第二章 「ナヴァタ城下都市」

第二章1話 「和と洋が入り混じる国」

 ナヴァタ城下都市は、大きな城が建っているにもかかわらず、周りにはビル、マンション、アパートなどが沢山建っている。勿論、スーパーマーケットや文房具店、ゲームセンターやスポーツ用品店などもある。そして城には、ナヴァタ城下都市の国王とその使いの人などが住んでいる。


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「いやー結構時間がかかりましたが着きましたね!」


「おもとったより時間かかったな。1日で着くと思ったけど、2日かかってもた」


 1日で着くと思ったゲンジは言うが、ルミナス王国にあるフラワーズの拠点である酒場からナヴァタ城下都市までは1800km離れている。ちなみに、2人は冒険をするためにわざわざ走ってきたが、電動キックボードを使えばいいし、なんならワープポイントを使えば一瞬で来ることができる。道中でドラゴンである、グラトニー(ペット)を拾えたことはいいことだが。


「ほんならまず、うちんちに行こか」


「うちんち?」


 「うちんち」という聞き慣れない言葉を聞き、ノムキネは首を傾げる。


「ああ、ナヴァタ弁でうちの家って言うことや」


「そういえばゲンジくんの親に挨拶しに来るのが目的でしたね」


「そうやで。ほんなら行こか」


「グオォォッォォォォォッ」


 ゲンジの言葉にグラトニーが応える。何を言ってるかは分からないが。そうして2人と1匹はゲンジの親に会いに行った。





 

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フラワーズ所属、生まれた時から「最強」です! 成瀬くま @kumatyann

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