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今回は、バリーさんとズリーさんのレベルアップ回。
まだ、少しデニットさんが過保護気味では、ありますが、順調に進んでいますね。
この部分での戦士でないズリーさんの間合いについての迷い等は、現実感があって良い描写だと思います。
また、バリーさんも、思いっきり武器を振るうという性格にあった戦いが出来て楽しそうで何よりです。早く、棍棒か鈍器術のスキルが得られる事を祈っております。
また、今回ズリーさんの憧れの世話係のルリカさんの話が出ていましたが、世話役がいるという事は、おそらく、ズリーさんは商家か貴族の出なのでしょうね。
私の予想では、ズリーさんの言動や性格から高等教育は受けていても、選民思想は見えないので、商家の出だと思います。
そして今回は、スキル本のランクが上がれば、それまでの経験を無視して技術が身につくという事が分かったため、多分スキル本の使用と共に最適化された動きが無意識に出来るようになる。
ただし、あくまで動きが出来る様になるだけなので、剣術等であれば筋力、魔法であれば魔力が足りなければ、上手くは発動しない。
なので、この世界における一般的な鍛錬とは、自身の基礎能力の向上により、スキルが求める動き再現出来る様にするか、スキルによる技術を長く使える様にする方向に重きがおかれ、スキルが代行してしてくれる技術自体を高めようとする人は、少ないし、そもそもスキル本のレベルに応じたものとはいえ、ある程度、最適化された技術が与えられるので、そこから、鍛えるという事の方が難しいという、現実とは異なる法則があるとは、なかなかに深いとも思いました。
ですが、少し思いついた事があるので、書いてみますね。
これは、以前から感想に書いている達人の亜種になりますが
例えば、ガンナー(銃使い)というスキルがあるとして、拳銃を撃つという動作について考えると、
① ホルスターから銃を抜く。
② 標的に狙いをつける
③ 撃鉄を上げて、引き金を引く
という動作になると思います。
今回の話から、スキル本のランクとは、これら全ての動作に対してランクに応じた技術を与える事だと思います。
もし、これらの技術を鍛錬で鍛えようとすれば確かに膨大な時間がかかるのは、当然です。
だからこそ、マゼールさんやコワさんが凄まじいという事になりますが。
話を戻しますね。
つまり、スキルランクを鍛錬で上げるには、繰り返しになりますが、前述の①から③の動作全てが、次の段階まで達しなければならないのだと思います。
しかしながら、これら3つの動作の内一つだけ(例えば、ホルスターから銃を抜く動作だけ)なら、まだ、鍛えやすいですし、スキル自体は、Eランクでも目にも止まらぬ早さで銃を抜くというのは、相手も驚きますし、ロマンがあって面白いかなと思います。
また、銃を抜くのは早くても、照準を定める事や
射撃のモーションは遅いので、結果として、ノーコンだったり、抜いたは良いものの、発射にもたついたり、相手に銃弾を躱されるといった形で標的に当たらないといった落ちにも使えるかも知れません。
(おそらく、マゼールさんのような特殊な存在が鑑定すれば、ランクアップ条件の一部を達成しているD−のスキルとなるでしょうけど。)
最後に誤字報告です
その過程で、ズリーとバリノーは大幅に成長し、数々のスキル本と貴重なアイテムを手に入れた
ズリーとバリノーは
→ズリーとバリーは になると思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いつもありがとうございます。たしかに、ガンナーの例は非常に面白いし、それだけで1つの物語を作れそうです!是非参考にして、人物を送り込みたいと思います。
その方は敵になるか、味方になるかは分かりませんが...。
あとですが、次回から物語が大きく動き出す...予定です。そろそろマンネリ化してきましたので、アクセント的なスパイスを用意していきたいと思いますが、前後の文章の流れにそっているかなどの心配もあります。
是非次回も、ご感想を頂けるとありがたいです。よろしくお願いします。
姫騎士や女騎士は『くっころ』のリスクが発生してしまう!
あっち方面のアイテムが高額になってるんだ。
みんな考えることは同じで欲しがるものも同じってことか!
スキルの枠は3つまでだし、こういう消耗品は使えばなくなるから仕方ないか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。「くっころ」書いてみたいのですが...。ノクターンじゃないですし、それにあの無駄に多い喘ぎ声とか苦手なんですよね。でも、戦争奴隷で美人な姫騎士って=「くっころ」ですよね。