第22話 万博でなぜ自動運転しない?なぜVRを活用しない?
大阪万博のシャトルバスの運転手が足りないそうですが、だったら自動運転でしょう。現状レベル4での運行は法律的にはOKです。最先端技術の展覧会のバスが人手不足で困ってます…ってなんだよという話です。展示物だけではなくこういうところで最先端技術を見せればいいじゃないですか。
レベル4は人がいなくても危険回避できる水準ということになります。つまり無人運転のことです。
まあ、万博で自動運転が失敗したら普及が遅れるデメリットはありますが、EVよりも自動運転が少子高齢化のわが国では喫緊の課題です。バスとトラックはさっさと自動運転化すべきでしょう。その既成事実を作るには万博は一番の場なのに…という感じです。技術がないのに博覧会開くなよという感じです。
万博の運営とか展示にしたって、パビリオンというのが古いですよね、だから建設で人手不足云々が起きるのです。例えばですけど個室に入ってVRメガネをすれば、あらゆるパビリオンを体験できる…みたいな発想がないですよね。ウォーキングマシーンとか組み合わせたりしても面白いかもしれません。
食事も固形食を食べると、いろんな高級料理の味がするようなVRがあってもいいでしょう。
完璧じゃなくて全然いいんです。完成度が3割でも。そういう発想に向かって努力するから万博の意味があるのです。
東京オリンピック2020もそうですけど、箱物で儲けることしか頭にないから、従来型の発想しか起きないのです。代理店に全部中抜きされてホスピタリティが落ちるのです。
もっと言えば、環境問題に一番優しいのは、日本に客が来ないようにすることです。工事で自然を破壊しませんし、エネルギーも使いません。CO2と言っている政府がなぜ無駄なCO2を排出する博覧会をするのか。本来ネット配信で各国にいながら博覧会に参加できるのが一番いいのです。博覧会という発想が遺物です。
観光立国というのは自然破壊立国で、無駄使い立国なのです。万博の意味が希薄になったのは、博覧会ではなく中間搾取のブローカーとそこに群がる政治家の思惑だから、昔通りでないと困るということです。そして、雇用とかお金の還流を考えると、バスの運転手も経済効果に入ってますからね。だったら、もう環境無視、VRやITはあきらめて、人の労働が日本の価値だ、と潔くいいきりましょう。
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