第3話 軌道に乗る
店の方は、結月が来てからやりやすくなった。
従業員と強制的にコミュニケーションを取るようにされて色んなお願いや話がしやすくなった。
でも、根っからの話し下手で陰キャ。
だから店を閉めた後は放心状態。そうなると僕は結月の補給に走る。
「結月…」
僕が結月に抱きつくと、
「お疲れ様。頑張ったね」って褒めてくれる。
結月も結月でそうされると安心する。
「ゆづもお疲れ様でした。いい子いい子。」
僕は結月が可愛くて可愛くて仕方なかった。
しっかりした口調ではあるが少し童顔。
そのギャップがまたたまらなかった。
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