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 そうだ、つい最近までプレゼントをもらう側だったひとに相談してみよう。というわけではす向かいの環奈ちゃんに相談してみることにした。


 環奈ちゃんは俺のプレゼントした将棋盤と駒で、なにやら難しい顔をして棋譜並べをしている。どうやら将棋がどストライクの遊びだったらしく、毎週日曜日に公民館に通っているらしい。


 すっかり大人になった環奈ちゃんに聞いてみると、迷惑そうな顔をされた。

「とりあえずリカちゃんのおばあちゃんは悪手だと思う。頭を使うオモチャがいいと思うよ」


 なるほど。ふむふむと理解して家に帰る。光は茶の間で遊び疲れたままごめん寝をしていた。

 いやこんなちっちゃい子供に頭を使うオモチャ与えてなんとかなるんだか?


 うぬぬ、となってしまう。

 姉貴に相談してみよう。ちょうどとき子祖母ちゃんが出かけて固定電話が空いていたので、姉貴に電話してみると、わかばちゃんなら自家製将棋セットで喜ぶだろうと言われた。


「でもひかくんが難しいね……三歳の子供が欲しがるものかあ……いっそお菓子セットとかでいいんでねっか?」

 暗礁、思ったより手強いぞ。

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