【24日目 選択】
早朝、寝不足の頭で小さな食堂に足を踏み入れたドナトス修道士は驚きました。
食卓に座って、教皇ホノリウス5世がお茶を飲んでいたのです。入り口に立っているドナトス修道士に気づくと明るく声をかけてきました。
「おはようドナトス修道士。良い天気になったな」
「あ、はい、おはようございます」
ドナトス修道士は緊張してもごもごと挨拶を返します。
「フィアクルは今、治療院の厨房にパンを貰いに行っている。今日は急ぐ馬車旅になるからな。朝食はしっかり食べておきたまえ」
「はい、そうします」
ドナトス修道士は食卓につくと茶碗を手にしました。
窓から差し込む朝の陽光を浴びるホノリウス5世は昨日とは全く雰囲気が違います。姿勢正しい座り姿は堂々とした威厳に満ち、上質な衣装のせいもあってどう見ても富裕な大貴族です。怪しい雰囲気は全くありません。
「昨夜は早々に君たちを別室に追いやって申し訳なかった。フィアクルと急ぎで内密の話があったものでな。そういえば、君の不思議な友人は一緒ではないのか?」
「彼はまだ眠っています。最近その…体調のせいか睡眠時間がとても長いので」
「そうか心配だな。フィアクルからも色々聞いたが、私も彼の今後はきちんと考えているので安心したまえ」
「ありがとうございます。心強いお言葉に感謝します」
ホノリウス5世の言葉に安堵しつつ、でもドナトス修道士はコスドラスの運命の主導権は完全に教皇のものになっているのだろうか?と重苦しい感じを受けていました。
やはりこの方は恐ろしく頭の切れる人で、そして私には興味が無いのだ…とドナトス修道士が考えているとパンやその他の食料を抱えたフィアクル修道士がにぎやかに食堂に入ってきました。
ドナトス修道士も急いで立ち上がると、朝食の準備を手伝います。
パンを手にしたホノリウス5世は少し不満そうな表情で食卓を眺めました。
「蜂蜜は無いのか?」
「当たり前だろう。蜂蜜みたいな高級品を朝から食べられるもんか」
「そうか。私の唯一の食べる楽しみなのだがな」
フィアクル修道士が言い出しました。
「私は今日は同行できなくなったぞ、アントニウス。昨夜具合の悪くなった患者が何とか持ち直したんだが、完全に回復するまでは私についていて欲しいと治療院の院長に泣きつかれたんだよ」
ホノリウス5世はしばらく黙ってパンをちぎっていました。
「…そういう理由ならば仕方がないな。だが後から必ず来てもらう。ドナトス修道士には薬などの指示を入念にしておいてくれ。それと王立修道院に連絡するのを忘れないように」
「わかったよ」
その後食事が終わってからホノリウス5世はしばらく散歩をしてくると頭巾をかぶって庭に出て行き、ドナトス修道士とフィアクル修道士はコスドラスの様子を見に部屋に戻りました。
コスドラスはもう目覚めて、寝台の上で灰色鳥と大人しくしています。
そんな彼を見て、ドナトス修道士はまだ眠っている自分の胸の上で「朝だぞ」とコスドラスが騒いで飛び跳ね、驚いて目が覚めてから口喧嘩になった旅の途中の出来事などを思い出してしまいました。あの頃は、野宿をしてもコスドラスは元気でした…。
同時に灰色鳥はこれからどうしてやればいいのだろうとドナトス修道士は考えました。あの教皇の元に連れて行くのは危険かもしれないと悩んでしまいます。
フィアクル修道士はコスドラスに朝の薬を飲ませ包帯を巻きながら、「教皇の国」まで同行する事になったのを2人に説明しました。
「俺のためとはいえ、結局巻き込んでしまって申し訳ないな」
「なあに構いませんよ、予想はしてましたからね。それよりコスドラス、ちょっとあなたの許可が欲しいことができましてね」
「なんだ?」
「アントニウス…ホノリウス5世があなたが入っていた聖遺物箱を自分に渡せと要求してきたんですよ。装飾の宝石などはどうでもいいが、箱だけはどうしても自分の手元に置きたいと言い張って…今は王立修道院の私の小屋に置いてあるというと、自分の宮殿まで運ばせろと譲らなくてね。一応了承はしたんですが、あれはあなたから譲られた物ですから許しが欲しいと思いましてね」
なぜかコスドラスはにやりと笑いました。
「あの箱をねえ…構わんよ、もったいをつけてくれてやれ。代わりに強欲野郎から宝物の山でも毟り取ってやればいい」
ドナトス修道士は思わず懐の中の小さな袋を握りしめました。そこには聖遺物箱の蓋に取り付けられていた金属製の花飾りが入っています。ドナトス修道士はコスドラスから贈られたそれをとても大切にしていました。これまで教皇に奪われそうになったら…黙り込んだドナトス修道士をフィアクル修道士はちらりと見ました。
「ホノリウス5世が欲しがっているのは、聖遺物箱だけですよ。大切な物はしまい込んで黙っていなさい。私も黙っています。さて、そろそろ迎えの馬車も到着するでしょうから、さっさと出発の準備をしてしまいましょう」
「…はい…」
ドナトス修道士は硬い表情でうなずきながら、コスドラスを柔らかい布で包みました。その時、コスドラスの顔色が昨日より悪いのに気が付きました。
ドナトス修道士はぐっと唇を嚙み締めました。
とにかく、今は一番に考えなければいけないのはコスドラスの事です。
どんなに大切な物でも、要求されれば教皇に差し出そう。そうドナトス修道士は改めて決意しました。
やがて、治療院の敷地に街道の方から立派な馬車が2台入ってきました。
ホノリウス5世が庭の奥からゆっくりと現れて、屋敷の前庭で生首の布包みを抱えたドナトス修道士の横に立って近寄る馬車を眺めて呟きました。
「やれやれ、これで自由に歩き回れる私の休日も終わりという訳だな」
ドナトス修道士は突然、湖の岸辺で出会った時のホノリウス5世の姿を思い出し7日間も待たされた理由に気が付きました。
「ホノリウス5世、もしかしてここまで一人で歩いて旅をされてきたのですか!?馬車ではなく?」
「まあな。宮殿を抜け出して俗世の一人旅は久しぶりだったので面白かったよ。予定より2日ほど長くかかったがな」
道理で昨夜、何の気配もせずにいきなりホノリウス5世が現れた訳です。乗り物を使っていれば必ずそれらしい音がしたでしょうから。
「しかし教皇という立場の方が危険な…」
「危険などない。私が許さなければ誰も私に危害は加えん」
黙って聞いていたコスドラスがいきなり話しかけました。
「教皇に向いていないな、ホノリウス5世」
ホノリウス5世は一瞬コスドラスの方を見つめてから、返事をせずに馬車から降りてきた男性の方に向かって歩き出しました。
「コスドラス!なんてことを!」
「強欲野郎は怒らせときゃいいんだよ」
小声で言い合っているところにフィアクル修道士が灰色鳥を連れて近づいてきました。
「この鳥はどうしますか、ドナトス修道士。私にもそこそこ懐いてくれているし、よければ王立修道院に連れて帰って鳥好きの修道士に預けてやれますが?枝に止まっている小鳥の群れに説教するような変わり者ですが信用はできますよ」
ドナトス修道士は灰色鳥を見下ろしました。大きな鳥はじっと彼を見つめ返してきます。
「コスドラス…」
「灰色鳥のことはお前に任せるよ。もう俺は何もしてやれん」
ドナトス修道士は迷いました。
フィアクル修道士に頼んで無理にでも王立修道院に預ければ、この先の年月を安心して暮らせるでしょう。自分たちと別れて寂しがるでしょうが、それが灰色鳥にとって一番良いのかもしれません。
でも、決めるのは灰色鳥です。
ドナトス修道士の脳裏に旅の思い出が鮮やかに蘇ってきました。
元気だった頃のコスドラスを背中に乗せて野原を走り回る灰色鳥…暖炉の前でコスドラスに枕にされても大人しくしている灰色鳥…野宿をした時に夜空の月を眺める灰色鳥…危ない目にあった時は灰色鳥を担いで必死に逃げました…森で出会ってそのままついてきた飛べない鳴けない灰色鳥、でもコスドラスの具合が悪くなってからはいつも心配そうに彼の側にいた不思議な鳥…。
ドナトス修道士は灰色鳥に優しく話しかけました。
「これから先は何があるかわからない。危険なことがあるかもしれない。でもお前はずっと私とコスドラスの仲間だった。一緒に来るか、王立修道院で暮らすか、自分で決めなさい。どちらを選択しても私はお前を守るよ。約束する」
灰色鳥はドナトス修道士に向かって一所懸命、首を振り羽根を動かしました。ドナトス修道士は微笑みました。
「わかった、一緒に行こう。約束は必ず守るから安心しなさい」
ドナトス修道士の腕の中からコスドラスが声をかけます。
「良かったな、一緒に行けるぞ」
灰色鳥は理解したのか、ドナトス修道士の周りを嬉しそうにとことこと歩き回ります。
そんな2人と1羽をフィアクル修道士は不思議そうに眺めていました。
馬車から降りてホノリウス5世と話していた男性が、こちらに近づいてきました。赤ら顔で年配ですが、がっちりとした体格です。貴族のお供のような服装ですが、恐らく教皇の侍従でしょう。何やら不機嫌そうではありますが、ドナトス修道士とフィアクル修道士には丁寧に聖職者同士の挨拶をしました。
「道が悪い箇所があり、少し回り道をしていたので時間に遅れてしまい申し訳ない。すぐに出発準備に取り掛かります」
荷物などは大してありませんが、コスドラスの治療のための薬や薬草を入れた箱などを馬車に積み込む必要があります。
フィアクル修道士が馬車の御者と運んで作業をしている間に、ドナトス修道士がホノリウス5世に灰色鳥の同行の許可を求めたところ、あっさり了承してくれました。
「あの珍しい鳥には私も興味がある。宮殿の庭は広いし悪いようにはせんよ」
とりあえず灰色鳥に危険はなさそうで、ドナトス修道士は安心しました。
荷物の積み込みも終わり、いよいよ出発です。侍従が灰色鳥を抱え上げて前の馬車に乗り込み、ホノリウス5世が後ろの馬車に乗り込みます。ドナトス修道士もフィアクル修道士に別れの挨拶をしてから前の馬車に乗ろうと近づいたところ、ホノリウス5世に車内から声をかけられました。
「ドナトス修道士、こちらへ。君は私と同じ馬車だ」
それは穏やかな口調でしたが、はっきりとした命令でした。
「ドナトス、緊張するな。奴が喜ぶように知っている事は何でも喋ってやれ」
小声でコスドラスが元気づけてくれます。
ドナトス修道士は深く呼吸をして覚悟を決めると、つとめてしっかりとした歩調でコスドラスを抱えて馬車に乗り込みました。
こうして2台の馬車は、フィアクル修道士に見送られて「教皇の国」へ向かって出発しました。
さすが教皇の為に仕立てた馬車です、車内は広く乗り心地も良くこれなら長時間乗っても疲れないでしょう。
コスドラスを膝に乗せたドナトス修道士の向かいに座るホノリウス5世はゆったり落ち着いてみえましたが、突然くすくす笑い出しました。
「そういえば、以前ヨハンナが若い聖職者である君に不真面目な事を言ってからかったそうだな。申し訳なかった。私から謝罪しておくよ」
「ヨハンナ…?」
しばらく考えたドナトス修道士は思い出しました。
「湖の近くの教会で話しかけてきた女性の方ですね。ええと…その…非常に親しいお知り合いだと…」
赤面しながら返事に困っているとホノリウス5世は更に愉快そうな表情になりました。
「自分が私の愛人のような事を言ったんだろう?年は離れているが、彼女は私の母親違いの妹だ。父が再婚した女性との間に産まれた娘なんだが、ああ見えてお堅い家柄の貴族の妻だ。それなのに病身の夫の快癒祈願と称してあちこちの教会に気ままに出歩いて、時々巡行中の私の元に押しかけては愛人のふりをして周囲を困惑させている。聖職者をからかうのが趣味なのか迷惑な身内だよ」
そう言いながら、ホノリウス5世は楽しそうです。彼女は「彼は敵が多い」と心配そうに話していましたし、兄妹仲は良いのだろうなとドナトス修道士が考えていると膝の上のコスドラスがもぞもぞ動いて布から顔を出しました。
「ホノリウス5世。手にはめている派手な皮手袋は代々教皇に受け継がれている品か?」
妙な事を尋ねるコスドラスにドナトス修道士は焦りましたが、ホノリウス5世は平気な顔で両手を持ち上げます。
「これか?受け継ぐというほどの格式は無いが、何代か前から教皇が国外に出る時などに使っていた品だ。私は今のような、教皇の指輪を見せる訳にいかない貴族の服装の時に重宝している。なんだ?以前見た事があるのか?」
「まだ俺が生首じゃなかった頃にな。教会の大きな行事に当時の教皇が出席してその手袋をはめた両手をひらひらさせて周囲に挨拶していたよ。模様が独特できらきら光っていたので覚えていた」
「ほお。どの教皇かな」
「さあ?名前は忘れた。だがおかげで湖であんたに会った時にお偉い聖職者様だろうという見当はついたよ。まさか同じ位とは思わなかったがね」
ホノリウス5世はじっとコスドラスを見つめました。
「私もあの時そなたに気がついたよ、コスドラス…さてドナトス修道士、どのよう状況でコスドラスと出会ったのか、そしてその後に起こった事を詳しく教えてもらおうか」
いきなり話題が変わったのでドナトス修道士は一瞬言葉に詰まりましたが、何とか落ち着いて小さな村の荒れた教会でコスドラスと出会ってからの出来事や彼の不思議な能力について語りました。
その間、コスドラスは口も挟まずに目を閉じてじっとしていました。
「ひとりで動き回ったり光ったりか…あとフィアクルが話していたが、コスドラスは天使を呼べるそうだな。だが彼以外の人間の前には決して出現しないと。そうなのか?」
「はい、私も姿を見たことはありません」
「君たちが滞在した商家の厨房で天使がパンを焼いたという目撃談の件は?あの辺一体で騒ぎになっていて近くの修道院が奇蹟かどうか証言を記録して調査しているが」
「あれは、私も後で聞きましたがコスドラスは眩しく光って見せただけだそうです。天使の姿は、寝ぼけ眼で目撃した女性が興奮して決めつけたのだろうと。ただ天使が大量のパンを焼いたのは本当だと思います。確かにコスドラスでは無理な作業ですから」
「そうか良くわかった。だが、しばらく逃げ回って隠れていたが結局捕まったという程度で、首を切られた理由や本名などの詳しい出自などは君にも一切教えていないという事か。せいぜい妻子はいなかったというぐらいで」
「はい。最初は彼のためにも知る必要があると思いましたが、どうしても話したくないならそこは自由だと無理には聞きませんでした」
「なるほど。君は思い遣りの心があるな」
ホノリウス5世の視線が急に鋭くなりました。
「コスドラス。今ここでそなたの本当の名前を私に告げる気はないか?」
「ないね」
コスドラスは目を閉じたまま即答しました。
ホノリウス5世は座席に背中を預け、ドナトス修道士は教皇の周囲が薄暗い影に覆われたような気がしました…ただの錯覚でしょうか?
「少し昔話をしよう」
ホノリウス5世はゆっくりと穏やかな声で話し始めました。
「私は何人かの部下に命じて生首の事を調べてみた。
なにしろ何十年も昔の事だし、ドナトス修道士の旅の経路を辿って生首が見つかった教会の見当はつけられたが、あの一帯は幾度も大きな戦に巻き込まれ、街や教会も全て焼け落ちて昔の事を覚えている人間も記録も消滅してしまった。しかし何とか古い記録の断片は見つかったよ。
当時、あの近辺のとある領地を治めていた領主には3人の息子がいた。
3番目の末息子は怠け者の陽気な遊び人だった。金髪のなかなかの美青年で、口も態度も悪いが周囲の人間にも領民たちにも好かれていた。
そして、実は彼には不思議な力があった」
コスドラスが目を開きました。
「どういうやり方をしていたのかは不明だが、幼い頃から発揮されていたらしい彼の力は、主に癒しだったようだ。病人を癒し、怪我を治し、人間だけではなく動物の怪我も治してやり、干ばつで領民が困っていた時は天に祈って雨を降らせた…まあこの辺は少々怪しいがね。
領民たちは彼を慕い、徐々に彼は大勢の人間から聖人扱いをされ始めた。本人はどうも迷惑がっていたようだが。
そしてその頃に彼が何かのきっかけで裕福な人物に癒しをしたらしい。
領地内の人間ではなかったようだがそこは分からなかった。
癒しなどの報酬をそれまで一切受け取っていなかったが、その時に限って末息子への礼として何枚もの金貨が使者により領主の館に届けられた。
その大金が彼の運命を狂わせた。
不作続きで借金で苦労していた父親も、兄弟も、親族一同も、金に目がくらんだ。
どうやら末息子は本物の聖人らしい。
そして聖人が起こす癒しの奇蹟は上手くやれば金になるようだ…とな。
連中は更に恐ろしい事を考えるようになった。
聖人は一人だけしか存在できないが、死んだ聖人の体を骨に加工してばらばらにすれば大量の聖遺物を作れると。君も知っていると思うが、嘆かわしい事に聖遺物は大変な高額で取引される品でもある。
ほんの小さな指先の骨の欠片に莫大な金を出す教会と信者は今も昔も幾らでもいる」
ドナトス修道士の手がかすかに震えだしましたが、コスドラスはやはり黙っています。
出会ったばかりの頃に少しだけ聞いて、ほとんど忘れていたコスドラスの過去…死んでやろうと酒を大量に飲んだ…誰にも見つからず腐った死体になれば連中が悔しがるだろう…けれど死ねずに首を切られた…コスドラスが曖昧に誤魔化して決して口にしなかった首を切られた理由…それは…。
ホノリウス5世を見つめる顔が青ざめているのが自分でもわかります。
「この生首は生きた聖遺物だ」
ホノリウス5世はコスドラスに指を突きつけました。
「聖遺物にするために父親などの身内に首を切られ殺された名前のわからぬ聖人、しかし奇蹟によって死ぬことなく何十年も生首として生きている聖人。それがコスドラスと名乗る生首の正体だ」
ドナトス修道士は絶句しました。
(つづく)
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