可愛い妹メイドがオレの部屋の掃除をしてくれているのを発見する。


 ミリアは、バケツから雑巾を取り出し、絞ってから机を拭いてくれている。


 オレは、そろりそろりと気づかれないように近づいた。


 ミリアの後ろから机の上を見る。


「んしょ、んしょ、」


 妹メイドは、フリフリのメイド服を揺らしながら、一生懸命机を拭いてくれている。その動きがとても愛らしくて、にこにこと眺めてしまう。


 机の上には、ぽかへいもいて、ぽかへいまでミニサイズの雑巾を持って、机をふいてくれていた。ミリアのお手伝いのつもりだろうか。なかなかに癒される光景である。


 しかし!オレはマスコットに癒されにきたのではない!メイドさんと楽しいことをしに来たのだ!


 オレの邪な気持ちを察知したのか、ぽかへいと目が合う。


 ぽかへいは、すぐに立ち上がりミリアの手にしがみついて、〈あっちを見ろ、背後に敵だ!〉みたいなジェスチャーをはじめた。


「ぽかへい?お仕事…しよ?」

 しかしミリアには伝わらない。


 ブンブン!

 大きく首をふるぽかへい。


「にゅ?どぉしたの?」


 そろそろいいか……


 オレは、ぬるりと両手をのばし、ミリアの脇から手を入れて、豊満なおっぱいを鷲掴みにした。


「ひゃ!?」


 すごいボリュームだ。


「おにいちゃん!?」


「こらー、ご主人様だぞー」


「ご、ごご、ご主人様!だめ…だよ…」


 もみもみ。


「何がダメなんだい?」


「ミィ…お仕事中だから…」


「そっか…じゃあ、そのままお仕事しよっか?」


「えぇ?……」


「ほら、はやく」


 もみもみ。


「ん!……はい…」


 ミリアがまた机を拭き始める。


 オレは揉むのをやめない。


「おに…ご主人様…」


「なぁに?」


「おっぱい…もみもみ…しないでぇ…」


 すごいセリフだ……


「ごくり……」


 オレは我慢できなくなってズボンを脱ぐ。


 ミリアのスカートをめくりあげ、ピンクと白の縞パンを確認した。


「おにいちゃん!?なに!?」


「ほら、手を止めたらダメだぞー」


「だ、だって……はう!?」


「ほーら、ちゃんとお仕事しないから、お仕置きだぞー」


「あっ!……だめぇ…ぽかへいも、見てるのにぃ…」


 机の上のうさぎを見ると、尻もちをつきガクガクと震えていた。


「おまえもしたいか?」


 ぶるぶる。

 首を振るぽかへい。


「じゃあ、オレがこの可愛い妹メイドをお仕置きしてるのをそこで見てろ」


 そして、オレは妹を満喫した。



 やばい、すでに最高だ……


 オレは満面の笑みで、屋敷の散策を再開した。


 メイドはあと6人もいる。


 次は誰と出会うかな?


 ワクワクしていると、階段の手すりを拭いているロリメイド2人を見つけた。


「あっ……ティナ、認識阻害魔法よ」


「わかったのじゃ」


「そんなことしたら、2人とも、わかってるよな?」


 オレの本気の目を見て、ティナが動きを止める。

 オレを怒らせたら、とんでもないお仕置きが待っているとわかったのだろう。


 今回は、ちゃんと言質もとってある。

 もし約束を破ったらオレは手加減しない、えろい意味で。


「よし、観念したようだ、どーぞどーぞ、2人ともお仕事を続けてください」


 オレは、笑顔を浮かべて2人を素通りし、階段をそのまま降りていった。


「なによ?まぁいいけど……」


 そして、階段を降りきったら、踵を返して、しゃがんだ。


「ほう、良い眺めだな」


 階段の真下でしゃがんでいるオレには、中腹にいるロリメイドたちのおパンツが丸見えであった。


 青白縞パンと緑白縞パンだ。


 今日はティナにも縞パンを履いてもらっている。ロリにはこれだよね。


「ん?あんた!何見てんのよ!?」


 ソフィアがオレの視線に気づいて、スカートを押さえる。


「なにしてんの?お仕事しててよ、さぼるなよ」


「……」


 ティナはオレの方をチラッとみてから、片手でスカートを押さえた。そして、オレを無視して、もう片方の手で掃除を続ける。


 なるほど、あえて動じない態度を取るわけだ、それはそれでそそる反応だね。


「いやよ!変態!」


 こっちはいつも通りであった。


「はぁ……ソフィアは、ご主人様に逆らう悪いメイドだね…」


 オレはすっくと立ち上がって、ソフィアに近づく。


「な、なによ……」


「絶対服従って契約だろ?」


「そこまでは約束してないわよ!」


「ティナ」


「なんじゃ?」


「こっちきて、奉仕して」


「……ここは階段じゃぞ」


「いいから早く」


「はぁ……」


 ティナが近づいてきてオレの前に跪く。カチャカチャとズボンを脱がしてくれた。


「ちょっと、ティナ、あんた……」


「約束じゃしのう……」


「で、ティナ、こういうときは何て言うんだ?教えたよな?」


「……ご主人様、ご奉仕させていただきます、なのじゃ」


「いいぞ」


 そして、ティナはぺろぺろとし始めた。


 真っ赤になってそれを見るソフィア。

 しばらくソフィアのことをジッと見つめながらオレたちのことを見せ続けてやる。


「ティナは良い子だね」


 よしよしと頭を撫でた。

 長いエルフ耳をくにくにと触ってやると、ぴくぴくと反応してくれてカワイイ。


 ソフィアの顔も赤くなり、太ももをもじもじとこすり合わせ出した。

 そろそろいけるか。


「ソフィア、手すりに手をつけ」


「……」


 オレの命令を聞いて、今度は大人しく従うソフィア。


「スカートをまくって、尻をつきだせ」


「………はい」


「こういうとき、なんて言うんだ?言ってみろ」


「………ご主人様……態度の悪いメイドを……躾けてください」


 はい最高。


 オレはティナの頭を撫でてお礼をいったあと、ソフィアに覆いかぶさった。


 ソフィアを堪能したあと、ティナにお礼をするのも忘れない。


 この屋敷は歩いてるだけで最高なイベントが起こるじゃないか。


 オレはこれからのことをわくわくしながら、目の前の2人に集中することにした。

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