待望の赤ちゃんが無事誕生した。

昼夜を問わず毎日、2〜3時間おきにままのオッパイそしてミルクを飲んで、元気に健やかに成長している。空腹時には全身全霊をかけ絶叫マシーンのように泣き叫んで要求する。

排泄後の処理も、着替えも、移動も、入浴も…、すべて保護者の手を借りずには生きられない新生児の赤ちゃん。でも、口を使いオッパイやミルクを飲む、飲み込むことだけは自律的行為で行う。最初の生存欲求の行動だ。この人生初の重要な仕事が、小さな命を大きく成長させていく為の命綱なのだ。その為に新生児は必死になって泣き叫んで。母親、保護者に食欲を伝える、生命維持の為に。

それが人間として生まれた新生児赤ちゃんの人生最初の大仕事なのだ母親の胎内にいた時にはへそで母親からの栄養を吸収して成長していた。この世に誕生後からは口から栄養を取り入れるように変化する。口と顎の筋力を使い鍛え、ゴックンと飲み込む力を鍛え、手足をバタバタと動かし、日々成長していく。