第11話旅立ち

「アナ様……申し上げたい事があります」

次の日の朝レイナから話しかけられた。

「何です?」

「すいません!昨日我慢できず聖根をアレクさんに入れてしまいした!!」

ん?聖根を入れた?アレクさんを掘ったの?

「きちんと本人の了承は得たのですか?」

「多少強引に迫りましたが……合意の上です…」

多少ねぇ……レイナがアレクさんに好意を抱いていたのは知っていたけど強引にいくとはね。

聖根を渡したのは私のは私のミスでした。

「それで今後どうするのです?」

「付き合う事になりました…」

レイナは顔を赤らめ言う、良いですね、私も彼氏欲しいですよ。

「任期中はちゃんと避妊して下さいね、途中で護衛が変わるとか嫌なので…」

「はっ、はい、アレクさんからも生は我慢して下さいと言われてます!」

避妊具をつけると女性側の快感も減少する、だから今日は大丈夫だから!生でしようとする者が現れる。

これは間違いであり、人間の排卵を完全予測するのは無理なのです。

「アレクさんのホールの経過観察は未だ必要なので続けます、恋人の大事な所を女に見られるのに思うところがあるかもしれませんが、医療行為のような物なのでね?」

「それはアレクさんも言ってました!アナ様が居なければ男に掘られたせいで死んでいたと!」

「それなら良いです」

「経過観察は私も立ち会っても良いしようか?」 

何言ってるの?二人プレイの時見ればいいじゃない?

「自分でも変だと思うのですが……アナ様と彼の穴を見ていると興奮するのです…」

「そっ、そうですか……アレクさんが同意があれば私は構いません……」

可笑しいレイナはこんな娘では無かった、どうしてこうなった?


その日の夜レイナさん同席の元アレクさんのホールチェックをすることにした。

「レイナ手を見せて下さい」

「はい」

「ちゃんと爪を切ってありますね、爪が長いと腸内を傷つけてしまいますからね……アレクさん御尻の準備はできてますか?」

ホールチェック前にはお湯で腸内を洗浄してもらっている、前世のシャワー浣の代わりです。

シャワー浣とはシャワーヘッドを外して、ホースの温水で腸内を洗浄する方法です。

前世では中途半端な知識で、便秘用の薬剤で浣腸してるフレ居ましたけど、刺激が強すぎて体にダメージがあるんですよ。

「それでは下を抜いで、四つん這いになって下さい」

アレクさんは寝間着のズボンを脱ぐ、女の物のショーツの上からくっきりと竿の形が確認できる。

女装の完成度高過ぎですね、股間を見ないと男だと認識できません。

「良いですね、隙間が減ってきました」

彼のホールの隙間が狭まった、強制二本刺しとかかなり危険なプレイを強要されたため以前はガバガバだった。

「これなら寝る時もプラグは必要無いでしょう」

睡眠中便を漏らすと不味いのでプラグで栓をしていましたが、もう安心ですね。

「しかし、タテワレを無くすには何年もホールを封印しなければなりませんよ」

「私はタテワレの方がドスケベで良いと……」

レイナが何か言った気がしますが、私は聞かなかった事にした。

信じて聖女の護衛に出した女聖騎士が、男のケツ穴見て、タテワレはドスケベで良いですと言い出す訳はありません。

いけませんね、連日の奉仕作業で疲れているのでしょう、幻聴を聴くとは……

「この分なら経過観察は月一で良いでしょう、ズボンを履いて良いですよ」

「アナ様、ありがとうございます」

観られて興奮したのか、アレクさんは頬を赤らめている、私だけの時はこんな反応ではなかった。

恋人となったレイナに見られて欲情したのでしょうか?

「二人共御尻でするなとは言いません、ですがお二人は男女のカップルです、なるべく普通にレイナの前のホールですることをお勧めします」

「えっ」

「レイナ……一度ホールが壊れると魔法でも医術でも修復出来ないてすよ……気持ちはわかりますが御尻で遊ぶのは月一程度にして下さい…勿論レイナが御尻で受ける時も……」

私はかつての過ちから学んだ忠告を二人にした。



数日後ソロプレイ村の仕事を終え、次の赴任先に出発しました、穴掘りだけでなく聖女らしい仕事も出来て良かったです。

『まさか……エリック君に告白されるとは…』

旅達の前日、エリックくんから想いを告げられた危なかった、聖女の精神力が無ければ納屋で即尺

ペロペロして押し倒していました。

任期中で無ければと悔やまれてなりませんが、十五歳の精力の高い少年を一年以上も待たせる事など可愛そうです。

私は彼を優しく諭…別れを告げました、きっと命を救われた事で感謝と好意の違いが混じり合って勘違いしているのでしょう。

さて次の土地で人々の為に働こう!
















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