人間
最近、子どもの病気として「発達障害」というワードが多く聞かれる。少し前までは「引きこもり、不登校」ということが大きな社会問題として言われていた。今では引きこもりや不登校は特別なことでなく、当たり前の子どもの主張とさえ考える大人が多くなっている。時代によって、子どもの教育や問題は変化している。
かつては、校内暴力、暴走族、イジメ、そんな現象が多く問題となっていた。子どものうつ病なども言われた。もっと受験戦争という言葉だって、「受験生ブルース」(1968年、もう56年も前のフォークソングという歌)というヒット曲まで生まれたくらいだ。時代の表層として子どもの教育にはいつも何かの問題が社会に現れる。しかし、発達障害という病名は、とても不思議だ。人間は若い人も年寄りも皆ある意味みんな変わっている、違っている。それを何かの一定のスケールで測ればそれとは違うレッテルが付いてしまう。日本社会の考え方の歪みが「発達障害」という単純な言葉で表されている可能性も大きい。日本の常識が世界の常識とは限らないから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます