綺麗で大きな花
娘の小学校の先生は独身の女性先生だった。母親と実家に住んでいるとのことだった。その分仕事には真面目で、こまめに学級通信を作って配布してくれていた。
その学級通信に各教科の成績の円グラフを掲載し、「綺麗で大きな花にしましょう」と書いてあった。「うっ? そりゃ無理でしょう!」と思った。全ての教科がハナマルにはならないよね。その優等生を真面目に頑張り過ぎて、後に精神を病んでしまった人も少なからず見てきた。
娘が小学校から帰宅し、いつも真面目に机に向かって勉強していたら、おじいちゃんが「勉強ばかりしてちゃダメだよ」と諭した。優等生で、高学歴だったおじいちゃんの言葉だけにハッとさせられた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます