第15話 想定外

店の方は安定していた。細々とそれなりには出来ていた。


店でも外でも僕らは変わらない。

でも最近は、結月と話すより希咲と話す方が多くなってる。


触れる回数も。行為には至らずとも増えていた。



僕はある日の閉店後、全員帰ったあと結月だけ残して店の鍵を閉めた。


「結月」

僕は前触れもなく結月にキスした。

そのまま結月の手を僕の服の中に入れて直接触らせた。

すると、結月から舌を絡めてきて、僕の先端を摘んできた。


完全に飛んだ。


「ぁあっ!……」


結月の目は笑っていた。


そのうち両方を刺激し始めて僕は結月の腰に手を当てるだけで精一杯になってた。


そして、耳元で

「イきなさい」と囁かれると


僕は体を大きく震わせて果てた。


結月は綺麗にしてくれてその後まだそのままの状態が続いたので繋がった。



終わった後、僕は改めて思った。


「こいつしかいない」と。

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