第3話
「ということで聞きたいんだけでど地球に行きたい人ー」
一人を除き全員が手を挙げる。
「うんまあわかってたよ。気絶してるこれ以外は全員手を上げるのはわかっていただから…これに任せてみんなで地球行こうぜ!」
気絶している騎士の男を指す。
「いっぇえぇぇえええい!」
「よっしゃああああぁぁあぁぁあ!」
「嬉しいですね」
「ご主人の太っ腹ー!」
四人は嬉しい様ではしゃぎ回っていた。
「だけどいくつか制限をつけます」
「ブーブー嫌だー!」
カラミティが親指を下に向けて言った。
「じゃあカラミティをお留守番ね」
言われた途端に泣きそうな顔になった。
「そっそれは話が違うよマスター」
「じゃあなんていうんだ?」
「マスターごめんなさい」
「許そう。それた話を戻して私たちは地球からしたら客だだが客だからと言ってなんでもして良いわけじゃない」
「当たり前だな」
サタンがウンウンと首を上下に揺らす。
「だからまず問題を起こす行動は禁止だ。地球にも知的生命体はいるからな、でも正当防衛はありとする。相手からふっかけてきた喧嘩だったらOKだ。それ以外にも犯罪と見なされる行為も禁止、殺すのは各自の判断でだこれが守れるなら地球に行って良いぞ」
「「「「はーい」」」」
とりあえずは全員が納得する様なルールにしたので大丈夫だろう。
「よしじゃあ早速行きたい人から行ってよし。
あっそうそうもし緊急でなんか合ったら連絡しろよ手段は私の名前を呼べばいいから」
「わかりました」
「わかったー」
「おう、理解した」
「はーい」
四人は月から地球へ飛んで行った。
「いってきますを言いに行くか」
◇
さっきまでいた月の反対側そこには一本の剣と盾が置かれ隣には弓と矢筒が置かれていた。
「ただいまと言うべきなのかな?」
返事が返ってくるわけでもないのにただそう言ってしまう。
「私はこれから地球に行くそう地球に…だ」
武器の前に正座して手を合わせる。
「今でも申し訳ないと思っている。でも許してくれとは言わないそれは私の業だから」
目を閉じて二人との記憶を思い出す。
楽しかった嬉しかった喜ばしかったそんなありし日の記憶。
「なぁ二人は今笑えているかい?」
返事は返って来ない。
来ないが私にはそれで十分だ。
「私が二人に言いたかったそれだけだ、じゃあ行ってくるね。また返ってきたら土産やお話をしに来るから」
武器の方へ手を振りながらその場をさる。
「よし気持ちを切り替えて行くか!地球へ!」
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