応援コメント

第31話 Vs.古代魔族オロイド」への応援コメント


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     まずは、オロイドさんが下級の古代魔族であった事と、それにしては中々に強かったなという感想が第一に浮かびました。
    そして、最後の何かから無事に皆逃げられるかと緊迫した引き。
    実に面白かったです。

    さて、以降は、個人的な考察タイムとして、これまでの話と私の推論を交えてまとめてみました。

    ① ダンジョンの出現は、神々の行いではなく、古代魔族の世界征服活動の副産物。

    ② 古代魔族の存在は、神々の考えにより、当時の人々には秘匿され、その封印に関しては、マゼールさんやコワさんには知らされていなかった。

    ③ 表向きは、ダンジョンへの力の供給、実際には、古代魔族の封印術式として、各ダンジョンにマゼールさんとコワさんの身体の一部を配置し、古代魔族が手を出せない様に追加で力を加える。

    ④ 神々が、封印の結果として、ダンジョンのコントロール権も奪い、ダンジョンに溜まった魔族由来の澱んだ力を、もう一度、星の力へと循環出来る様に、スキル本を生み出し、それらをダンジョン内に、ばら撒いた。
    そうして、スキル本がこの星の人間等に行き渡るように、細工し、世界の文明の進歩を管理及び監視し、合わせて、少しずつ、人々に古代魔族と戦える力をを知らずに育める環境を作る。

    ⑤ EXスキル「混ぜるな危険!」と【壊すな危険!】とマゼールさんとコワさんの意識は、対古代魔族用の切り札。

    ある程度の文明の進歩と古代魔族に相対しても挑める勇気や信条といった心の強さを有した英雄の候補生(デニットさんやアイルさん)の様な存在が生まれた際に解放される仕組みになっていた。

    ⑥ その結果、古代魔族の封印は、弱まるのだけれど、あくまでも、それはマゼールさん達の身体のパーツの解放により、段階的に行なわれ、(その身体パーツの解放も神々がダンジョンをコントロールして行うため)力の弱い魔族から封印を抜け出す事となり、また、その性格にもよりますが、下位の魔族程、更なる強大な魔族の解放のため、考え無しのゴリ押しでデニットさん達英雄候補生を襲撃する傾向が高い。

    ⑦ 今迄の前提条件により、デニットさん達は、比較的安全に、段階的に強くなる事が出来る。

    ⑧ ここからは、推測になりますが、古代魔族の中でも特に力の強い上位者や頭の良い参謀タイプの存在は、封印の隙間から、現世に干渉し、闇の教団などの組織を結成し、虎視眈々と復活を狙っている。

    ⑨ ⑧に関しては、古代魔族の存在自体が殆ど伝わっていないが、人間や魔族の現王家等の極一部の英雄の血筋には、ひっそりと伝えられている。

    とこんな感じですかね。

    なので、私の予測としては、今後は、そういった裏の邪神教団や世界の裏から平和を守る正義の集団とかもデニットさん達に関わってきて、わちゃわちゃしながら話が進んで行くんだろうなぁとか考えています。


    作者からの返信

     コメントありがとうございます。

     いや、本当にこの①から⑧を読んでいて、今後の物語を作る参考がいっぱい詰まっているようで、非常にありがたく思います。

     特に③はいいですね。考えも思いつかなかったですが、これは非常に使えますね。①、②,④、⑤,⑥、⑦も結果的にそうですよね。実際そうなりつつありますし。⑧は近いストーリーを考えていました。

     ただ、③を中心にそれ以外を散らばめて行こうかなーと、検討しています。

     ただ、次回はもう1つ、スパイスを加えてみたいと思っております。是非お読みいただき感想を教えて頂きたいと思います。

  • 悪質な最後っ屁ナリよ。

    作者からの返信

    次回をお楽しみください。是非、その登場人物についても感想を下さるとありがたいです。