そこで冷静になっちゃいかん…
自覚があるのめちゃくちゃ辛いですね、いっそ自分も狂信してしまえるものがあれば良かった。
一方的な虐殺はもうなんというか、4つの時代の話がせめての希望というか。
時代の中の命というタイトルが素晴らしいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
自分まで狂気に生きてしまったら終わりだという
自覚もあるのかもしれません。
今はただ未来に明るいものがあると信じて、
待っているかも分からないもののために
喘ぎ苦しみ続けるしかない。
それが答えを知らない、今の時代の中の命なのでしょう。
追伸:冷静になってはいけない。でもなってしまう。そんな愛おしい人柄なんです。
辺理可付加
カーディナルの言葉に私まで士気がぶち上がりました。
子孫のために戦う。
自分達がその平和な時代を作るなんて言われたら……。
戦いって物理だけでなく精神面でも重要だとこの物語を読んで再確認しています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そう言っていただけると、私も考えた甲斐があります。
さくらさまは母親でもあられますから、
よりこういう話は来るものがあるかもしれません。
戦いって、精神だけで勝つことはもちろんできませんが、
精神が伴わないゆえに負けることは多々あるのですよね。
そして本作自体が、SFミリタリーよりは登場人物の
精神性の話であると伝えていけたらな、と思います。
あ、シルビアの変態性を語りたいのではなく。
辺理可付加
後世の為に、自分達が生命を掛けて、戦争を終わらせよう。
戦場に向かう者たちに対して、それは確かに「呪い」ですね。
その先に待つのは死であっても、後世に平和な世を齎す為に⋯⋯心地良い言葉で、全体の士気を上げる。
指揮官たるもの、決して表には出してはならないけれど、心が張り裂けそうなほど、鬩ぎ合ったりするのでしょう。
そして、いよいよ、シルビア達も動き出しましたね。
お互い、できるだけ多くが生き残って欲しいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
逆に『西部戦線異常なし』なんかは小競り合いで
多少兵士が死んだ程度、本部には『異常なし』と
報告されてしまう、という冷酷な話でしたが。
実際問題、上に立つ人間にはそれくらいのマインドが
なければいけないのでしょう。でなければいかに
仕方なく大義もあれど、他人の命で戦争できない。
そこを真っ直ぐ見据えてしまったジャンカルラは。
対するシルビアも、全体とは言わずとも率いる立ち場。
それぞれの運命はいかに。
辺理可付加