第7話 『卒業』

結月とも順調に進んで、

無事『卒業式』を終えた。


その日は店を閉めて、卒業式終わりの結月を学校まで迎えに行って、そのまま温泉ホテルへ泊まりに行った。


結月の御両親からは許可を得てた。


その晩、初めて聞いた。

「お前、誰かとしたことあるか?」

「ない。」

「嘘じゃねーな?」

「うん。」


「大丈夫。(お前には)優しくしてやるから。」


と言いつつ、抑えきれず激しく抱いた。


結月も、なんだかんだ求めてきたので、飽きるまで求めあった。



『愛情』 は結月。

『深さ』は希咲。


――――――――――――。


希咲はあれっきり抱いてない。

手も出してない。


でも変わらずそばで座っててくれる。

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