第4話 再建計画
国政は国政でいろいろあるのだろうが、F市においても、やっと検討委員会が発足し、近くの大学の先生や、国立大学から、発掘調査でやってきている調査団も入ってきているので、正直、市長も、
「こんなに盛り上がっているんだ」
というのが、本音なのかも知れない。
というのも、発掘研究の方でも、ちょっとしたバトルがあるのだ。
もちろん、それくらいのことがあることは想定内だったが、それはあくまでも、
「地元と国立としてのプライドのぶつかり合いであって、実際の発掘内容についての議論が白熱するなど、想像もしていなかったのだ。
そのせいもあってか、功を奏してというべきか、
「お互いに、話は白熱し、しかも、お互いの意地からなのか、それぞれに、まるで重箱の隅をつつくような話になっていた。分かり切っていることは、お前たちも分かっているだろうとでもいいたげで、こっちは、何も分かっていないのに」
という感覚だったのだ。
そういう意味では、まるで、
「子供の喧嘩」
だったのだ。
だが、本当はそれでいいのかも知れない。
検討委員会が、学術会議か、有識者会議のようにあったが、それはそれで悪いことではない。
市の職員の中には、歴史に詳しい人ももちろんいて、密かに、郷土史の勉強をしている人もいた。
それだけ、市役所の仕事に興味を持ったというか、熱心にやっているのかも知れない。
そんな人もいなければ、市としての最終判断ができないことになる。
いくら有識者が、
「建設願望」
を強くしたとしても、最終的に決めるのは、市側である。
そして、その最終決定権を持っているのは市長なので、市長に進言できるくらいの人がいないと、問題は、
「あの市長」
ということになり、結果、
「人気取りでどっちが有利なのか?」
ということになりかねないといってもいいだろう。
であれば、市側の判断を市長にすべて任せるのも恐ろしいことだ。
教育という観点。さらに市長を抑止するという目的を持ったとしても、市長に進言できるだけの人物の抑制が、市議会としては、急務だったといえるだろう。
彼は、本当に郷土史に関して勉強していた。
学者の先生たちは、
「城郭や、それに関係する歴史は詳しいが、この土地についての知識には乏しい」
だから、市の、
「郷土史研究家」
を仲間に引き入れるかたちで、この委員会を盛り上げていなかければならないと思うのだった。
市長の悪しきウワサは、有識者の耳にも入っていて、学校側から、
「あまりあの市長を信用してはいけない。しょせんは人気取りしか考えていない穴うさー上がりなんだから」
と言われていたのだった。
「人気取り」
であったり。
「票集め」
というのが、市長にとって大切なことだということは、理屈としては分かる。
しかし、自分の信念を曲げたり、当初の目標を忘れてまで考える必要があるのだろうか?
アナウンサーを辞めてまで、お金を掛けた上で、選挙に出馬するというのだ。
出るだけで、数百万かかるのに、落選してしまえば、返却されるものでもない。
それを思うと、
「そこまでして、市長になりたいということは、よほど、うま味があるんだろうな?」
ということであった。
しかし、普通にテレビに出てくるのは、確かにイベントなどで笑いながら出てきている時もあるが、ほとんどは、釈明会見が多い。
「平和な時はでてこないが、何かあった時だけ出てきて、必死に謝っている姿というイメージしかないので、市長になって何がいいことがあるというのか?」
と思えてならなかったのだ。
そういう意味では、
「天守の再建」
くらいは、ねつぃいたいしたことはない。
確かに、市の予算を使って行う大イベントに、巨大プロジェクトではあるが、市長として、人気に影響するかどうかも分からない。
「大体計画を立ててから、実際に再建するまでに、どれだけの時間がかかったというのだろう?」
戦国時代から江戸時代までは、いろいろ見ていると、5年から、7年というところが大体の目安ではないだろうか?
しかも、夜の月明かりで工事などの危険がことができるはずもない。何しろ絶対に、手抜き工事は許されない。もしやってしまうと、最期は命取りになるだけだ。
相手が攻めてきた時に防げなかったり。たくさんの兵に持ちこたえられずに、壊れてしまったりすれば、
「何のための城なのか?」
ということになってしまう。
せっかく建てた城が崩壊してしまうのは、もう、終わりだということを示しているようなものである。
確かに、相手を倒すのに、侵入を防ぐということで、わざと橋を、
「数十人で載れば、壊れる仕掛けにしておいた」
というのもありだろう。
まるで、
「石落とし」
と同じくらいの理屈だといってもいいだろう。
今回の検討委員会で、一つ大きな問題が出た。
「ここに、一つ昔の文献などから判断して、こちらの方で設計図を作成してみたのですが」
といって、国立大学の研究チームは口ごもった。
それを見た、市の運営委員は、少し怪訝な顔をして、
「どうされたんですか? 何か問題でも?」
と聞くと、
「ええ、まあ、少し問題がありまして」
ということで、聴いてみると、
「実は、天守閣を再建するための天守台が、最近の発掘で発見されたのですが、それと、地元に残る郷土史の資料と照らし合わせたのですが、どうも、資料を基に再建を考えると、どうしても、天守台よりも、天守の方が大きく感じられ、どうもうまくいかないと思われるんです」
というのであった。
「ということは、何かが違っているので、工事は進まないということですか?」
というと、
「ええ、それを解決しないと、天守の再建はできません」
といって、地元の研究員の方の顔を見ると、察したかのように、
「それはそうでしょうね。一度ここで立ち止まって、このことを解決していかないと、将来において同じことで問題が出てくるかも知れない。そうなってしまうと、完全に本末転倒でしかないですからね」
というのであった。
「分かりました。その件に関しては、大学研究員の先生の方にお任せいたしましょう」
と市長はいうのだった。
次は、公園整備についての話なので、市側の問題であった。
「いかがですか? 買収の方はうまくいってますか?」
と、土地の問題の話だった。
「ええ、公園の主要な土地の買収は終わり、今のところ、問題なく推移していますので、ご安心ください」
ということであった。
市長は軽く頷くと、安心したような顔をした。
その日の会議はこれと言った進展もなく終わった。
しかし、その公園を管理している会社から、市長あてに電話がかかってきた。普通は、市長にいきなりかかってくるということはないのだが、その時は電話に出てみると、その瞬間、何か不思議な雰囲気を感じたのだ。
「どうしましたか? 私にいきなり直通などというのは、基本的にはありえないはずですが?」
と市長は一応、
「私は落ち着いているんだ」
とでも言わんばかりに、まるで自分にそれを言い聞かせるように、相手に言った。
相手は、少しは落ち着きを取り戻したのか、
「市長、すみません。お忙しいところを、私は、N城址公園管理グループの宮前おいいます。先ほど問題が発生しまして、急遽、市長に出羽をしなければいけなくなったんですよ」
といって、宮前はそれでも何か遠慮がちに話をした。
宮前とは初めての会話のはずであるが、なぜか、その時の宮前の様子が、何となくであるが分かった気がしたのだ。
市長はそれを察すると、
「宮前さん、そこに誰かおられるんですか?」
と市長が聞くと、宮前は、
「助かった」
という思いがあったのか、すぐに安堵のため息をするのだった。
それを市長も分かったので。しばらく聞き耳を立てていると、
「もう、いいですよ。代わってください」
という冷静な声が飛び込んできた。
電話口に出たのは、一人の紳士のようで、
「ああ、すみまえん。F市市長の、平松さんですか?」
というではないか。
「ええ、私が平松ですが」
というと、男は、
「こちらは、F署警察の捜査一課、桜井警部補と言います。実は、先ほど、今から1時間くらい前でしょうか? ここのN城址公園にて、白骨死体が見つかったので、そのご報告をしたいと思いましてね」
というではないか。
「え? 白骨死体? それは殺人だったんでしょうか?」
と聞くと、
「詳しくは解剖の結果待ちになりますが、どちらの可能性もあります。何しろ白骨化しているので、何とも判別ができない感じですね、それで市長にこの公園の管理等を含めていろいろ伺いたいと思いまして」
ということであった。
会議が終わった後ではあったが、このあと、市議会お定例会が予定されている。それを放っておいて、現場い駆けつけるわけにもいかない。ただ。それでも殺人ということになれば、放ってもおけず、少しでも身動きが取れるようにしておかなければいけないだろう。
警察が動き出した事件ともなれば、自分がテレビに出なければいけないことになるかも知れない。
「さすがにいつものように逃げるわけにもいくまい」
と市長は思った。
とにかく、この市長は面倒臭いことが嫌いで、逃げ出したのも、
「世界的なパンデミック」
の時のように、
「明らかに攻められる」
という状態であれば、最初から逃げ出すが、それ以外に、
「ただ、テレビに出ればいいだけだ」
という時でさえ、面倒臭いと思っていた。
それは、アナウンサーだった頃の反動で、今度はカメラに映るほうにあると、億劫な気分になることが多いからだった。
一種のトラウマのようなもので、アナウンサー時代に、精神的にテレビに出たくない時であっても、アナウンサーが出ないわけにはいかない。それを思うと、平松は、
「最初から、面倒なことはしない」
と考えるようになっていたのだ。
アナウンサーという職業は、
「モテたいがために勉強してなったのだから、本当は市長なんかやるよりも、アナウンサーに戻りたいな」
と思うことが多かった。
逆に今がいいと思う時もあるが、圧倒的にアナウンサーを懐かしいと思うことの方が多い。
だが、トラウマというのはいかんともしがたく、結果、イライラした時間が次第に増えて行ったのだった。
ただ、アナウンサーに戻りたいなど、決して思ってはいけない。なぜ、自分がこんなに市長の椅子にこだわるのか、最近では分からなくなっていた。
「世界的なパンデミック」
この言葉がキーワードであることは間違いない。
確かに最近は、パンデミックのせいで、眠れない夜を過ごしたり、寝ていて、自分がマスゴミや世間から非難されて、次第に自分が追い詰められていくのを感じる、
特に夢の中に出てくるマスゴミの、
「囲み取材」
の中で、一番前でインタビューをするのに、マイクを向けているのは、何と自分ではないか。
「市長、何か一言」
といって、マイクを容赦なく突き付けてくる。
一瞬目をつぶった瞬間に、今度は自分の視線がアナウンサーにあって、市長である自分を責めている。そう、数十年前に戻ったかのようだ。
また、目をつぶると、今度は視線が戻っていて、アナウンサーの集団を見ると、今度は全員が自分になっているではないか?
そして、
「これは夢なんだ」
と思った瞬間に、目が覚めたのだった。
汗をぐっしょり掻いていて、
「はあはあ」
と息を漏らしている。
隣で女房が寝ていて、寝返りを打っている。
「え?」
またしても、平松はビックリした。
平松は今は、奥さんと離婚して一人暮らしをしていた。あの選挙運動の時にしてしまった不倫がバレて、奥さんとは離婚したではないか。
あれから、結婚はしていない。奥さんがいなくなって、却って気が楽になり、女遊びははげしくなった。
とはいえ、市長という肩書があるので、下手なことはできない。大衆風俗など、もっての他だったのだ。
思ったよりも市長の仕事は忙しく、女遊びをするにしても、時間が限られてしまう。だから、そのあたりをコントロールするのも秘書の仕事のようで、風俗や女遊びまでコントロールされているのだった。
最初は、
「息苦しいな」
と思っていたが、慣れてくると、
「こんなに楽なことはないじゃないか」
と感じるようになった。
自分のまわりにいる女は、
「ひょっとすると、皆市長選用の女ということなのかも知れない」
と思うと、まるで昔の殿様が、側室を相手にしているかのような錯覚に陥るのだった。
昔の側室というのは、目的は、
「性欲をコントロール」
というよりも、
「お世継ぎ問題」
というのが深いのではないかと思われる。
過去の歴史を考えた時、正室にも側室にも男の子、つまり世継ぎが生まれなかった時、どのような事件が起こったのかということを思い出すと。それも仕方のないことなのかも知れない。
世継ぎができないということで、自分で割り切ってしまい。
「わしもいつまでも若いわけではない。いつ、コロッと行くかも分からないし」
ということで弱気になって、世継ぎを決めるのだ。
前述にもあるが、室町幕府八代将軍、足利義政が、世継ぎができないことで、出家していた弟を還俗させて、自分の養子ということにして、将軍職をいずれは譲るということにしていたが、実際にすぐに、正室の日野富子が、世継ぎを生んだ。
それにより、養子側と正室が生んだ子供の、それぞれの後見役がいがみ合っていたこともあり、戦に発展した。
それは、京の街を灰にすることになってしまった、
「応仁の乱」
である。
この戦では、全国の守護大名が、東軍、西軍のどちらかに属し、戦を行っていたので、領国を離れての京での戦であった。
そのため、自国を長年留守にすることで、自国内で反乱がおこるという問題が起きてきた。いわゆる、
「尻に火がついた」
という状態であった。
しかも、西軍、東軍に別れて、最初に戦を始めた首謀者が、ことごとく死んでしまったのだ。
こうなっては、もう戦を続ける理由もなく、急いで、戦をしていた大名は領国に戻り、反乱を抑える必要に駆られたのだ。
これにより、世の中では、下のものが、上に反乱を起こし、取って変わるという、
「下克上」
が蔓延し、さらに、幕府の力が完全に衰退したことから、隣国に攻め入って、領土を拡大するということがまかり通るようになってきた。
つまり、
「群雄割拠の戦国時代の到来」
と言えるのではないだろうか?
戦国の世は次第に全国に増えていき、それまでの守護大名が、
「戦国大名」
と呼ばれるようになり、
「いつ、自分の国が脅かされるか分からない」
という時代に入ってきた。
そのため、横行したのが、お互いの領土不可侵という条約であったり、その条約を確固たるものにするために、
「人質を出す」
ということであったり、それぞれの領国との間での、政略結婚であったりが存在するのだった。
戦国武将として、今では、絶大な人気がある、
「真田幸村」
という武将も、若い頃は、ずっと人質生活だったのだ。
上杉家の人質になり、さらには、豊臣家の人質として、大坂城で過ごしたりと、戦国大名としての力と名声は、父親である。真田昌行にあったのだ。
父親は、あの家康を震え上がらせたのだ。
関ヶ原の合戦において、西軍についたことで、二人を高野山の九度山に流すことに成功したが、その後の、
「大坂の陣」
が勃発するに際して、
「真田が、九度山を脱出した」
ということを聞いて、家康は思わず、
「親父の方か?」
と叫んだという。
家臣たちは、一瞬、
「何を言っているのだろう?」
と思ったことだろう。
なぜなら、父親の方は、その頃すでに亡くなっていたのだった。
それだけ、まだ家康は父親の方を恐れていて、幸村など眼中になかったということであろうか?
いや。実際には戦になれば、
「冬の陣」
においては、最強の出城と言われた、
「真田丸」
に苦しめられることになり、さらには、その後の夏に陣においては、
「自害を覚悟した」
と言われるほどの恐ろしい目に遭っていた。
後年、家康が、
「わしは、死ぬほど怖いと感じたことが、今までに三度ある」
と言い出した。
「一度目は、武田信玄との戦いにおける、あの三方ヶ原の戦で、二度目は、信長公が本能寺で討たれた時、堺にいたわしが、領国の三河に戻る途中の、伊賀越えをした時、そして、今回の、真田による本陣急襲であった」
というのだ。
そんな幸村であったが、最期には、
「日の本一のつわもの」
と言われたのだが、人生のほとんどが人質と流人生活だったというのに、最期にはそこまで言われるということは、
「人生の地理際が潔く、最期の最期で、花を咲かせた」
というのが、日本人の胸を打つことになるのであろう。
また、もう一つの後継ぎ問題としては、
「幸村の最期」
から時代は遡ることになるのだが、人物が、
「豊臣秀吉」
というところが、皮肉だといってもいいだろう。
秀吉は、長男の鶴松に、幼少時代に死なれたことと、それ以降、男の子ができないどころか、子供を授かることすらなかったことで、自分の甥を養子にして、跡取りとして、関白職を譲った。
まさに、義政の時と同じではないか。
「秀吉は義政のことを知らなかったのだろうか?」
そもそも、百姓出身の秀吉なので、基本的な教育は受けていない可能性がある。
天下人となったうえで初めて、基本的な、
「帝王学」
の勉強はしたかも知れないが、
「どこまで深堀したか?」
ということは分からないだろう。
秀吉もまったく同じことをしたために、
「秀次事件」
「朝鮮出兵」
「千利休の切腹事件」
などという血なまぐさかったり、後々、豊臣政権に禍根を残すような問題が起こったりしたのだった。
もっとも、豊臣家の滅亡は、家康の野望というものの強さを考えれば、石田三成の台頭がなくても、起こっていたことだろう。
誰かが石田三成の役をやったかも知れないし、家康に逆らう人物は誰もおらず、結局、そのまま大坂の陣に突入する結果になったというだけのことなのかも知れない。
さて、歴史問題を思わず考えてしまったが、それは、市長が、変な夢でうなされたからだったのを思い出した。
「何であんな夢を見てしまったというのだろう?」
と市長は考えたが、
「やはり、私はアナウンサーに戻りたいのだろうか?」
と思ったが、世間はそうはさせてくれない。
いつまでも、自分が市長として、問題がない時は、ピエロとして、あるいは広告塔のようにマスゴミの前に出て、本来であれば、今回のパンデミックのような、
「責められる立場」
にあったとしても、
「俺はこのまま、市長として、矢面に立たなければいけないんだろうか?」
と思っていた。
自分は、パンデミックの時であっても、
「矢面に立っている」
と思っていた。
しかし、世間はそうは見ていない。
SNSなどを見ていると、
「平松市長は、都合が悪くなると、世間の前に顔を出さず、彦籠ってしまい、すぐに逃げ出す」
というようなことを言われていたのだ。
それを分かっているので、
「世間は、どうして、そんなに誰かをターゲットにして苛めることを楽しむような人が多いのだろう?」
と思うのだ。
「だったら、俺だって、好きなようにしてもいいじゃないか?」
と思うこともあるかも知れない。
その思いが、贈収賄に絡むような悪いことをする時、自分の良心を正当化しようとする理由付けにしているのかも知れない。
「政治家なんて。しょせんは、わいろを貰ったり、それくらいのことは誰だってやっているんだ」
ということであり、その時必ず、自分を正当化する意志を持っていないといけないということで、
「偉くなれば、それを感じることが普通にできる人間でないと、政治家は務まらない」
ということであろう。
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