第10話 ミックスベリーティーは甘酸っぱく
晴れて欲望を満たすことができた桃花は、ほう、と満足のため息をついた。
桃花に気づいた秋仁が、手元のノートをめくって白紙にしてから、こちらを見た。めくる前のページに絵のようなものがちらりと見えた気がしたが、定かではない。
「満足しました?」
「はい……というか、すみません」
なんで? と首を傾げた秋仁。
そのあざとさはなんなのか。
「折角友達という提案をしたのにこう、お話とかもせず、失礼だったかと」
「さっきからやけにお友達にこだわりますね」
「『他人』から本を借りるのは気が引けますので」
桃花としては重大な問題である。むしろ見ず知らずの他人に、大事な本をほいほい貸せる彼の神経の方が知れない。
と思ってから、見ず知らずでは無いか、と一応脳内訂正が入った。名は知らずとも面識はあったのだから。
「あー、なるほど、そこなんですね。それなら、敬語いらなくないですか。俺の方が年下なのに」
「そこは客と店員の間柄を適用させて頂いています」
秋仁がぶっと吹き出した。そろそろ顔を見るだけで笑われてもおかしくない間合いである。
「いや、もうなんでそんな面白いんですか本条さん。マンガのキャラクターにいそうとか言われたことありませんか?」
「ないですね」
そこはばっさり斬っておく。こちらとしては全然面白くない。
「『お友達』なら、本条さんって硬いですか?」
「別に何でも構いませんよ」
学生時でさえ、友達はさして多くなかった一匹狼型の彼女である。あまりあだ名で呼ばれた記憶はない。むしろ今の方が、皆からモモちゃんモモちゃんと呼ばれているような気がする。
「んー、じゃあ。『ももさん』って呼んでいいですか?」
「もっ?!」
硬直した。
良いですけど。何でも良いと言った手前、いいですけれども。お姉さんと呼ばれるよりましですけれども。
なんとなく居心地が悪いのは絶対気のせいじゃない。何故だ。慣れない『さん付け』だからか。
「だって桃花さん、だと硬さ抜けないし、モモちゃんだと年上なのに馴れ馴れしい感じするでしょ? 俺としては、間をとったつもりなんですけど」
「な、んでも大丈夫です」
落ち着け、落ち着くんだ。そんなに大したことじゃないぞ。将弥さんだって初日から了解なくモモちゃんだったじゃないか。何を今更。
今日何度目の深呼吸だろうか。
紅茶を一口含むと動悸はなんとか収まった。ほっとする。
「あー、では、私は何とお呼びすれば?」
「周りの人はだいたい、苗字の『榛名』か『アキ』って呼びますね。アキのほうが呼ばれ慣れてるかな?俺の方が年下ですし、ももさんもアキでいいですよ」
さっきから年下年下、と強調してくるが、彼は若さ自慢でもしたいのだろうか。一年なんて大した差ではないと思うのだが。
ここは一発やり返しておかないと、なんとなく鼻っ柱の強い桃花の気が済まない。自分の競争心が妙なところで発揮されていることに本人は気づかないまま、桃花は済ました顔で宣言した。
「じゃあ、『アキちゃん』で」
不意打ちを食らった秋仁が盛大にむせた。
「っ……ご、ふっ…………え? 聞き違いですか、ね?! え?」
「冗談です。ちょっとその固まる顔が見たかっただけです」
一本取った。
満足感に頬を緩めたが、複雑そうな表情をした秋仁が正面でブツブツと何か呟いている。
「え……いや、それはそれで全然おっけーなんですけど……なんかももさんにちゃん付けて呼ばれるのは……やっぱなんか恥ずかしいので……いっそ呼び捨ての方が……」
「流石に今日の今日で呼び捨ては、ハードルが高すぎます。では、間をとってアキくんで」
じゃあ、まあ、それで、と了承の返事をした彼が、なぜかじわじわと顔を赤らめている。他人にかわいい、と臆面もなく言うような人が、一体なにに照れているのだろうか。相互理解への道のりはまだまだ遠そうである。
ひとまず彼のことはさておいて、桃花は運ばれてきたフレーバーティーを観察することに専念しようと思った。
桃花が頼んだのはフルーツティーとも呼ぶべき、ミックスベリーの入った可愛らしい見た目のアイスティーだった。軽く潰されたイチゴやブルーベリーがまるで宝石のように輝いている。刺さっていたストローから茶色の液体を吸い込むと、その外見を裏切らない甘味が口いっぱいに広がった。程よい酸味のお陰か、あと味はすっきりしている。
上にミントが乗るだけで涼しげだ。ハルコのデザートに載っているのは見たことがあるが、紅茶にそのまま載せているのは桃花にとって新鮮な光景だった。
「甘いの、お好きなんですか」
思わず頬が緩んだのを見られたのだろう、向かいに座る秋仁が問いかけて来る。
「わりと、好きですね。アキくんは?」
「俺は飲み物は甘くないほうが好きです。ケーキとかは好きなんですけど……ところで、それ写真とか撮らなくて大丈夫ですか?」
「はい? ああ、これ」
うっかりしていた。今更遅いかと思いつつ、写真を撮ろうと思ってケータイを出す。
それに秋仁が目を止めた。
「ももさんってガラケーなんですね」
「……文明の利器は、どうも使いこなせないもので」
「ケータイってだけで既に文明の利器ですけどね?」
「電話、カメラ、メールくらいです、使えるのは。生まれてくる時代を間違えたみたいで」
しょっちゅう妹に言われていたことを、そのまま言ってみた。ちなみに将弥と瑠衣には、弄られネタとして既に定着しているものだ。
「そうなんだ、俺はもうスマホしか触ったことない世代です」
一年差なのにジェネレーションギャップ。ちょっとばかりショックを受けた。
彼がカバンを漁ってひょいと見せてきたケータイは、確かに最新のスマートフォンだ。うっかり電源ボタンに触れたのか、待ち受けが灯る。
「あ、『キミうた』の拓哉」
その一言はあまりにも自然に飛び出した。
「……すげえ。一瞬」
しまった。
ピシリ、と石のように固まってももう遅い。
早押しクイズみたいな速度で人の待受、しかもキャラクター名とか言い当てちゃったりして、ドン引きされてない……?
彼の待ち受けは、あの漫画雑誌に連載されている作品のうちの一つの絵で。
桃花がずっと追いかけている作品で。
「その雑誌のお目当て、『キミうた』だったんですね!?」
あれ?
予想した声とは違うトーンに、恐る恐る視線を上げる。と、ビームでも出そうなくらいのキラッキラした瞳にぶつかった。
「……あ、ええ、まあ」
「俺もです!! 前回神回だったから続きが気になってて!! だから朝一で買っちゃって!!!」
『キミうた』こと『キミがうたえば!』という少年漫画は、高校生の少年少女が「歌の甲子園」と呼ばれる架空の青少年カラオケバトル大会を舞台に、熱い闘いを繰り広げる青春ストーリーである。桃花がちょうど高校に入学した頃から連載が始まったのだが、単行本もそろえたりして、勉強の合間に繰り返しよく読んだものだ。
乗り出してきた秋仁に、むしろ桃花が若干引く。
だが、自分が好きな話を共有できると思えば、じわじわと期待も滲んでくる。
「わ、私も凄く、気になってました……それで今日見つけて、買うかどうか迷ってて……」
「ですよね、あんな終わらせ方ずるいですよね。俺、今日が待ちきれなくて」
こんなところで同志に会えるなんて。とでも言わんばかりの熱量だ。返したばかりの雑誌の表紙を指さして、秋仁は楽しそうに語る。
「しかも巻頭カラーですよ今回。いいところで終わらせて、単行本出した直後にカラーだもんなあ。俺、マジで嬉しくて」
言いながら、彼の顔は緩みを隠せない。待ちきれなかったその気持ちは、痛いほどわかる。
「今回の主人公、カッコよかったですよ」
「え、なんだろ、あの流れで優樹がカッコイイなんて有り得るんですか」
「あるある。大いにある」
「うーわー気になる」
「言ってもいいですか?」
「ダメです!!」
思いのほか大きくなった声に慌てる秋仁が、また可愛い。くすりと笑うと、秋仁も照れたような笑みを浮かべた。
「俺、『キミうた』の絵が好きなんですよね」
秋仁の指が、雑誌の表紙をやさしくなでる。そこに愛おしさが込められている気がして、桃花はじっとその様子を眺めていた。
「目のハイライトの入れ方とか、ホント好き。あと髪の毛の動きとかも大好きなんですよねー、特にメインヒロインの菜ノ花(なのか)ですかね。振り返る瞬間のふわって広がる……あ、これとか! このアングル好きです」
スマホでちゃかちゃかと検索をかけて、画像を呼び出す。便利なものだ、などとそっちに関心を寄せていると、秋仁はどんどん勝手にヒートアップしていった。
「コマ割りも上手なんですよね、羨ましくなっちゃう。ああ色遣いも綺麗だなあ……一体何枚レイヤー使ってるんだろ。やっぱり描くなら絶対デジタルだよなー、線画も綺麗すぎ」
途中からは独り言だった。
「コマ割り」だとか、「線画」だとか、耳慣れない言葉がいくつか飛び出したあたりで、桃花は一つの仮定にたどり着いた。
「アキくんって、もしかして……自分でマンガ描くんですか?」
一瞬驚きに目が見張られる。
そして彼は決まり悪そうに笑いながら頭をかいた。
「まあ、少しだけ。バレちゃいましたね」
秋仁はそう言って恥ずかしそうに俯いた。
「絵に関して私の知らない単語がいっぱいでてきましたし……それに、『好きすぎて羨ましくなる』って、自分もやっている事じゃないと、絶対出てこない感想なので」
そこか、と言いながら、彼の指先が遊ぶ先ほどのノートが気になる。
「それも何か、描いてあったり?」
「あ、これはただの落書き帳というか、デッサンやキャラデザインに使ったりする用のノートです。マンガは描いてありませんよ」
「……見たいです」
「大したものもないし、いいで……あ。ダメです! やっぱりダメ!」
差し出しかけたノートを、慌てて彼は引っ込めた。
「………………」
「ダメです! 睨まないで! ダメなものはダメ!!」
「……………………」
「あの、今度見てもいいノート持っていくから」
「…………………………」
「わ、分かりましたよ……最初の一ページだけなら……それ以外はめくらないでくださいよ」
桃花の目力で、強制的に了解を取りつけた。嬉々としてノートの表紙をめくってみる。秋仁は視線をさ迷わせながら、桃花の表情を盗み見ていた。
「こ、れは……?!」
驚きに思わず言葉が詰まった。
描かれていたのは、見慣れた風景だった。
カウンター席と丸い椅子。そこで実に機嫌良さそうに料理をしている、この人は。
「分かります? 誰か」
「将弥さんだ」
あ、将弥さんって言うんだ、と楽しそうに言う秋仁を放り出し、桃花はその絵を食い入るように見つめる。
「すごい、こんなに特徴って捉えられるものなんですか」
「慣れですよ、ちっちゃい頃から描いてたら、誰だってこれくらいは描けますって」
もちろんマンガのキャラクターのような顔立ちをしているのだが、本物の将弥が持っている不思議な柔らかい雰囲気まで、こちらに伝わってくる。
「すごい……」
語彙力の乏しさを、これほど恨んだことは無い。彼を思いっきり褒めたいのに、その言葉が全く出てこない。
「マンガ家になったりしないんですか」
顔を上げた桃花はまじまじと秋仁を見つめた。
桃花のその問に、彼は一瞬喉を詰まらせた。照れとも不安ともつかない微妙な表情で、口を開けたり閉じたりしている。的確な言葉を探しているようだった。
「高校卒業したら……遠い親戚にマンガ描いてる人がいて、その人のところでお世話になろうかと。周りは大学受験するって人ばっかりで、焦らない訳ではないんですが……俺のやりたい事はそっちでは見つからなくて」
その横顔は、夢を追いかける少年のそれだった。が同時に、覚悟を決めた大人の顔も見え隠れしていた。
桃花はなんと声をかけるべきか迷って……結局、一番最初に思った言葉が口をついた。
「いいなあ」
「え……?」
「そうやって追いかけられる夢があるって、素敵だと思います。中途半端にしか努力出来なかったり、どうせダメだと言って諦めてしまう人がいっぱいいる中で、自分を信じられる人って、それだけで強いと思うから」
羨ましい。それだけ夢中になれる事がある人が。
それが桃花の本音だった。流石にさらけ出す気は無かったが、端っこから本音が洩れた。
俯いてしまった自分の横顔を見つめられている気がした。しかし顔は上げられなかった。目を合わせればきっとバレてしまう。羨望の気持ちや、嫉妬の思いまで。
「ありがとうございます」
聞こえるか聞こえないかのボリュームで囁かれた言葉は、都合のいい桃花の幻聴かも知れなかった。
「あ、ちなみに桃花さんは、キミうたのどのシーンが好きですか? 俺はね、ドリンクバーで紅茶とジンジャーエール混ぜて飲ませるところ」
何かを察した秋仁が、話題を引き戻してくれる。気を使わせて悪いと思いつつもほっとして、相槌を打つ。
「あれは主人公がかわいそうでしたよね」
「激しくむせ返る主人公にめちゃくちゃ笑っちゃったなー。あ、この間俺、カラオケのドリンクバーでその飲み物を再現してみようと思って実際に混ぜてみたんですよ」
いたずらっこのような笑顔で微笑む秋仁。
思わず話に引き込まれる。
「え、ど、うでした……?」
「意外と普通でした」
あっけらかんと言い放った彼にずっこけた。
拍子抜け、とはこのことだ。
「なんだ、がっかりです」
「絶妙に美味しくはなかったですけど。割合研究すれば案外いけるんじゃないかな、あれ。だって、生姜紅茶って存在するじゃないですか」
「……確かに」
「そうだ、ももさん、ハルコの新作で出しませんか?」
突然の飛び火に思わず顔がひきつった。
「そ、そんな冒険、できませんよ……!?」
「いやあれ、絶対いけるって。ティーソーダとかって飲み物もあるくらいだし」
「てぃーそーだ……?」
初めて耳にする単語だった。
炭酸紅茶、みたいなものだろうか。
それなら爽やかで、確かに夏向きかもしれない。コンセプトにも合う。
「試作してみて下さいよ、もし美味しかったら俺、ストレートのアールグレイから乗り換えちゃう」
尻尾があればぶんぶんと振っていそうな秋仁の提案に、ちょっと楽しそう、と思ってしまう自分がいた。
「それじゃあ、一応……提案だけは」
「よっしゃー! 楽しみにしてますね!」
「ま、まだ商品化するとは決まったわけではありませんから」
慌てて制止はしておきながら、ほんの少し胸が高鳴る自分がいるのも、また事実だった。
持ってきた手帳のはしに小さく『ティーソーダ 紅茶 ジンジャーエール』と書き足す。「ちゃんとマーケティングしている」という感じがしてきて、桃花は少し嬉しくなった。
束の間訪れた静けさに氷がかしゃん、と音を立てて崩れる。
「なんだか、意外です」
ストローをくるりと回して秋仁が呟いた。
「え?」
「ももさんって、仕事してる時、難しい顔してるでしょう?」
「そう見えているんですね」
思わず顔をしかめる。相変わらず、まだまだ眉間のシワは消えていないようである。笑うまで行かなくとも、顔が険しくはならないように、大分気をつけてはいたのだが。
「だから桃花さんのイメージって、もうちょっと固かったというか……あ、でも、時々あたふたしたり、顔に『しまった!』とか『良かった!』とかもろに顔に出ちゃう時とかもあって、それはそれでかわ……いや、えっと、面白いなって思ってたんですけど。マンガを熱心に読むタイプだとは思わなかったんですよね」
それは割と昔から言われる事だ。桃花はあっさりとその理由を明かす。
「兄がいるんですよ。私。その兄が意外と、マンガとか好きでよく読んでいて。小さい頃はよく、貸してもらっていたんです」
だからだろうか。少女マンガよりも少年マンガに惹かれる。
「ああ、なるほど」
いいお兄さんだ、と頷く彼に同意は出来ない。
「思い出す限りでは、凄く腹が立つ相手なのですが」
「いい人そうじゃないですか。妹にマンガを貸してくれるなんて」
「マンガを貸してくれるかどうかが善人の基準なんですか」
「そういう事ではないですけど。もう、俺をそんなマンガさえあれば釣れそうな軽い人間みたいに言わないでくださいよ」
あながち間違ってはいなさそうだ、と心の中では思いながら、形だけ謝っておく。桃花は兄のことを思い出して続けた。
「うちの兄は……それこそ『キミうた』の拓哉レベルで努力しなくても何でも出来る、人類の敵みたいな人種で。難関と言われる高校で全教科の一位をかっさらったり、ただのインテリメガネかと思いきや陸上大会で入賞とかしてきちゃったりするわけで。あ、性格だけはめちゃくちゃ悪かったですけど。投げてくる言葉の隅々までイヤミで塗り固められているというか」
そこまで一気にまくし立てると、桃花はストローの先で潰していたイチゴの果肉をぐっと飲み込んだ。甘いはずのそれを、まるで薬かのような顔で飲み下す。
今思い出しても腸が煮えくり返る。あれは桃花が数学で過去最低の80点を取ってきた時のこと。
鼻で笑うだけに留まらず「本当に俺の妹か?」とまで言い放ったのだ。
これでも平均よりは十分高かったですが何か?
そんなセリフも兄の前ではただの負け惜しみになってしまうから、余計に腹が立つ。
ふっ、と微笑んだ気配がして桃花は我に帰った。
「……なんですか」
「いやあ、愛されてますね」
「どこが?!」
俺には分かるなあ、と秋仁。
「お兄さん、ももさんのことが可愛くて可愛くて仕方なかったんですね」
「は?!」
「お兄さん、いくつ上ですか?」
「六、ですね」
「弄りたい放題じゃないですか。俺も妹いるんで分かりますよー、そういう時って、ちょっと自分を優位に見せたくて意地悪言っちゃったりするんですよ」
「ちょっとも何も、今まで私が勝ったことなんてありませんよ」
「そうやってふくれるところもまたカワイイとか思っちゃうんです、兄ってそういう生き物なんです」
許してやってください、と秋仁に微笑まれると桃花も少し毒気を抜かれた。
「……妙な性癖ですね」
もちろん、抜かれた毒を吐き出すことは忘れなかったが。
秋仁がコーヒーでまたもむせかえっていた。
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