第8話淫夢
次の日、私達はそれぞれ復興支援を始めたら、マキシマムさんは村の男達と力仕事を、私とアレク、レイナは炊き出しのシチューを作っています。
「本来なら私も力仕事をするべきなのでしょうが…」
「表向きは男性は1名となっていますからね」
レイナさんに私はそう答えた、アレクさんは元軍人なので力仕事も得意なのですが、今はメイドなので調理をやってもらっていた。
「それにしてもアレクさんは料理上手ですよね」
「これでも軍隊時調理などの人の営みに関わることはやらされました……それに携帯食が酷かったので、ゆとりがある時は美味しく作ろうと頑張りましたね」
私も携帯食食べたことがありますが、控えめに言って乾パンは食べられる石、何時迄も噛み切れない干し肉、これでは兵士の士気も下がりますね。
炊き出しのシチューが出来上がると既に行列ができていました。
告知してあったとは言え想定以上です、思ったより戦争の傷は深いようですね。
「充分な量があるので順番に並んで下さい」
レイナが村人を誘導する、私とアレクさんでシチューを皿に盛って手渡していく。
鍋はあっという間に空になった。
私は久しぶりの聖女らしい仕事に充実と幸せを感じていた。
私達は仕事を終えると宿舎でお茶をしていた。
「アレクさん何かありましたか?」
一緒にお茶を飲んでいたアレクさんが何やら浮かない顔をしていました。
「アナ様……やはり胸に何か詰めたほうが良いのてしょか?」
「アレクさんは今の路線でいきましょう、心無い者たちは私が分からせますから!」
アレクさんはスレンダー美人だから良いですよ、ここの村人はそこの所をわかってないのです。
「お休みの所失礼します、村長のタマスですが聖女様はおられますか?」
村長が訪ねてきた、何のようでしょうか?
「ちょうど良いですね…まず村長さんに指の二本も入れたら分かってくださいますかね?」
「私が用件を聞いてきますから、アナ様も直ぐに入れようとしないでください!」
レイナは慌てた様子で村長さん要件を聞きにいった。
直ぐに入れようとする?可笑しいですね私は何時も充分にホールをほぐしてから入れているのに?
「村民に夢魔が取り憑いた様なので見て欲しいと……」
夢魔……私は直ぐに村長を呼ぶように指示する、本当に夢魔に取り憑かれてるなら数日で骨と皮になって死ぬ。
「夢魔が取り憑いたと聞きましたが?状況は?」
「はい、昨日からエリックという十五歳の若者が悪夢にうなされて目覚めないのです…」
「病気の可能性は?」
「エリックは持病もなく若い、それに同居の両親は異常がありません……病気の可能性は低いかと……それとマジュウセンパイと意味の分からないことを言っていました…」
「マジュウセンパイですって!?」
私は思わず声をあげた、その名に覚えがあったからだ。
私は好みじゃなかったので利用しなかったのだが、マジュウセンパイとは前世で悪い意味で有名な俳優だった。
主に後輩キャラを犯す鬼畜キャラ、それがマジュウセンパイだった。
キャラが濃すぎで俳優の芸名は殆ど忘れられていて、何を演じてもマジュウセンパイとユーザーからは呼ばれていた。
マジュウセンパイの異世界転生?しかも淫魔に?とにかく嫌な予感がする。
「直ぐに向かいましょう、レイナとアレクさんもついてきて下さい
私達は村長さんの案内でエリックさんの家に辿り着く。
彼の両親に部屋に案内される、エリックさんはベットでうなされて脂汗をかいている。
「危険ですので御両親は部屋から離れて下さい」
私は彼の両親を退室させると、彼の手を握り魔力を流してみた。
すると彼の体が突然飛び上がった、掛けられていた布と共に私自身も吹っ飛ばされ、尻もちをつく。
「聖女様大丈夫ですか!?」
レイナが駆け寄り手を差し伸べてくる、私は彼女の手を掴み立ちあがる。
「ありがとうレイナ…大丈夫です」
魔力を弾かれた、何かしら憑いているのは間違いない。
「うう……センパイ……不味いですよ……」
エリックさんがセンパイと言う、とにかく直ぐに助けなければ!
私はエリックさんのズボンに手をかける。
「聖女様何を?まさか!?」
レイナが青ざめている、言おうとしてることはわかります。
「命あっての性癖です!仕方ないのです!」
私はズボンとパンツを脱がす。
『皮装備の竿……可愛いですね…』
一瞬彼の若い竿に気を取られる、私も女なので竿に目が行くこともある。
いけない!竿よりもホールを確認しないと私は彼の穴を確認する。
「ホールローズ……」
私は絶句した、彼の穴はタレワレのその先……穴薔薇と言われる状態に達していた。
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