第21話幼女性愛者達

私が部屋に入ると既に同志達が席に着いていた。

「待たせてしまったなすまない」

「いえ、まだ開始5分前です」 

同志の一人が答える、さすが我が同志にして紳士常に時間に余裕を持って行動している。

「全員居るようなので始めようか、女子の結婚年齢の引き下げはどうなった?」

「シン様……恐れながら否決されました」

「何だと!?」

「十三歳からの結婚案に対し、教会の猛反対を受け否決されました」

何と言う事だ!十歳が壁だと思っていたがまさか十三歳で否決されるとは!?

「聖女アナ・ホールが動いたようです」

「聖女め!そう言えばプソー国の幼女娼婦合法化はどうなっている?」

ロフ・コルト議長は金の亡者、ワイロも沢山渡した、十歳の娼婦ぐらい可能なはず。

「議長を始め!議員達はこれからプソーを再生させると欲望を叶える街から夢のレジャー国に変えると…ワイロを送り返してきました!」

「は?」

「慰霊祭の聖女の祈る姿に心を打たれたとか、議長や議員だけでなく、慰霊祭で聖女の姿を観たものは全て何かしらの心変わりをしてるらしく…」

なるほど慰霊祭の参加者は聖女による精神汚染を受けたと言うことか…

「聖女には消えてもらう」

私の発言に同志達は青ざめる。

「加護持ちの聖女に呪殺は効きませんし、聖騎士の護衛もいます…」

「やって見せよう!呪具をもってこい!」

私は部下に命じて、奇妙な人形の呪具をもって越させる。

「触媒として聖女の陰毛が既に入っている!あとはこの杭を打ち込むだけだ!!」

聖女め、定期的にパイパンにしてるのが仇となったな!!

聖女の部屋のゴミ箱から採取させた陰毛だ、間違いなく本人の物だ。

「お待ち下さい!呪詛返しされたらどうするのです!?」

「私は死なんよ!」

同志の忠告を無視して呪具に杭を打ち込む!

「……ふん、呪殺は効かないようだな…」

私の額から血が吹き出したのだ、これが神の加護だと?

『あれ……穴あいてるよな…』

『シン様なんで呪詛返し喰らって生きてるの?』

『あの人も血は赤いのか……』

同志達は心配してるようだな。 

「私は銀髪赤眼の幼女と結婚するまで死なんよ」

「おお……」

「これが意識の力!!」

『突然の性癖展開恐れ入る…』

同士達を勇気付ける事はできたが、呪殺は効かない直接刺客を送るしかないか。

「誰か聖女暗殺に名乗りを上げるものはいないか?」

「恐れながら……アン様をお使いになられては?」

同志の人が私の部下のアンを推薦してきた。

「アンで性欲を発散させたい者もいるのでは?」

「聖女抹殺が最優先です!」

「十三歳以下の奴隷を探してみます!」

「百二十歳のロリエルフで我慢します!」

「ロリババア抱くとか?本当にペドフィリアか?」

皆の意識は固いようだな、アンに暗殺を指示しよう。

私は彼女の部屋に行く、接待プレイ中らしいが構わず入る。

「おじ様?アンのお手々気持ち良いですかぁ?」

部屋の中では黒髪の美幼女が、小太りの男のホールに手を突っ込んで前立腺開発をしていた。

「あはぁ!シン様遊びに来てくれたんですか?」

彼女は私を見ると満面の笑みを向けてきた。

「アン、仕事の話があるプレイが終わったら私の部屋に来なさい」

「はあぃ」

甘い声で返事をする、これで本物の幼女なら妾にしても良いのだがな…

アン・ガール見た目は黒髪のロングの美幼女だが、本名ピエール・タートルという殺人鬼だ。

私が捉え、開発中の幼女化薬で幼女にした、幼女化したあとは私自らが調教し手懐けた。

元男の幼女と言うのも最初は面白かったが、メス落ちした今となっては興味がなくなり、同志達に相手をさせている。

元男だけあり、竿の扱いと前立腺開発には定評がある。

志の低い同志は彼女で満足しまっている、いつか彼らにも本物の幼女を与えたいところだ。


「シン様ー!エッチしようよ!」

ノックもせず部屋に入るなり、エッチをねだってきた。

下手に注意すると長くなるので、私はスルーして用件を伝える事にする。

「アン・ガールよ、聖女アナ・ホールの暗殺を命じる」

「えっ、私…もう女に興味が無いんだけど…」

かつては女性ばかり殺して来た殺人鬼も、メス落ちの影響で男にしか興味がない。

「興味が無くても仕事だからな…それにアレクサンドリアという、美形女装メイドがいるからそいつは玩具していいぞ!」

「美形の女装男子でメイド!?やるやる!!」

取り敢えず興味は引けたようだ。

「サポートに竿の大きい部下を付けよう、あとは任せるから好きにやれ…」

アンは元男の癖にデカイ竿が好きだという、調教が効きすぎたようだ。

「しかし……聖女殺しとか?神とか恐れないの?」

「当たり前だ!」

「なんで?」

「俺が神より金を持ってるからだ!金は力!力は金だ!」

「私が言うのも何だけど……シン様もかなりぶっとんでるね……」









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