第3話 温暖化の原因がCO2というのが理解できない。

 温暖化が進んでいるのは事実なんでしょう。実際いろんなグラフが開示されていますがそれらに付随する説明によると1800年くらいから1度くらい上がっているそうです。


 ただ、なぜそれが二酸化炭素が原因ってわかるのかが全くわかりません。まず、人類のエネルギー排出量が爆発的に増えている時期です。人口増と産業ですね。だったら、単にエネルギー=熱排出量に比例して熱くなっているのでは?と思います。


 例えばですが、群馬とか埼玉北部は夏は地獄の暑さですが、これは温暖化が原因ではありません。内陸部は昼熱くなりますから上昇気流が発生します。ですので地表では海から陸に風が吹きます。この時に東京の排熱が風に乗って移動しているので熱くなります。要するに東京の人口増加と夏はクーラーを使って熱くなったのでしょう。

 熊谷の気温は1900年以降で平均で2度近く上がっています。二酸化炭素の増加なら熊谷の気温の増加は他の地域と同じになるはずです。


 岐阜県の美濃も名古屋市の排熱ですね。浜松はわかりません。黒潮とかいろいろあるかもしれません。ただ、各都市の最高気温は2018年でした。つまり、コロナで産業活動が大人しくなると最高気温が下がるということで、これも都市排熱が原因の傍証になるでしょう。


 いや、熊谷の1度分は二酸化炭素だという理屈もあるかもしれませんが、要するに気象というのはモデル化が難しい学問です。バタフライエフェクトやカオス理論の範疇になります。天気予報は経験に基づく帰納法的な予測でしかありません。つまり、この状態の天気図からは過去はこういう確率で1日後、1週間後にはこういう天気になった、というのが天気予報です。

 もちろん巨視的にみれば何等かの法則が見えるのかもしれませんが「地球の大気圏」を取り巻くファクターが多すぎます。この混沌とした世界からモデルになる理論を見つけ出し、証明するなど素人考えですが不可能だと思います。


 二酸化炭素の排出量は人口と産業の発達つまりGDPに比例します。近年では効率化でGDPの発展よりもエネルギーを効率化できますが、基本はGDPの増加と二酸化炭素排出量は因果関係があります。


 つまり、GDPもしくはエネルギー排出量と因果関係をもつあらゆる指標を気温上昇と関連づけることができます。良く言われることですが、二酸化炭素の割合は空気中の0.04%しかありません。

 しかも、実は温室効果というのは例えば水蒸気にもあります。ですが、水は人間の活動で出るものではないので温室効果ガスと言わないそうです。いや、おかしいでしょう?気象現象を理論化するなら水は重要なファクターです。

 そして、あのオゾンホール云々で使われなくなったフロンは二酸化炭素の温室効果の数百倍から数万倍と言われていました。フロンは現在使われていません。そのマイナス効果は?


 また、オゾンホールで思い出してほしいのは、もう何百年たってもオゾンホールはふさがらないって当時は騒いでましたよね?実は現状ではもう塞がってます。いや…本当に西欧の風説はあてにならないな、と。当時紫外線で皮膚がんがって騒いでましたよね?あれはどうしたんでしょう?


 そう言えば核戦争の悲惨な結末を予言した「核の冬」理論も撤回となったそうで。湾岸戦争等で理論通り気温が下がらなかったとの事。そこにはソ連による政治プロパガンダもあったそうです。別話で述べるかもしれませんが、西欧はイニシアティブのために何でもしてきます。


 要するに状況証拠しかなく、因果関係というより相関関係でしかないグラフを解析して、カオスと言われる気象について理論なんて作れるわけがないです。そして「ほらこれが温暖化の二酸化炭素の効果を分解したものだよ」というグラフもありますが、その分解は実証された実験結果ではなく、仮説に仮説を重ねた理論値でしかないです。


 温暖化しているのは事実でしょう。それが人類のエネルギー排出量に比例している可能性はあります。ですが、なぜそれが二酸化炭素が原因だとなるのか心の底からわかりませせん。

 集団ヒステリーなのか、GDP=経済成長モデル=温暖化の原因と言いたくないのか?


 






















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